「失礼いたしますよ、お姫様♡」
そう一言断ると下呂井は小雪のソノ部分、臀房の間に息を吹きかけながら、口づける。
ちゅッ。
──!!!──
たったひとつの口づけで、小雪は心臓まで射抜かれてしまう。
(あああ……ッ! だ……ッ、だ……ッ、だめぇ……ッ!)
小雪は一瞬の緊張の後、全身から力が抜けていくのを感じた。
そんな可憐な女学生の秘所を下呂井は舐めしゃぶる。
ちゅっくッ。なっぷッ。
「どうやら、裂傷などはないようですが、念のため、治療しておこうね」
「……は……ッ、は……ッ、はヒ……ッお願いしますぅ……ッ」
がくがくッ、がくがくッ。
小雪は大きく小さく全身をわななかせながらうなずき、自分にとってもっとも大切な部分を、女性にとって命とも呼べる場所を、学校中から『ゲロキモ』と呼ばれている中年の男性保健教諭にゆだねた。
「それでは」
下呂井はにんまりと微笑むと、小雪の臀房をさらに割り広げ、顔をその谷間にうずめ、口づけの雨を降らしながら、舌を使い始める。
ちゅっぷッ、ぢゅくッ。
初めに下呂井の舌は小雪の秘裂を撫で、なぞるように舐めくり回し、じっくりと時間をかけて開かせていく。
ちゅッ、ぢゅっくッ。
(あああ……ッ、イヤぁ……ッ!)
そう胸の裡で悲鳴をあげるものの、本当は嫌悪など感じていない。小雪が感じているのは今まで味わったことのない心地よさであり、そしてその快感にどう対処してよいのかわからぬ不安と、畏れだった。
(あああ……ッ、ホントウに、私、どうなっちゃうの……ッ?)
ぴくんッ、ぴくんッ。
未知の感覚と刺激に全身を波打たせてしまう女学生の肉の合わせ目が、ゆっくりと、だが着実にホコロビてくる。
(あああ……ッ、だ……ッ、だ……ッ、ダメぇ……ッ!)
そう思うものの、もはや小雪のカラダはどうしようもなくなっていた。小雪は知らず知らずのうちに、脚はさらに開き、割り開かれた双臀を後方にいる保健医師に突き出してしまっていた。
そんな小雪のお尻の感触と丸みを慈しむように下呂井は、優しく優しく撫で回しながら、その割れ目を押し広げ、
ぐいッ。
「ひ……ッ!」
ほんのちょっと乱暴にされて思わず、くぐもった悲鳴を上げてしまう可憐な女学生の、かすかにほころんだ陰唇を舌先を使ってさらに押し広げ、
ちゅっくッ。
「あフ……ッ!」
さらにはその陰唇を上下の唇で挟み込むようにして咥え、
ぢゅっぷッ。
「あア……ッ!」
左右に震わせて優しく刺激する。
ちゅっずッ、ぢゅっくッ!
(あああ……ッ、あああぁ……ッ!)
あまりの快感に何も考えられなくなり、全身を弛緩させてしまう可憐な女学生に保健医師はさらに舌を躍らせる。
ほころんだ陰唇をなぞるように舌先を這わせながら、しだいしだいにその奥へと侵入し、ソコにあるヒダをひとつひとつ確かめるように舐めくり回す。
ちゅっぷッ、なっぷッ。
(あああ……ッ、あああ……ッ、も……ッ、も……ッ、もう、ダメぇ……ッ! わ……ッ、わ……ッ、わたヒ……ッ、おかしく……ッ、おかチくなっちゃうぅぅ……ッ!)
びくんッ、びくンッ、ビくンッ。
中年男の舌が動くたびに頭の中にドクンドクンと熱い真っ赤な血液が流れ込んできて、何もかもを満たしていく。
ぢゅっぷッ、なっぷッ。ぢゅっくッ。
「はぅ……ッ、はうぅ……ッ、はわわぁぁんん……ッ!」
男の舌が、自分の最も大事な部分を動き回り、のたくり、舐めしゃぶっている音が、小雪の鼓膜に響く。
小雪は自分でも知らないうちに、下呂井の舌の動きに合わせて全身をくねらせ、机の上で弾ませていた。小雪の両脚は広がるだけ広がりきり、その爪先が完全に床から離れてしまっていた。
ぱくッ。
陰唇と膣腔、その入り口近くの刺激だけで昇りつめそうになっていた小雪は、突然陰核を咥えられて、魂を飛ばした。
「ひぃ……ッ!!」
がくんがくんッ。
しゅッ。
まったく知らないうちに完全に勃起してしまい、包皮から飛び出すように剥キ出しになっていた鋭敏な、肉の感覚器官を上下の唇で挟み込まれ、小雪は全身をうねらせてしまう。そしてソコから、小水ではない、ナニかが迸るのを感じた。
ぴくんぴくんッ。
全身を痙攣させてしまう小雪の陰核を唇の間に咥えたまま、下呂井は舌で突っついたり、くすぐったりする。
「ひぃぃ……ッ!! ひあああ……ッ!!」
奇声をあげてのたうち回る小雪の双臀を下呂井はしっかりと押さえながら、急所とも言うべき少女の秘めやかな肉の尖りをもてあそぶ。
ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぢゅぢゅッ。
「ひぃぃ……ッ! ひぁぁぁ……ッ!」
下呂井の舌が小雪の陰核を小突き回したり、口の中で転がしたり、さらには甘噛みするたびに、小雪は肉体の奥から込み上げ、突き上げてくる衝動に意識だけでなく、体全体が弾き飛ばされそうになって、爪を立てて机にしがみついてしまう。
圧倒的な快感に溺れ、翻弄されゆく女学生を下呂井はさらに巧妙に責め嬲り、追いつめてゆく。
ぐぢゃぐぢゅぐぢゅぢゅぅぅんんッッ。
「おごぉぉぉ……ッ!」
あまりの快感に頭の中をからっぽにしてしまう小雪は、自分の頭の上、肉体、それに意識から、ぽろぽろ、ぽろぽろとナニかが剥げ落ちていくような気がした。それは今まで小雪が培ってきた常識や教養、世間体、過去、さらには未来なのかもしれなかった。