「いい様ですよ、小雪姫。これからみんなでキミを犯しまくってあげて、再起不能なまでに完全完璧にボクたちの専用便所、精液便器、ザーメン便〝姫〟に作り変えてあげるからね♡ そしてコミケなんかのオモテには出せない、裏の、闇の写真集を発行しまくって稼がせてもらうよ。きっと凄い人気者になるよ。いずれ、本番マナ板ショーもシてあげるからね。期待してくださいよ♡」
どごどごどぐぐッ。
「あぐぅぅぅぅぅ~~~~ッ」
被虐の歓喜に泣き噎びながら、転落人生を突っ走ってイク小雪には伊東の笑いなど届いていなかった。
しかし、早すぎながらも、被虐性変態性欲の快楽に目覚めた、小雪にとっては、そんなコトはどうでもいいことだった。
(う……ッ)
真っ暗な闇の中、下呂井は目覚めた。
何が起こったのか、理解するのに一瞬時間があった。
次の瞬間、思い出したのは、将来を誓いあった教え子のことだった。
(小雪ちゃんッ!!)
起き上がろうとするがうまくいかない。それどころか体の自由がきかない。どうやら全身をぐるぐる巻きにされ、猿轡に耳栓、目隠しまでされているらしい。
(小雪ちゃんッ!! 小雪ちゃんッ!! 小雪ちゃん……ッ!!)
最愛の女子中学生を思ってジタバタし、イモムシ状にされた身を転がしていると、近くに誰かがやってくる気配がした。
(…………。…………)
何か言っているらしいがよく聞こえない。
なおも暴れていると耳たぶの裏側、耳の付け根に何かが貼られた。
すると、そこから声がした。
『あ~~、もしもし、下呂井さん、聞こえる?』
伊東の声だった。どうやら骨伝導を用いた機械を使って、下呂井に話しかけているようだった。
ぶんぶんッ。
下呂井は、全身を使い、首が折れ曲がるような勢いでうなずいた。
『気づいたみたいだね。おとなしくしているなら、耳栓と目隠しはとってあげるケドどうする?』
……ぶんぶんッ。
しばらくためらったが、下呂井はうなずいた。どんな光景が広がっているのか、そして小雪がどんな目にあっているのか、知るのは恐ろしかったが、目をそむけているわけにはいかなかった。
『よぉし、交渉成立だ。もし、暴れたりしたら、またスタンガンの出番になるからね』
不承不承ながらも下呂井はうなずくしかなかった。
そして、耳栓が外されると
あああ~~~ッ。あああ~~~ッ。
少女の泣き声が聞こえた。
しかし、その声は苦痛や不安、恐怖におののき泣いているのではなかった。
はっきりとした喜びの声、さらには媚の色を強くにじませていた。
──!!!!──
胃袋に氷塊を生じさせた下呂井の目隠しが外される。
果たしてそこに広がっていたのは、下呂井が勤める名門私学の女子中等部に通う少女に対する、集団暴行輪姦の現場だった。
小雪はお姫様ドレスの残骸、その切れ端をまとっただけのほぼ全裸の肉体を、寝そべった男の上に大股開きでしゃがみこみ、腰を振り、両手にオトコのイチモツを握りしめて交互にしゃぶっていた。下呂井は知らなかったが、男どもによる輪姦劇は二巡目を終えていた。
(小雪ちゃん……ッッ!!)
精液にまみれた少女の姿に下呂井の胸の裡はドス黒く塞がる。
(間に合わなかった)
(やっぱり、伊東から初めてメールをもらった時に、伊東の家に行き、伊東自身と画像データを処分しておくんだった)
もし猿轡も外されたなら、その場で舌を噛み切りかねないほどの、臍を噛む思いに全身に冷たい汗をしぶかせ、大量の涙を流す下呂井を尻目に伊東が小雪に声をかける。
「便器姫、愛しの騎士サマが目をさましたぜ」
──!!!──
小雪に対する伊東の呼びかけに、下呂井は眩暈がしそうなほどの怒りとともに、圧倒的な絶望に襲われる。
しかし、なおも小雪は自ら腰を振り、チンポを握りしめ、代わる代わる舐めしゃぶりながら、奉仕をやめようとしない。
ずんずんッ。ぢゅこばこッ。ずんずんッ。ぢゅこばこぢゅっぐッ。
男どもに夢中になってする奉仕をやめさせたのは、当の男たちだった。
手コキされている男たちが腰を引き、また下から突き上げている男は動くのをやめた。
すると、小雪は、
「あああ……ッ、やめないでぇぇ……ッ! チンポ……ッ、チンポをちょうだいぃぃ……ッ!」
大声で泣きわめき、男根をねだる女子中学生に、左右の男たちは、おのが男根を寄せ、心底アキレる。
「すっかり、チンポ狂いになりやがって」
「いやいや、こんな短時間に、狂うはずがないよ。元々そうだったのさ」
「おうら、チンポ狂いの肉便〝姫〟愛しの王子様がお目覚めだぜ」
そう言うと、おのれの怒張で、小雪の頬を左右に打ちしばき、
ぱしゃんッ。ぐぢゅんッ。
もう一人は、小雪の小さな鼻の穴に、怒張の尖端を押し付けて突き上げ、鼻全体を上向きにめくり上げる。
「う……ッ♡」
ブタ面にされながらも、なおもうっとりとした表情をする小雪に、その男は尋ねる。
「彼氏に何か、言うことがあるんじゃないの?」
「そうそう、さっき、みんなに誓っただろう」
「ビデオに向かってなあ」
「ふふふふッ、契約書もあるぜ」
「…………」
呆けた表情をし、虚ろに視線をさまよわせる小雪に口を開かせたのは、チンポによる顔しばきと