なまめく美人三姉妹 レオタードの誘惑

「せ、先輩! な、何を!?」

「このままじゃ前に進めないって言ったのは、あんただよね!?」

「そ、それはそうですけど、あひっ!」

あっという間にズボンをブリーフごと下ろされ、ペニスがぽろんと飛びだす。

慌てて股間を隠そうとした刹那、ひと足早く、細長い指先が男根に絡みついていた。

「何よ! こんなモノ!!」

「あふうぅぅぅっ」

シュッシュッと上下にしごかれ、甘美な電流が脊髄を駆け抜ける。

牡茎は自分の意思とは無関係に、グングンと鎌首をもたげていった。

「男なんて、いつもそう! おチンチン、すぐにおっ勃てて!」

「いや、それは……くうっ」

友梨香は指先を亀頭に戯れさせ、包皮を剥き下ろしていく。

「あいつも、最初は皮かむりだったんだよ。私のおかげで、逞しくなったのに……」

「ぼ、僕は、浩介さんじゃないです」

「ちょっと! どうして、あいつの名前を知ってるのよ!?」

「あ、だってロッジで、僕のことをそう呼んだじゃないですかぁ」

初対面のとき、友梨香は泥酔状態だった。

自分の言ったことを、まるで覚えていないようだ。

禁句が怒りに火をつけたのか、肉幹を力いっぱい握りこみ、ことさら激しくこすりあげてきた。

「あううっ!」

「喘ぎ声もそっくりだわ。悔しい! 私に、こんなことまでさせておいて!!」

友梨香が腰を落とし、ペニスに唇を寄せてくる。

隆々と反り勃った逸物が咥えこまれた瞬間、卓郎は心の中で(あっ!)という声をあげていた。

澪に対しては、並々ならぬ想いを寄せている。

今は、彼女以外の異性と交際したいとは少しも思わない。

にもかかわらず、勃起が友梨香の口に含まれると、卓郎は背筋をブルッと震わせた。

(あ、あああああっ!)

拒否しなければとはわかっていても、声がまったく出てこない。

生まれて初めてのフェラチオは、童貞少年にそれほど大きな衝撃を与えていた。

ヌメヌメとした口の中は、やたら熱く、口腔粘膜は蕩けそうなほど柔らかかった。

ねっとりとした舌と唾液が絡みつくたびに、肉柱の芯がジンジンと疼く。

ちゅぷっ、ちゅぱっ、じゅるるっ。

友梨香は淫靡な音を立て、亀頭の先端を飴玉のようにしゃぶりたてた。

捲れあがった唇は唾液で濡れ、ビロードのような輝きを放っている。

不浄な部分を舐め溶かすような口戯に、深奥部から凄まじい昂奮が巻き起こった。

(あぁ、す、すごい、すごいよ。おチンチンが気持ちよすぎて、頭が変になっちゃいそうだ)

杏奈の奉仕も心地よかったが、ペニス全体をしっぽりと包みこむ口内の感触はあまりにも次元が違いすぎる。

卓郎は眉尻をすっかり下げ、虚ろな視線を宙に舞わせた。

「あいつ、ここの雁首のところを舐められるのが好きだったわ。先っぽを刺激すると、腰をプルプルと引き攣らせるの」

「はふっ!」

がっちりとえらの張った肉傘を、舌先がツツッとなぞりあげる。

友梨香は敏感な鈴口を刷毛で払うように舐めたあと、唇を窄め、大量の唾液を宝冠部に滴らせた。

「最初は私の為すがままだったのに、そのうちにあれをしてくれ、これをしてくれって言いだして、こんなことまでさせられたんだから」

「あああっ」

肉根が口の中に埋没し、奥にズズッと引きこまれる。

まるで手品を見ているように、ペニスは根元まで姿を消し、友梨香は眉間に無数の縦皺を刻んだ。

喉がキュッと絞められ、先端部が喉奥でやんわりと揉みこまれる。

初めてのフェラチオで、まさかディープスロートを体験することになろうとは。

美形の容貌がゆったりと引きあげられると、肉胴にはとろみがかった唾液がべったりとまとわりつき、妖しいまでにぬらついていた。

心臓が暴れ、息継ぎがうまくできない。

ただ肩で喘ぎつづけるなか、美少女の口戯はさらに苛烈さを極めていった。

「フェラしながらキンタマをさすると、すごく気持ちいいって言ってたわ。精液だって飲んであげたし、顔にもかけさせてあげたのに」

「はひっ! はひっ!」

睾丸を手のひらで優しく転がされ、下腹部が浮遊感に包まれる。

(た、玉まで触ってくれるなんて。確かに……気持ちがいいよぉ)

それにしても、友梨香はこれまでいったい何人の男とつき合ってきたのだろう。

話を聞いた限りでは、元彼が初体験の相手とは考えられない。

精液を飲んだり、顔面シャワーまで経験しているとは、まるでアダルトビデオの世界ではないか。

頭の片隅で思った瞬間、睾丸のひとつが温かい口の中にすっぽりと呑みこまれた。

(あっ!?)

じりっじりっと舌先で玉の表面を舐られ、軽く吸引されるたびに、臀部の筋肉が引き攣りを見せる。

「はうぅぅぅぅぅぅぅっ!」

魂が吸い取られるような、この身が急速度で奈落の底に落ちていくような不可思議な感覚に、卓郎は高らかな雄叫びをあげた。

友梨香は唾液にまみれた睾丸を吐きだし、もう片方の肉玉に同様の手順を踏む。そして上目遣いにこちらの様子を探りながら、裏筋に舌先をチロチロと這わせていった。

「気持ちいい?」

「き、き、き、気持ちいいです」

「最後までつき合ってもらうわよ」

「は、はい?」

「あいつのことを、早く忘れたいの!」

彼女の放った言葉が、脳裏でリフレインする。

(さ、最後までって、どういう意味なんだよぉ。ま、まさか……)

心臓をドキンとさせた直後、友梨香はペニスをキュッと握りこんだ。