幼馴染みと学園のアイドル 女子高生たちの恥じらいの放課後

そう考えた芳彦だったが、夏美が次の言葉を放った瞬間、再び口をあんぐりと開けた。

「手を外して」

「へっ?」

「手を外すの」

「こ、ここはいいよ。自分で洗うから」

必死の懇願を試みるも、夏美はまたもやキッと睨みつけてくる。この顔つきをされたあとは、怖くて何も言い返せなくなるのも、またいつものことだった。

(きっと僕の包茎ペニスを見て、からかおうとしてるんだ)

芳彦は首をがっくり落とすと、股間から両手を恐るおそる外していった。

(あぁ。夏美に見られている。恥ずかしいよぉ)

夏美は瞳孔を開かせ、観察するようにペニスを凝視している。

てっきり嘲笑を予想していたものの、夏美は少しも口を開こうとはしなかった。

これまで見せたことのないような真面目な顔つきをしており、いったい何を考えているのか、さっぱりわからない。

(い、いつまで見てるんだ? もう限界だよぉ)

やがて夏美は我に返ったように、手のひらにシャンプー液を泡立たせていった。

(え? まさか……嘘)

思わず全身を強ばらせた芳彦が、再び股間を手で隠そうとしたその刹那、一瞬早く夏美の指がペニスへとまとわりつく。

その瞬間、凄まじい快美が下腹部を貫き、芳彦は思わず天井を仰いだ。

夏美はまるで腫れ物でも触るかのように、ペニスの包皮を剥き、萎えた肉塊をゆっくりと揉み込んでいく。

(な、夏美が僕のおチンチンを?)

芳彦は信じられないという顔つきで眼下の光景を見下ろしていたが、ふっくらとした指腹の感触に、すぐさま恍惚の表情を浮かべた。

右手で肉幹、左手で睾丸を転がされると、当然のことながら、海綿体に血液が流れ込み、ペニスがグングンと膨張していく。

夏美は指の動きを止め、目を再び見開いたあと、花びらのような唇を微かに開きながら溜め息混じりの言葉を放った。

「すごい……コチコチ」

泡だらけの股間からニョキッと突き出たペニスは、今や天を向き、完全な剛直と化している。

幼馴染みと学園のアイドル 女子高生たちの恥じらいの放課後

夏美は頬をややピンク色に染めると、再び肉胴に指を巻きつかせ、上下にやんわりとスライドさせていった。

(あぁ、嘘。気持ちいい。気持ちよすぎるよぉ)

粘着質のシャンプー液が潤滑油の代わりになっているのか、ぷくっとした指腹が肉胴の上を軽やかに滑り、凄まじい快感が間断なくペニスに襲いかかってくる。君江の唾液ローションに負けず劣らずの心地よさだ。

芳彦は眉を八の字に下げ、女の子のように腰をくねらせた。

「あぁぁ」

自然と口をついて出た喘ぎ声に、夏美が上目遣いでチラリと見上げてくる。

「き……気持ちいいの?」

気恥ずかしさから、芳彦がただ小さく頷くと、夏美は人差し指と親指で作った手筒で、本格的に怒張をしごき上げていった。

「あっ、夏美! そんなことしたら!?」

あまりの快楽に唇の端が自然と歪み、次なる言葉が出てこない。

夏美は肉感的な肢体を弾ませるように、両指で節ばった肉胴の表面を熾烈に擦り上げていった。

バスタオル越しのふくよかな双乳が、ユサユサと上下に揺れる。その頂点に、ぽっちりと浮き上がっている小さな尖りは乳首だろうか。

それらのエロチックな光景が交感神経をより刺激していたが、芳彦の性感をさらに煽らせたのは夏美の表情だった。

瞬きもせずにやや眉尻を吊り上げ、真剣な眼差しを送るその顔の、なんと凛としたことか。

夏美は射精を早く促すかのように、今や腕全体を使い、大きなストロークで肉幹をしごいていた。

目には見えなかったが、大量のカウパーが溢れ出ているのだろう。それは泡と同化し、まるで卵白を泡立てたかのようなメレンゲ状態と化している。

今の芳彦は相手が幼馴染みだということも忘れ、本気で感じていた。射精感があっという間に頂点へと導かれ、腰に小さな痙攣が走り出す。

もはや立っていることさえままならず、ふらつきながら夏美の両肩に手を添えてしまう。

「あ……あ。だめっ」

芳彦が喘ぎ声を洩らすと、それを合図としたかのように、夏美はペニスをしごき倒すかのようにさらに指の動きを速めた。

「あっ! あぁぁぁぁ」

亀頭がブワッと大きく膨らむ。強靭な芯を蓄えた肉胴がびんびんとしなる。

眼下にふと視線を送ると、夏美は芳彦の顔を仰ぎ、いまだ真剣な表情でじっと見つめていた。

つぶらな瞳、艶のあるバラ色の唇。愛くるしい顔立ちは、芳彦の性感を一気にレッドゾーンへと飛び込ませる。

「あ、あ……だめだよ。イクっ、イッちゃう」

やや前屈みになりながら放出の瞬間を訴えると、夏美はペニスを胸元にグッと引き寄せ、さらに苛烈なスライドを試みた。

柔らかい指が、雁首を強烈に擦り上げる。今度は左手のひらが、陰嚢を転がすように撫で上げる。

「あ……くっ!」

芳彦は腰を前後にガクガクわななかせると、深奥部に溜まっていた欲望の証を一気に解き放った。

「きゃっ!」

鈴口から放たれた樹液が一直線に跳ね上がり、夏美の顎から頬へと打ちつける。

二陣目はさらに夏美の頭を飛び越えるかのように舞い上がり、三陣目、四陣目は首のあたりで流線型の不可思議な模様を描くように翻った。

頭のてっぺんから爪先まで痺れるような、著しい快美が突き抜けていく。

夏美は相好を崩さないまま、いまだペニスを右手でしごきながら、芳彦の顔に視線を留めていた。