万引き女子学生調教医療

──!!?──

「お姫様……」

果たして効果は絶大だった。

そうつぶやいた少女の全身から力という力が抜けた。

はらり。

女生徒の変化を下呂井は見逃さなかった。少女の愛らしい、貝殻のような耳元で熱っぽくささやきかける。

「そうだよ、白瀬小雪ちゃんは、『白瀬小雪』という名前のお姫様は、とっても、とっても綺麗で可愛らしいから、ワルモノにとっ捕まって、犯され」

そこで下呂井はいったん言葉を切り、ためらいがちに、しかし、しっかりとした言葉を吐き出した。

「食べられちゃうんだ♡」

──!!!ズッキューン──

ぞくッ! ぞくぞくぞくくッ!

「あああ………ッ、あああ………ッ」

少女の変貌ぶり、へんはまさしくものだった。下呂井が放った言葉は、少女に感銘だか感動だかわからないが、その深層意識に凄まじい衝撃を与えた様子だった。

そうと知って下呂井は有頂天になる。

ごくッ。

(こいつはスゴイぞ。どうやら、このは、この自身知らなかったに違いないけれど、強烈な被虐願望、襲われたい、強姦されたいっていう、願望をいだいていたんだ)

(それはお姫様シンデレラ願望の相当歪んだ変形、けいといえる)

(そして、ボクは、この少女を好きなように〝調教〟できるぞ)

「キミは全く素晴らしいよ」

その言葉に、下呂井に組み敷かれた華奢な肢体が大きく、小さく、わななく。

それを押さえつけながら、下呂井は愛撫を始めていく。少女の胸肌に淡い口づけを繰り返しながら、時折しゃぶってみせる。

あわあわっ。ちゅッ、ちゅちゅッ。ぴちゃぺちゃッ。

「あああ……ッ、あああ……ッ」

小雪はき悶えた。

下呂井の舌に触れられると、そこがゾクッと震え、熱くざわめいてクル。その唾液が乾く前に、沁み込んできて、小雪の体の芯を熱く痺れさせる。

(あああ……ッ、あああ……ッ、まるで本物の魔物か触手にもてあそばれているみたい……ッ♡)

得体の知れない化け物に襲われ、舐めしゃぶられているような感覚は、少女の被虐願望を心地よく酔わせてくれた。

随喜の涙を流して泣きあえぐ小雪の白いブラウスはさらに大きく左右にはだけられ、あらわになったほっそりとした肢体が撫で回される。

さわさわッ。

「あああ……ッ、いやアアア……ッ」

おうのうの小さな呻き声をあげる少女の素肌は絹のようになめらかで、心地よかった。しかも、その素肌が、下呂井の愛撫に応じて熱を帯びて、しっとりと潤いながら、甘い芳香を立ちのぼらせてくる。

下呂井はその少女の甘い匂いに誘われるようにして、小さな乳房を優しく、ゆっくりと揉みながら、その淡い先端に口づけ、

ちゅッ。

「あッ」

口に入れる。

「うッ、ううんン……ッ」

軽く身をよじるばかりの少女の反応に下呂井はその小さく縮こまった突端をしゃぶり、

ちゅちゅちゅちゅッ。

時には唇できつく締め付け、吸いたてる。

ちゅッ、ちゅちゅちゅぅぅぅッ。

「あッ、ああンン……ッ」

小雪は切なげに身をよじり、鼻を鳴らした。しかし、肩から力は抜けてしまっており、何ら抵抗しようとはしなかった。

さらに下呂井は少女の乳首を口の中で転がしたり、

ちゅぱちゅぱッ。

「くふぅぅんん……ッ」

時には優しく歯を立て、甘噛みしたりする。

くちゅくちゅッ。

「うッ、うぅぅ……ンンッ」

華やいだ、甘えた吐息を漏らす中等部に通う女学生の幼い、両方の乳房をかわるがわる、両手と口を使って思うさま堪能すると、その小さなふくらみを揉みながら、その下、鳩尾みぞおちから臍、腹部へと舌を滑らせていく。

ちゅッ、ちゅるるるるッ。

「あ……ッ、ああン……ッ」

少女とて、コトの成り行きに戸惑うばかりであったに違いない。しかし、彼女はそれから逃れようとしたり、あらがおうとはしなかった。ひょっとしたら、こんな事態は少女自身が望んでいたのだと、無意識のうちに悟っていたのかもしれない。

ちゅちゅちゅちゅちゅッ、ちゅるちゅるちゅルルンンッ。ちゅっづッ、ちゅっぱッ、ちゅるるるるッ。

少女の引き締まった腹部に刻みこまれた、愛らしい窪みを舐めしゃぶりながら、下呂井はできるだけ自然な動作で、タータンチェック柄のスカートの下に両手を差し入れ、そして少女の小さなお尻を覆っている下着を脱がせる。

「あ……ッ」

小雪が短い、涙を伴った悲鳴をあげた時には、少女の最後の砦は、小さく丸まった布地になって、ヒレツな男性教諭の手の中に握られてしまっていた。

(あああ……ッ、わ……ッ、わたし……ッ、この男性教師センセイに……、よく知らない……ッ、誰からもみんなから忌み嫌われているオトコに犯されちゃうんだわ……ッ)

ぞくぞくッ。

破滅と転落への予感には甘酸っぱい期待と不安が入り交っていた。

(わ……ッ、わたし……ッ、わたし……ッって、可哀相……ッ、可哀相だわ……ッ)

ぐすぐすッ。

小雪は涙ぐみながらにあえいだ。

(で……ッ、でも……ッ、でもでもデモ……ッ、し……ッ、仕方ないの……ッ)

(だ…ッ、だって……ッ、だってだってだって……ッ、知り合いの、お店で万引きを……ッ、しかも、オトナのオトコのヒトが買うような、Hな本を……ッ、盗むような、悪いなんだもの……ッ)

(こんな目にあって当然だわ……ッ。罰せられて当たり前なのよ……ッ)