「ふふっ、顔が真剣すぎて怖いわ。もっとよく見せてあげる」
杏奈は人差し指と中指を大陰唇にあて、肉の綴じ目を左右に開いた。
(あ、ああっ、おマ○コの中がはっきりと見える!)
膣内は全体がぬかるんでおり、粘膜のフリルが折り重なるように連なっていた。
ひしめく肉塊のあいだから、粘り気のある花蜜がこんこんと滲みだしている。
「上のほうに小さな穴があるでしょ? そこがおしっこをするところよ」
言われてみれば、上部に位置する肉の垂れ幕におちょぼ口の穴がある。
複雑怪奇な女性器の造形に、卓郎はギラギラとした視線を注いだ。
膣奥のとろとろの肉襞が、あわびのようにひくついている。
(こ、ここに、チンポを……入れるんだ)
パッションフルーツのような媚臭が鼻の奥に忍びこむと、卓郎は鼻をひくつかせ、腰をブルッとわななかせた。
「あ……あ、あ」
堪えきれない情欲が、内から噴きだしてくる。
それでなくても、杏奈が現れる前から、性感は臨界点を超えていたのだ。
ペニスがドクンと脈動し、亀頭がブワッと膨れあがる。
自分の意思とは無関係に、卓郎は大量の一番搾りを噴出させていた。
「あらあら、見ているだけでイッちゃったの」
杏奈は口元に片手を添え、含み笑いを洩らす。
少年の初々しい射精シーンが、いかにも微笑ましいといった表情だ。
「やっぱり溜まっていたのね。すごい量だわ」
「ああぁぁっ」
放出は三回、四回と続き、五回を過ぎても、勢いは衰えない。
美人教師の呆れた声を聞きながら、卓郎は恍惚の射精に心酔していた。
澪、杏奈と、立てつづけに刺激的な行為を受けたことが影響しているのだろう。
全身が甘い浮遊感に包まれ、五感がジーンと痺れる。
吐精が終わりを迎えても、ペニスは勃起したまま、荒ぶる情欲はまだ収まりがつかなかった。
「すっきりした?」
抑揚のない口調で問われた瞬間、卓郎は目を血走らせ、ふっくらとした肉丘にむしゃぶりついていった。
「あ、こら! 誰がそんなことしていいって……はあぁぁぁぁぁンっ」
搾りたてのレモンのような味覚と苦味、そしてとろみの強い愛蜜が舌の上に広がる。
卓郎は陰唇をクリトリスごと口中に引きこみ、一心不乱に恥肉を舐った。
「あひっ!」
杏奈が奇声に近い悲鳴をあげ、肉厚の腰をブルッと震わせる。
「や、やめなさい。清瀬君、しょ、承知しないわよ、あ……はンっ」
頬を窄めて吸引するたびに、女教師はあからさまな反応を示す。
卓郎は指で膣口を左右に押し広げ、新鮮なレバーのような紅粘膜に舌を這わせていった。
「やっ! は、ふぅぅぅンっ」
鼻にかかった甘い喘ぎに背中を押され、舌先でレロレロと恥割れを掃き嬲る。
杏奈はやはりクリットが一番感じるのか、しこった肉実をいらうごとに、濃厚な愛液を膣穴からしとどに溢れさせた。
放出したばかりにもかかわらず、ペニスは再び熱い脈動を打っていた。
肉胴には血管が葉脈のように浮き立ち、張りつめた亀頭は早くも鬱血している。
さらに卓郎は、クンニを続けながら両手を伸ばし、豊乳をギューッと引き絞った。
4
本能の命ずるまま、豊かな乳房を揉みしだきながら、人差し指で乳頭をこねまわす。
「あ、ひいぃぃぃぃぃっ!」
杏奈は甲高い嬌声をあげ、もっちりとしたヒップをバウンドさせた。
「だめっ、だめっ、だめよぉぉっ」
じゅる、じゅるるるっと、舟状の割り開きから滴る淫汁を啜りあげ、クリトリスを思いきり吸引する。
「あ、やっ! く、くうぅぅぅぅっ」
肌を総毛立たせた女教師は全身をひくつかせたあと、身体の動きをピタリと止めた。
舌が痺れ、口の周りがだるい。
上目遣いで仰ぎ見ると、杏奈は双眸を閉じ、うっとりとした表情で顔を横に傾けていた。
(ひょっ……ひょっとして、先生をイカせちゃったのか?)
エクスタシーに達したかどうか、未熟な少年には推しはかれない。
それ以上に、猛々しい牡の昂りは、一刻も早い男女の結合を望んでいた。
血走る目が、すっかり溶け崩れた蜜口に注がれる。
ひくひくと蠢く恥肉のあわいも、男根の侵入を待ちわびているかのようだった。
愛液だらけの口元を手の甲で拭いつつ、視線が壁に立てかけていた新体操用のマットに向けられる。
卓郎は立ちあがりざま、マットを手に取り、いまだにぐったりとしている杏奈の真横に敷いた。
「せ、先生……大丈夫ですか? 椅子から転げ落ちそうですよ。危ないから、マットの上に寝てください」
肩に手を添え、グラマラスな肉体をゆっくりと起こす。
「あ……ン」
女教師は夢見心地の表情で、崩れ落ちるようにマットに横たわった。
仰臥の体勢から腰が捩られ、豊潤なヒップが向けられる。
ふっくらとした巨大な肉の丘陵、そして臀裂の下方から覗くこんもりとした恥丘に、卓郎は目を見開いた。
(ああっ、すごいお尻。おマ○コも、とろとろに蕩けて……も、もうたまらないよ)
鼻息を荒らげ、マットに両膝をつく。
官能的なカーブを描くヒップに手を添え、尻の谷間をそっと割り開く。
ぽっかりと開いた膣口に、卓郎は亀頭の先端を押しあてた。
ヌルリとした感触に背筋をゾクリとさせながら、腰を徐々に押しこんでいく。
「……あっ」
違和感を覚えたのか、杏奈は肩をピクリと震わせ、閉じていた目をうっすらと開いた。
「だ、だめよ……や、やめなさい」