恥辱の風習 捧げられた新妻

「はあっ、はあっ、も、もっと……んっ、気持ちよく、なって……んふぅ」

だが隣家の少年の初めてを奪ったことで、我知らず興奮していたらしい。瑞穂は息を荒らげ、夢中で腰の上下動を加速させていく。

時には腰を落とす角度を変え、勢いにも緩急をつけて膣壁によるペニスへの刺激が画一にならないよう注意を払う。一擦り一擦り異なる摩擦快感を得た太一は、下半身をひっきりなしに震わせた。

「ううっ、僕、も、もう駄目だよう、瑞穂さん……!」

気がつけば、隣家の少年は泣きそうな顔で瑞穂を見上げていた。

初めてのセックスでは射精のコントロールなどできようはずもない。瑞穂は優しく微笑み、にっこりとうなずいてみせた。

「いいのよ。初めてなんだから……んっ、あう……な、中に出し……」

中に出して、と言いかけたところで、さすがに躊躇を覚えた。

この村に来てから何人もの男に体を奪われ、膣内への射精を許してきたが、自分からそれを受け入れる発言をしたことは一度もない。

自ら許し、受け入れてしまえば、もはや完全に引き返せない道を歩むことになる──。だが引っ越しの当初から好感を覚えていた少年の懇願するような顔を見てしまっては、そんな決意も揺らいでしまう。

ましてやこれは彼にとって初体験なのだ。

いい思い出にしてあげたい、と年上の女としての責任感が顔を出し、人妻としての倫理観を抑えこんだ。瑞穂はピストンの勢いを増しながら、吐息混じりにその一言を告げた。

「中に……いっぱい出して。初体験の……あんっ、き、記念に……んっ!」

夢中で叫びながら上体を倒すと、そのまま太一の唇を奪う。

今までの人生でキスを交わしてきた数少ない男たちの誰よりも甘く柔らかい唇は蕩けるような感触をもたらしてくれた。男性というよりも、まるで妖精とでも口づけしているような陶酔を覚える。

「んうっ……」

驚いたように目を丸くしたところを見ると、きっと初めてのキスなのだろう。無垢な少年のファーストキスを奪った興奮でさらに欲情を高めながら、瑞穂は口づけしたまま腰をひたすらに打ち振った。

中に咥えこんだペニスが膨張を増す。

同時に、秘孔の奥にヌルッとした液体を感じた。すでに少量の精液が漏れ出しているのだろう。年端もいかない少年に子種を植えつけられようとしている背徳が、二十五歳の女体を性悦の火で炙った。

「んっ、熱いの……もう、出そう……なの……はぁ、はぁ……なの、ね」

胎内で律動を強める若肉の感触に、瑞穂はキスを解いて喘ぐ。

繊細な膣粘膜を通して、ひく、ひく、と太一の分身が脈動を増しているのをはっきりと知覚する。期待感で腰の芯が疼いた。いよいよ発射態勢に入ったことを理解すると、瑞穂は止めとばかりに腰を強く叩きつけた。

下腹部に力を込めて、胎内を占拠する瑞々しい肉根を絞り上げる。

「だ、駄目だ、出る……ぅっ!」

太一がビクンと腰を突き上げた瞬間、瑞穂の胎内に熱いものがドクッドクッと放出された。

「ああっ、来てるっ……太一くんの精液、中に出されてる……!」

濃密なスペルマを膣にたっぷりと浴びた瞬間、陶酔感が甘美な電流となって背筋を駆け抜ける。

中学生の瑞々しいスペルマは驚くほど量が多く、しかも粘り気が強いため、肉孔の内壁に貼りつくような錯覚さえあった。熱く新鮮な樹液を大量にぶちまけられ、膣が喜悦に震える。

太一にとっての人生初中出しを、ごく、ごく、と子宮で飲み干しながら、瑞穂は細い喉を晒して喘いだ。

中に収まりきらなかった精液が結合部からジワリと染み出してくる。周囲に青臭い香りがプンと漂い、瑞穂をさらなる陶酔へと導いた。

と、

「うちの太一を男にしてくれて礼を言うぜ、奥さん」

郷田がニヤニヤと笑いながら、自らの分身器官を瑞穂の眼前で揺らしてみせた。

ハアハアと息を乱しながら上体を起こした瑞穂は、ほとんど反射的に、揺れるペニスを乳房の間に挟みこむ。忌み嫌う男のモノだというのに、今はそうするのが自然に思えたのだ。

祭りの雰囲気に、意識が完全に染まってしまったのかもしれない。脳髄がぼうっと痺れたままパイズリの体勢で男根を上下に擦っていると、不意に、下から強烈な突き上げを感じた。

「ぼ、僕もっ……瑞穂さんと、もっと……したいよう……!」

射精したばかりだというのに萎える気配のない思春期の男根は、抜かずの二発目を行おうというのか、なおも下からのストロークを繰り返す。

「やぁっ、た、太一くん、まだ……!?」

「へへへ、こりゃあいい。折角だから親子で責めてやるぜ、奥さん」

笑いながら郷田が腰を迫り出し、瑞穂の乳房をペニスで突く。

下からはその息子が彼女の中をガツガツと突き上げてくる。

宣言通りの父子からの同時責めに、瑞穂は腰の奥が官能の炎で燃え上がるような愉悦を感じた。背徳と規定していたものが、禁忌と感じていたものが、一つ一つ叩き壊されていくような感覚──。

無我夢中で瑞穂は腰を振って太一の突き上げに応え、一方で乳房を上下に振って郷田のペニスにも奉仕する。

(もう駄目だわ、私……!)

やがて父子が同時に射精し、乳房と秘孔でそれぞれのザーメンを受け止めた瞬間、瑞穂の意識は桃色のハレーションに覆われ、何も分からなくなった。

第六章 夫の前で捧げられた新妻

「私、この村から引っ越したいの」