ぬくぬくの柔肉が上下左右から勃起に絡みつき、うねりくねりながら肉胴を揉みこんでくるようだった。
(な、何だよ、これ。身体を動かしてないのに、おマ○コの中がざわざわと蠢いてる。き、気持ちがよすぎて、チンポがもぎ取れそうだ)
友梨香は舌なめずりをしながら足を左右に広げ、和式トイレの姿勢をとる。
スカートが自然と捲れあがり、結合部が丸見えになると、卓郎は目を大きく見開いた。
(あ、ああああっ! 入っているところが全部見えるっ!!)
硬直の肉柱は、確かに膣の中にずっぽりと差しこまれている。
友梨香はフェラチオをしているときから昂奮していたのか、陰部はもちろん、内股のほうまで愛液の雫がへばりついていた。
「どう? 童貞を捨てた感想は? 気持ちいい?」
問われても、あまりの快楽と衝撃で言葉が出てこない。
「最初はゆっくりと動くからね」
卓郎が呆然とするなか、友梨香はゆったりとした律動を開始した。
粘膜のフリルが、やわやわと胴体の表面をこすりあげていく。
軽い抽送にもかかわらず、頭のてっぺんから雷撃を受けたような愉悦だ。
「あ……ううっ」
半ば逆レイプ的な初体験は、少年のちっぽけな理性やプライドを根こそぎ奪っていった。
勝ち気な少女も感じているのか、肉の切れ目から花蜜が滴り落ち、ペニスをぬらぬらと照り輝かせる。
(あ、ああっ、いやらしい。いやらしすぎるよ)
卓郎はテーブルから頭を上げ、瞬きもせずに結合部を凝視していた。
やや厚みのある二枚の肉びらは、ペニスをがっちりと咥えこみ、内側から紅色の粘膜が微かに覗き見えている。
頂点にちょこんと突きでている突起が、クリトリスだろうか。
スライドが繰り返されるたびに媚肉がこなれだし、タコの吸盤のようにペニスに吸いついてくると、卓郎は総身を小刻みに震わせた。
性電流が下腹部から四方八方に拡散し、堪えきれない悦楽が脊髄から脳天を痺れさせる。
ピストンが速度を増すごとに、ニチュクチュンと聞こえてくる摩擦音がやたら刺激的だった。
「あ、あぁぁン……いい、いいよ。あんたのおチンチン、あいつのより全然硬くて大きい」
友梨香の言葉が、本心かどうかはわからない。
未熟な少年には、彼女が本気で感じているのかもわからなかった。
(あ……お、おマ○コの中が熱くなってきた!?)
熱湯のような愛蜜がペニスにまとわりつき、なめらかな感触が肉胴に走り抜ける。
ほっそりとした身体が上下にバウンドしはじめると、甘ったるい感覚が下腹部を急速に包みこんでいった。
「はあぁぁぁっ! 気持ちいい。おマ○コ、気持ちいいっ」
双眸を閉じながら淫語を放ち、徐々に腰のスライドが熱を帯びていく。
卓郎は歯を剥きだし、射精を堪えることで精いっぱいだった。
童貞喪失の感激や、女体の感触を味わう余裕などまったくない。
「あン! あン! あン!」
やがて友梨香は、子犬のような泣き声をあげ、両手を卓郎の胸にあてがった。
足を百八十度に開き、幅の短いピストンで尻だけを振りたてる。
「あっ……くうぅぅぅっ」
媚肉が収縮を始め、怒張をキュンキュンと引き絞った。
濡れそぼった膣壁が、亀頭から根元を縦横無尽にこすりあげる。
恥骨が下腹をバチンバチンと打ち鳴らし、熱い潤みが陰嚢を伝って滴り落ちる。
卓郎は切なげに身をくねらせ、高らかな声で絶頂への訪れを告げた。
「ああああっ、イクぅぅぅぅっ、またイッちゃいます!!」
「ああン、私もイキそう! もう少し、もう少しだけ我慢して!!」
泣き顔で懇願され、全身に渾身の力を込める。
次の瞬間、友梨香は大きなストロークで腰を打ち振った。
グチュン、ニチュン、ズリュンと、けたたましい肉擦れ音が響き渡り、下腹部で熱化した空気が膨張していく。
柔らかい膣肉が肉胴の表面を往復するたびに、卓郎は顔をくしゃくしゃに歪めていった。
「はあっ! も、もうだめです! 我慢できませんっ!!」
「あぁぁぁ、ま、待って……イクっ! イキそう! イクぅぅぅぅぅぅ!!」
ヒップの動きが止まり、ぶるんとわなないた瞬間、膣内の振動が剛直の芯に直接伝わった。
「あ、ああああああああっ!」
背筋に火柱が走り、悦楽の嵐が体中に吹き荒れる。
刺激の渦に巻きこまれ、煮え滾った熱い思いが内からほとばしる。
卓郎は腰をしゃくりあげ、友梨香の中に残るありったけの樹液をぶちまけていた。
第四章 セクシー女教師との肉悦地獄
1
翌日の放課後、男子更衣室で着替えを済ませた卓郎は、やや俯き加減で体育館に向かっていた。
童貞を捨てたことが、いまだに信じられない。
昨日の出来事が、夢だったのではないかと本気で思えてくる。
ロッジで手コキの洗礼を受けていたとはいえ、緑泉高校に入学してからの友梨香の態度はやたら冷たかった。
杏奈ならまだしも、まさか次女のほうが初体験の相手になるとは想像もしていなかったのである。
(でも……本当にあったことなんだよな。はあっ、いったいどんな顔をして会えばいいんだよ)
放出したあと、二人は折り重なるようにして抱き合っていた。
およそ五分ぐらいは、そのままの体勢でいただろうか。
友梨香はスカートのポケットからハンカチを取りだし、布地を結合部に押しあてながら身を起こした。
汗ばんだ顔、桜色に染まった頬がやけに生々しく、「もう、またこんなにたくさん出して」と言いながらも、恥じらう仕草がやたら女らしかった。