幼馴染みと学園のアイドル 女子高生たちの恥じらいの放課後

「はぁぁぁぁぁぁあ、気持ちいいわぁ」

「ぼ、僕も気持ちいいです。おチンチンが蕩けそう。動かしたら、すぐにイッちゃうかもしれません」

相手が年上、しかも一回経験しているという余裕があるせいなのか、この状況でも自分の本心を正直に吐露することができる。

そんな少年の気持ちをなだめすかすように、人妻は優しげな言葉を放った。

「慌てないで。今、私は犬みたいな恥ずかしい恰好をして、あなたにバックから責め立てられてるのよ。気持ちを落ち着けて、最初はゆっくりと動いてごらんなさい」

君江のアドバイスを受けた芳彦は、言われたとおりに腰を蠕動させた。

(あぁぁ、すごいや。入ってるところが丸見えだ。しかもお尻の穴まで! キクのような形をした窄みがヒクヒクしてる)

膣から抜き出されたペニスが愛液をたっぷりと纏わせ、ヌラヌラと照り輝いている。さざ波のような抽送を開始すると、君江は咽び泣くような喘ぎ声をあげた。

「ふぅぅぅン。そう、芳彦君、上手よ」

ピストンのたびに陰唇が膣内に埋没し、はたまた外側に捲れ出てくる。芳彦はその淫景を注視しながら、腰のスライドを徐々に速めていった。

(なるほど。犬のような恰好か。確かに男のほうから見れば、いやらしい所がすべて丸見えの状態なんだから、女の人にとっては、これほど恥ずかしいことはないよな)

後背位という初めて体験する体位が、そして人妻を組み伏せているというシチュエーションが、芳彦の心に余裕を生じさせる。

自分でも気づかないうちに、芳彦は大きなストロークで痩せた腰を打ち振っていた。

両の指先が、みっちりと脂肪の詰まったヒップに喰い込む。生白い臀部の柔肌が激しく波打ち、愛液が白濁の塊となってペニスにまとわりつく。

(君江さんのおマ○コがうねりながら、ぐいぐいと締めつけてきてる! ヌメヌメしてて、なんて気持ちいいんだ。まるでおチンチンに吸いついてくるようだよ)

さらに至高の快楽を極めるべく、芳彦は必死の形相で膣奥を穿っていった。

「あぁぁぁ。ちょっ……芳彦君、すごいわ!」

君江がふだんより一オクターブも高い嬌声を轟かせながら、豊満な肉体をこれでもかというほど前後に揺すぶらせる。

結合部からニッチャニッチャと、粘膜の擦れ合う猥音が聞こえてくると、芳彦はまるで自分が響かせているような感覚に陥っていた。

「はぁぁぁぁぁンっ! 気持ちいいぃぃン」

人妻のソプラノの声は、まさしく彼女が本気で感じていることを裏づけていたが、当の芳彦はそんなことにはまったく気づかず、ひたすら人妻を絶頂に導くべく、律動を繰り返す。やがて君江は、まるで盛りのついた牝犬のような泣き声を放った。

「い、いやンっ。イクッ、ホントにイッちゃうぅっ」

その言葉に後押しされるかのように、さらに腰の動きを速める。やがて芳彦の射精感も頂点を極め、欲望のマグマは下半身を荒れ狂わせた。

「ああ、僕も、もう限界です!」

「イッて。一緒にイッて! 中に出してぇぇぇ!」

「イクぅぅぅぅぅぅぅう」

芳彦は最後にペニスの先端を子宮口にガツンと叩きつけると、ありったけの欲望の証を君江の中へと注ぎ込んだ。

二人は床に寝転がったまま、荒い吐息をいつまでも放っていた。

全身が汗と体液でベタついていたが、心の中は妙に爽やかな風が吹いている。

呼吸がようやく整ってくると、君江はうつ伏せ状態のまま口を開いた。

「驚いたわ。二回目で、こんなに凄いセックスができるなんて。ひょっとして、他で遊んでるのかしら?」

「そ、そんなことありません」

「芳彦君は、根っからの女泣かせなのかもしれないわね。もし私があなたに夢中になったら、どうするつもりなの?」

「そ、それは……」

君江は大人の女性としての魅力があるし、もちろん好きな気持ちはあったのだが、やはり人妻であることを考えると、先々に不安を覚えてしまう。

それ以上に、今の芳彦の心の中は莉奈に占められているのだ。

その気持ちを君江はすでに察しているのか、それ以上は何も聞かず、仰向けになりながらポツリと呟いた。

「稲垣さんは学園のマドンナだし、あなたが彼女のことを好きになる気持ちもわかるわ。でもね、女を外見だけで判断したらだめよ」

「え? そ、それはどういう……」

「ふふ」

その問いかけには答えず、君江は意味深な笑みを浮かべながら、芳彦の頬に軽いキスを見舞った。

「あなたはまだ若いんだから、とにかくいろいろな人生経験を積むことだわ。エッチばかりじゃなくてね」

君江がゆっくり立ち上がり、脱ぎ捨てたショーツを手に取る。

「やだわ。腰がまだ抜けているのか、足がふらついてる」

困惑げに言い放つ人妻を、芳彦は照れ笑いで見つめるばかりだった。

翌日の日曜日、芳彦は自室の畳の上に仰向けになりながら、君江の放った言葉の意味を考えていた。

女を外見だけで判断したらだめよ──。

もちろんその言葉の意味はわかるものの、なぜあのタイミングで出てきたのかが理解できなかった。

(まさか……君江さん、自分のことを言ってたんじゃ。う~ん)

いくら考えても、答えは見つからない。

芳彦は思考を切り替え、莉奈の姿を思い浮かべた。

彼女との今日の逢瀬で、いったい何が起こるのか。いやが上にも期待感を抱いてしまう。