幼馴染みと学園のアイドル 女子高生たちの恥じらいの放課後

勃起の量感を確かめるように、人差し指と親指を使って、亀頭と肉胴を揉みほぐしていく。

「はぁ。気持ちいいです」

芳彦は熱い溜め息を一つ放つと、ここぞとばかり、自らも右手を美少女の秘園へと伸ばした。

「あっ」

小さな悲鳴をあげながらも、莉奈は腰をくねらせ、眉毛を切なそうに歪ませる。

指先にヌルッとした感触を覚えた芳彦は、夢中になって指を動かした。

「い……いやっ。だめっ」

拒絶の言葉を放ちながらも、淫裂から響くニチュクチュという淫らな水音とともに、莉奈のペニスを擦る指にも力が込められる。

芳彦は前屈みになり、莉奈の唇を強引に奪った。

「ンっ!」

さすがにこれは拒否されるかと思ったのだが、意に反し、莉奈は舌を微かに蠢かしながら応えてくる。

(やった! 今僕は莉奈先輩とキスをしてるんだ!!)

拙いキスから察するに、おそらくこれが彼女のファーストキスなのかもしれない。

さくらんぼのようにぷっくりと膨れた唇を、芳彦は吸い尽くすように貪った。

意識して舌を口腔に潜り込ませると、唾液がクチュンと跳ね上がり、熱い息吹が吹き込まれてくる。熱化した舌を搦めとり、美少女の甘い唾液を啜り上げる。

(あぁ。プニプニしてて、なんて柔らかい唇なんだ。もう頭が爆発しそうだよぉ)

凄まじい高揚感に包まれた芳彦は、空いている左手で莉奈の乳房を弄った。

「う……んむッ」

莉奈は両目をギュッと閉じ、鼻からくぐもった声を発する。

(あっ。莉奈先輩、ブラジャーをしてない。乳首の位置がはっきりとわかるぞ!)

芳彦の欲情は、もはや自制できないところまで差し迫っていた。

莉奈がその気で芳彦の訪問を待ち受けていたことは間違いなく、小粒な胸の尖りはすでにしこりさえ見せているのだ。

まるでブレーキの壊れた自動車のように、少年の荒々しい思いは止まらず、芳彦は乳首とともに、意識的に股間の小さな尖りのほうも責め立てた。

「は、ふンっ。う……ンっ」

莉奈は啜り泣くような喘ぎをあげ、眉尻を八の字に下げている。

芳彦はいったん手の動きを止めると、美少女を力一杯抱きしめ、椅子から床へ引きずり下ろした。

まるで母親に抱きつく幼児のように、莉奈が芳彦の首に腕を回してくる。

床を転がりながらディープキスを繰り返し、芳彦が下になった状態で背中のホックを外しにかかると、莉奈は虚ろな瞳で顔を上げ、そのまま上体を起こし、自らワンピースを脱ぎはじめた。

「誰にも……内緒よ」

か細い声が震えている。それが羞恥心から来るものなのか、それとも情交への期待感からなのか、経験不足の芳彦にはまったくわからなかったが、莉奈の顔が上気していることだけは、はっきりとわかっていた。

美少女が腕を交差させ、ワンピースをたくし上げる。慎ましく生えた恥毛、生白い下腹、たおやかな乳房が目に飛び込んでくる。

芳彦が昂奮から鼻息を荒ららげると、莉奈は頭からワンピースを抜き取り、全裸になった。

芳彦の太股を跨ぐ莉奈の股間は、陰嚢の下付近に押し当てられていたが、愛液で潤っているのか、ヌルっとした感触を覚える。

肉茎はすでに隆々と聳え立ち、それはこの世のものとは思えないほどパンパンに膨れ上がっていた。

剛直を見た莉奈が、目を丸くしながら問いかける。

「す……すごい。こんなになっちゃって、痛くないの?」

「大丈夫です。痛くないです」

芳彦がそう答えると、美少女はペニスに目線を留めたまま熱い溜め息を放った。

「このまま……入れちゃってもいい?」

「え? ええ」

ついに憧れの美少女と結ばれる瞬間がやってきた──。

歓喜に打ち震えながらも、騎乗位の体勢での結合を予期していなかった芳彦は戸惑った。

(大丈夫なのかな? てっきり、僕がリードする形になると思ったんだけど)

芳彦の心配をよそに、莉奈は頬を林檎のように染めながらヒップを浮かせ、足を広げてくる。

「私、責める側の立場がわからなかったから」

「え?」

「男の人が責めるシーンがあるでしょ? 責められる側の感じは、何となくわかるんだけど」

「あ、ああ」

芳彦は、昨日本棚で見たボーイズラブの漫画を思い出した。

四つん這いになった男の背後から、別の男が責め立てているシーンは衝撃的だったが、やはり莉奈の頭の中は漫画家としての探究心で占められているのかもしれない。

そう考えながら、芳彦は莉奈の股間の船底へとペニスを垂直に立たせた。

「やだ。濡れすぎちゃって」

莉奈の秘裂から愛液が滴り落ち、怒張を水飴のように照り光らせていく。凄まじい劣情に煽られた芳彦の肉胴には、はち切れそうな静脈が何本も浮き上がっていた。

莉奈が狙いを定め、ゆっくりと腰を落としてくる。その光景を、芳彦は瞬きもせずに注視していた。

ペニスの先端が、濡れた窪みへと押し当てられる。クチュンという音とともに、亀頭が膣内へと埋め込まれる。

莉奈は眉根を寄せると、徐々に腰を沈めていった。

(あぁ、入ってく。莉奈先輩のおマ○コに、僕のおチンチンが入っていく!)

脳漿が爆発しそうな昂奮に衝き動かされながらも、芳彦は莉奈の表情を下から窺っていた。

これも、君江との体験から学んだ余裕なのだろうか。

「い、痛くないですか?」

「うん、なんとか……大丈夫。途中まで入ったみたい」

莉奈は腰を左右に揺らしながら、一番挿入しやすい角度を探っているようだ。