幼馴染みと学園のアイドル 女子高生たちの恥じらいの放課後

両足も同様に拘束されているのか、足を広げることもできなかったが、それ以上に驚愕したのは股間がスースーと涼しいことだった。

パジャマ代わりのTシャツを着ているところを見ると、どうやらハーフパンツと下着だけを足首まで脱がされているようだ。

夏美はピンクのタンクトップとホットパンツという出で立ちで、タオルのような生地がむっちりとした身体に喰い込んでいる。

本来なら刺激的な恰好であるにも拘らず、芳彦にはそんな呑気なことを考えている余裕はなかった。

「な、何やってるの?」

「さっきの続きよ。あんたに聞きたいことがあるの」

もちろん夏美の言葉の意味は理解できたが、それにしてもこれはあまりにもひどいやり方というものだ。

芳彦は憮然とした表情で答えた。

「紐を解いてよ。百合子さんを呼ぶよ」

「いいよ。あんたの恥ずかしい恰好をお母さんに見られたいんだったらね。あそこ丸出しで、さぞかしびっくりするだろうね」

その光景を思い浮かべると、やはり羞恥心を覚えてしまう。芳彦はすぐさま泣き顔へと変わった。

「どうしてこんなことをするの?」

「今日、あれからどこへ行ってたのよ。洗いざらい全部話しなさい」

「夏美には関係ないって言ったでしょ」

「ふうん。いやでも口を割らせるからね」

この状況から察するに、夏美はどうやら本気で白状させる気のようだ。

夏美はいったん立ち上がると、身体を反転させ、芳彦の胸の上へと勢いよく腰を下ろした。

「うっ!」

息が一瞬詰まったあと、夏美が肩越しに振り返る。

「さ、正直に答えて。誰と会っていたの?」

芳彦がプイと横を向いて黙り込んでいると、夏美は意味深な笑みを浮かべた。

「いいわ。答えたくなくても、答えさせてあげる」

「あっ。な、何を!?」

ヌルッとした感触がペニス周辺に広がる。どうやら夏美が、大量の唾液を股間に滴らせているようだ。

「絶対に白状させてやるんだから」

夏美は自身を鼓舞するように言い放つと、萎靡状態のペニスに指を絡め、ゆっくりとピストン運動を開始した。

「あ、あ」

甘ったるい感覚が下腹部を覆い尽くし、自分の意思とは無関係に快感を覚えてしまう。海綿体に血流が流れ込み、芳彦のペニスはぐんぐんと体積を増していった。

「いやらしい。すぐに勃っちゃうんだから。青筋いっぱい浮かばせちゃって、もう先っぽから変なの出てるし」

夏美は先走りの汁をペニス全体になすりつけ、徐々に指の律動を速めていく。

ピチュクチュと、唾液の潤滑油が艶かしい摩擦音を響かせ、芳彦は切なげに腰をくねらせた。

「あっという間にキンキンじゃない。そんなに気持ちいいんだ?」

「は……ふっ」

「はふじゃないでしょ」

夏美が空いている左手で陰嚢を優しく撫で上げると、芳彦の身体に快感電流が走り抜ける。それは遊園地のジェットコースターで急激な下降をしたとき、全身を駆け抜ける感覚と似ていた。

ペニスと陰嚢の二点責めが芳彦の脳を痺れさせ、歓喜の喘ぎはいつしか鼻から抜けはじめる。

「ふうん。ふうん」

芳彦の性感はぐんぐんと上昇を続け、瞬時にしてレッドゾーンへと飛び込んでいった。

内股がピクピクと震えた直後、夏美は手の動きを止め、後ろを振り返る。

「誰と会っていたの? 答えて」

「だ、だから……男の友達だって」

そう答えると、夏美はまたもや抽送を再開し、赤く腫れ上がった亀頭と肉胴が柔らかい手の中で激しく揉みしごかれる。

「はぁ。はぁぁぁぁ」

性欲の嵐が突き上げ、ペニスがジンジンと疼き出すと、芳彦は早くも絶頂の瞬間を訴えた。

「あ……で……出る」

「まだイッちゃダメ!」

まさに射精寸前、夏美は無情にも突然手の動きを止める。

「あぁぁぁぁ」

芳彦は歯を喰い縛りながら、思わず内股ぎみに腰を捩った。尿道を突っ走っていた精液が陰嚢へと逆流していく、いわゆる寸止め攻撃だ。

快感がいったん停滞し、代わりにやるせない気持ちが込み上げてくる。

「白状しなさい。そしたら、たっぷりとイカせてあげるから」

夏美が再び振り向き様に問い質すと、芳彦は肩で喘ぎながら涙目で仰いだ。

莉奈と会っていたことを正直に告げれば、夏美はいったいどんな行動を見せるのか。つい恐怖心が先立ってしまう。

しかも夏美は芳彦が異性と会っていたと完全に思い込んでいるだけに、もはや他の嘘をつこうにも、まったく意味がないように思えた。

「そう。言いたくなければ言わなくてもいいわ」

夏美は鼻白んだ笑みを浮かべると、まやもや寸止め行為を繰り出す。

ペニスを弄ばれ、しごかれ、そしてイキそうになると再び手を止める。その動作を何度繰り返されたことだろう。

射精したくてもできないもどかしさ、焦燥感、苦おしさが、芳彦の理性を徐々に奪っていく。

「驚いた。そこまで言いたくない相手なんだ。じゃ、こんなのはどう?」

「ん……ぐっ」

夏美はいったんヒップを上げると、後方に後ずさり、芳彦の鼻先に腰を落とした。 汗を掻いているのか、やや湿った股間の布地を通し、夏美の体臭が鼻から脳幹を刺激してくる。その匂いは芳彦の性感をさらに煽らせ、ペニスははち切れんばかりに硬度を増していった。

「ふふ。どう? 苦しい?」

鼻と口が局部で塞がれているので、すぐに呼吸困難に陥る。

「うっ、うぅぅぅっ……」