なまめく美人三姉妹 レオタードの誘惑

バチンバチンと肉の打音が響き渡り、白い肌が艶めかしく波打つ。

澪は苦悶の顔つきをしていたが、微かに開けられた口の隙間から、啜り泣きに近い喘ぎ声を洩らしていた。

「いやっ! いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

切迫した感泣に魂を揺すぶられた卓郎は、絶頂への螺旋階段を一足飛びに駆けのぼった。

何とかして澪をエクスタシーに導きたかったが、自分の経験値では、ここまでが限界のようだ。

(あ、あああっ……だめだ。これ以上は、とても耐えられないよ)

突けば突くほど快感が増し、柔襞とねっとりとした潤みが男根に絡みつく。

肉のうねりが肉胴を揉みほぐすたびに、愉悦の洪水に押し流される。

やがて、欲望の白い砲弾が発射台に装填された。

「澪ちゃん、俺……もうイッちゃう。イッちゃうよ」

「うン! うン!」

麗しの美少女は言葉を発することができず、眉尻を下げながらコクコクと頷く。

強烈な極彩色が脳裏を埋め尽くした瞬間、卓郎は口をガバッと開け、喉が割れんばかりの雄叫びを轟かせた。

「イクっ! イクっぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

「あ……ン、ふぅっ」

バネ仕掛けのおもちゃのように、ガンガンと腰を打ち振り、膨張した男根を一気に引き抜く。

愛液でぬかるんだ亀頭の先端から、おびただしい量のザーメンが一直線に放たれた。

「ンっ!」

濃厚な一番搾りが澪の口元にまで跳ね飛び、二発目は首筋、三発目はふくよかな胸元を打ちつける。

「お、おおおおおおっ!」

まるでポンプに吸いあげられるかのように、卓郎は延々と吐精を繰り返した。

桜色に上気した少女の肌が、みるみる白濁に染まっていく。

澪は目を閉じ、牡の証を全身で受けとめていた。

「ああ、澪ちゃん……澪ちゃん」

頭の中が真っ白になり、意識が徐々に遠のく。

ぼやけた美少女の顔を朦朧と見つめながら、卓郎は派手な水音を立てて、湯船の中に倒れこんでいった。

雲の上をふわふわと漂っているような、心地いい感覚が全身を包みこんでいる。

夢の中の世界で、卓郎はいまだに澪と甘いひとときを過ごしていた。

優しいキスに乳首をもてあそばれ、やがてペニスをやんわりとしごかれる。

可憐な美少女はねちっこいフェラチオで男根を唾液まみれにしたあと、大股を開き、自ら腰に跨がってきた。

(あぁ、澪ちゃん。いつから、そんなにエッチになったの?)

困惑しながらも、口元は自然とにやついてしまう。

初々しい桜色の花弁が亀頭を咥えこんだ瞬間、杏奈のハスキーな声が耳朶を打ち、卓郎はようやく意識を取り戻していった。

「やだ、また勃ってるわよ」

「出したばっかりなんでしょ? まったく呆れた性欲ね」

うっすらと目を開けると、天井に続き、バスタオルを身体に巻きつけた澪の姿が目に飛びこんできた。

(ここは……前に泊まったときの和室だ。そうか……俺、風呂場でのぼせて倒れちゃったんだっけ)

どうやら自分は、布団の上に裸のまま寝かされているようだ。

新鮮な空気が素肌にまとわりついていたが、下腹部にだけはタオルがかけられ、両脇に座っている三姉妹が呆然とした視線を股間に注いでいた。

(エッチな夢を見てて、きっとチンポが勃起しちゃってるんだ。なんとしてでも鎮めないと)

寝たフリをしつつ、しばし精神統一を試みる。同時に、三姉妹の会話に耳をそばだてた。

「それにしても、卓郎君をお風呂場から運びだすの、大変だったね」

「びっくりしたわよ、澪がものすごい悲鳴をあげたときは。何事があったのかと思ったわ」

「ご……ごめんなさい」

申し訳なさそうな澪の声が聞こえたあと、姉二人が意味深な含み笑いを洩らす。

「ふふ、でもよかった。仲直りしたのね」

「そ、それは……」

顔を真っ赤にした澪の顔が目に浮かぶようだ。

さらに、友梨香がからかいの言葉を投げかけた。

「まさか風呂場でエッチしちゃうなんて、澪も大人になったのね」

「し、してないもん」

「あら、隠さなくてもいいわよ。身体に白いミルク、たくさんかかってたじゃない。あんなにすごい量、初めて見たわ。いったい、どれくらい溜めてきたのかしら」

「おチンチンはこの状態だもの。まだ出し足りないんじゃない?」

杏奈がそう告げた直後、澪が胸に縋りついてきた。

「お姉ちゃんたち! 卓郎君は私の彼氏なんだから、もう近づかないで!!」

美少女の愛情を、ひしひしと感じてしまう。

心の中で喜びをじっくりと噛みしめたものの、このときの卓郎は、事態が風雲急を告げていることにまだ気づいていなかった。

「まあまあ、落ち着いて。お姉ちゃんたちは、あなたたちのことをすごく心配してるんだから」

「……え?」

「私の元彼も、友梨香の元彼も、浮気が原因で別れたことは知ってるわよね?」

「……うん」

「男って、元来が浮気性の生き物なの。ちょっとかわいい女の子を前にすると、デレッと鼻の下を伸ばして」

「そうよ。卓郎君にしたって、明らかに女好きだもの。姉として、心配するのは当たり前だわ」

再び目を微かに開けると、澪は身を起こし、真剣な表情でウンウンと頷いている。

(いや……そこは頷くところじゃないから)

そう思っても、二人の姉と肉体関係を結んだ事実があるのでは否定できない。

「新体操部には、他にもかわいい女子部員がたくさんいるでしょ?」

「友梨香お姉ちゃん、何が言いたいの?」