なまめく美人三姉妹 レオタードの誘惑

腰を引くたびに、じゅくじゅくとした内粘膜が飛びでてくるような盛りあがりを見せる。

卓郎は歯を剥きだし、それが自分に課せられた使命のように、やみくもに腰を振っていた。

身体が灼熱の太陽と化し、大量の汗が額から滴り落ちる。

「あ、ひぃぃぃぃぃン! イッちゃう! イクぅぅぅぅぅぅぅぅンっ!!」

杏奈は口から涎を垂らし、ひと足先に絶頂への階段を駆けのぼった。

身体の動きが止まると同時に筋肉が強ばり、瘧にでもかかったかのように全身を震わせる。

股ぐらから、再び透明なゆばりが噴きこぼれた。

「あ、ああ……先生、僕も、もうイッちゃいます」

糸の切れた操り人形のように、ピクリとも動かない女教師は、微かに上下の唇を蠢かせた。

「お口に……お口にちょうだい」

「え? ホ、ホントにいいんですか!?」

アダルトビデオで初めて口内射精を目にしたとき、凄まじい昂奮にペニスが爆発するかと思った。

大人の世界の淫戯を、十五歳の自分が体験できるのだ。

うれしくないはずがなかった。

とたんに怒張が疼きはじめ、白濁の塊が噴射口になだれ込む。

「あ、も、もう我慢できません!」

最後に砲弾のような一撃を子宮口に叩きこみ、ペニスを膣から抜き取る。

杏奈は「あンっ」と、かわいい声をあげたあと、マットの上に横から倒れこみ、そのまま仰向けになった。

美人教師は両目を閉じ、口を大きく開ける。

卓郎はまなじりを決して豊満な肉体を跨ぎ、愛液まみれの肉胴を右手でしごきたてた。

(あ、あああっ、先生の顔、なんてきれいなんだ)

大人の魅力に溢れた容貌に胸を騒がせた瞬間、白魚のような右指が肉筒に伸びてくる。ハッとした卓郎が右手を勃起から離したと同時に、しなやかな指は胴体に巻きついていた。

スナップをきかせた手コキで、ペニスが軽やかにしごかれる。

しかも杏奈はマットから頭を起こし、敏感な亀頭部に吸いついてきたのだ。

「あふぅぅぅっ」

刷毛で払うように、舌先で尿道口をなぞり、唇を窄めて先端をチュッチュッと吸引する。

ねっとりとした舌が雁首をぐるりと周回すると、卓郎は口元を引き攣らせた。

歯の根が合わなくなり、虚ろな視線が宙の一点を見据える。

「あ……あ、あ、あ、で、出ちゃう、出ちゃう」

放出の瞬間を訴えるやいなや、杏奈はまたもや口を開け、指で男根を嬲り倒すかのようにスライドさせた。

絶頂感が波状的に襲いかかり、体内で生じた熱の波紋に思考が蕩ける。

脳裏に白い膜が張り、癇癪玉が下腹の奥で弾ける。

「出る……出るぅぅっ」

全身の力を解き放つと、尿道口から乳白色の塊が噴きだした。

「あ……ンっ」

一発目は口を飛び越え、鼻筋から頬を打ちつけた。

眉をピクリと震わせた杏奈は、肉棹を下に押し下げ、二発目以降の吐精を物の見事に口中へと招き入れていった。

「ああぁぁっ、ああぁぁっ」

コンデンスミルクのようなザーメンが、計ったかのように、女教師の口の中に注がれていく。

妙な罪悪感と昂奮に打ち震えながら、卓郎は淫靡な光景を朦朧とした顔つきで見下ろしていた。

白い喉が波打ち、大きなバストが緩やかに起伏する。

友梨香も精液を飲んでくれたが、これも遺伝子のなせる業なのだろうか。

(み、澪ちゃんも……飲んでくれるのかな)

射精が終焉を迎える頃、痺れる頭の中で思った卓郎は、再び肉筒にしゃぶりついてくる杏奈に目を見張った。

両目を閉じ、顔を小刻みに揺らしながら、ねっとりとした舌が亀頭に絡みつく。

「お、おおおおおおっ」

至高のお掃除フェラに、口から歓喜の雄叫びが放たれた。

女教師は根元をしごきつつ、尿管から残滓を一滴残らず搾り取るように吸いたてる。

(ま、まさか、射精したあとのチンポまで舐めてくれるなんて)

黒目をひっくり返した卓郎が、マットに横から崩れ落ちても、杏奈はペニスを咥えこんだまま離さない。

体位を入れ替えながら、ジュポジュポと汚れた肉筒を清めていった。

「あ、ああっ、せ、先生……気持ちいいです」

「ふ……ンっ」

女教師はペニスをちゅぽんと抜き取り、口元に淫蕩な笑みをたたえる。

しゃぶられつづけた男根は赤く腫れ、まるでフランクフルトのようだった。

「若い子のって、やっぱり濃いわぁ。喉に絡まって、なかなか飲みこめないもの」

杏奈は目を細めながら、捲れあがった唇を舌先でなぞりあげ、胸に顔を埋めてくる。

「……すごかったわ。まさか、こんなに何度もイカされちゃうなんて。童貞じゃなかったの?」

「い、いえ、あの、その……」

初体験の相手が、妹の友梨香だとはさすがに言えない。

卓郎がうろたえるなか、杏奈は温かい手のひらで胸板を撫でまわしてきた。

「まあいいわ。気持ちよかったことには変わりないから。元彼と別れてから、久しぶりのエッチだったし、私も昂奮しちゃった」

部活のときには決して厳しい表情を崩さない杏奈だったが、女というものは身体を合わせると、こんなに変わるものなのだろうか。

猫撫で声で、ひとまわりも年下の少年に縋りついてくる光景が信じられない。

「本当はね、あなたを新体操部に誘ったのは、ロッジの件をバラされたくなかったからなの」

卓郎は胸底で、やっぱりと思った。

杏奈は男子新体操部を作る気など、最初からまったくなかったのだ。

「誰にも言わないって、約束したじゃないですか」