いけない誘惑水着 グラビアアイドルの撮影日記

祐美香が不意に声を上げるのと同時に、どくっ……と、膣粘膜の奥から涙みたいな粘液が溢れ出てきた。

その粘液の助けを借りてさらに舌を潜りこませると。

(えっ)

舌の先がなにかに触れた。ひだ状の肉で塞がっている。

(ひょっとして、処女膜ってやつ……こ、こんなに外側にあるものなのか……?)

個人差もあるのかもしれないと思った。比べる対象がないからわからないけれど。

(こ、これをぼくので破るんじゃ……痛いんじゃないか……)

もっともっと濡らしてあげないと。

尖らせた舌粘膜の先端で擦り上げるように舐めてみた。

「ああっ」

とたんにまた粘膜がどくどくと熱い粘液をしぶかせた。視線だけ動かすとビキニトップを突き上げるように乳首も隆起しきっている。性器への刺激だけでそうなっているようだ。

宏之は舌をほじくるように動かして処女ひだを舐めつづけた。ぷりんぷりんの感触を味わうように丹念に。

「うあ、あ、あ……宏之くうん、それ、ダメ、おかしくなる……」

「じゃ、じゃあ、こっちね……祐美香さんのクリトリス」

くちゅっ……肥大してさらに少し露出してきた肉真珠をくちびるに含んだとたん、

「痛いっ……そ、そこやだ」

急に祐美香がつらそうな声を上げた。あわてて口を離すと、上半身だけビキニをつけたままのグラビアアイドルはほっとしたように息を吐いた。

「ゆ、祐美香さん、ごめん、そ、そんなに痛かったの……?」

「う、ううん……違うの。反射的につい、そう言っちゃっただけだから……」

肩で息をしながらそう答える年下の処女。でもその顔は今にも泣き出しそうに見えた。本当に痛かったんじゃあないだろうか……。

(クリトリスって気持ちよくなるところっていうわけでもないのかなあ……やっぱり祐美香さんが敏感すぎるからか……ぼくが下手すぎるのかもしれないけど)

「ごめんね、祐美香さん」

今夜はクリトリス愛撫はあきらめたほうがいいのかもしれなかった。

もう一度顔に顔を寄せた。性器を舐めていた口でキスされるのを気にするかもしれないと思い、くちびるはやめて二十歳の乙女の耳たぶをそっと口に含んだ。

「いやん、宏之くん……わたし、もう……声が……っ」

「祐美香さんの耳、かわいい」

繰り返してついばみながらビキニに守られたおっぱいや下腹部の繁みのあたりを愛撫する。しばらくつづけると馴染んでくれたのか、細くくびれた腰や張り出した腰骨がぶるっぶるっとひくつき始める。

「あ、あの、宏之くん……」

「ま、まだ、どこかつらいの?」

「そうじゃなくて……」

言いにくそうだった。

「もう、いいわ……だから」

「え。大丈夫なの……?」

前戯はしっかりやれと教わっていたけれど、逆にしつこすぎたのだろうか……?

「じゃ、じゃあ、ぼく、脱ぐからね……」

「は、はい」

頬を赤らめてうつむいた処女大学生の前で童貞青年はジーンズとトランクスを降ろした。節くれだった太い幹と厚さのあるエラが露わになる。Tシャツも脱ぎ、顔を横に向けたままの祐美香の身体の下に敷かせた。

「砂が混ざっちゃうといけないから」

「うん……ありがとう、宏之くん」

女性器は宏之の唾液や祐美香自身の粘液で多少は潤っている。だが宏之のカチカチの陰茎は先走りを少し垂らしているぐらいで乾いていた。自分の唾液を少しつけてみたけれどそれぐらいではまたすぐに乾いてしまう。

(本当は、フェラチオとかしてもらうといいんだろうけれど……まさか初めての祐美香さんにそんなこと頼めないし……)

このまま挿入するしかなさそうだった。

(なんか……段取りとか、想像してたのと少し違うような……こんなやり方じゃ結姉ちゃんにまた叱られちゃうかも)

いや、と首を横に振る。

(結姉ちゃんに報告する義務なんてないし。たとえ知られてなにか言われたってもう関係ないさ。これはぼくと祐美香さんだけの問題なんだから)

宏之は乙女に覆いかぶさるようにしながら、あてがう。

祐美香が目を閉じた。

宏之は片手をグラビアアイドルの腰に添えたまま、片手は自分の鉄のようになった肉杭に添えて肉びらの狭間に触れさせた。

「あ……」

こわいのだろう。伏せたまぶたまで震えている。

「い、いくよ、祐美香さん。いいよね?」

「宏之くん、わたしのこと、名前で呼んで」

え? 名前で呼んでるけど……ああ。

「じゃあ……祐美香。いいよね」

黙ったまま、こっくりと生娘はうなずく。

膣口らしいところを亀頭でぬゅるりと撫でただけで、宏之の身体中の汗腺が開いて新たに熱い汗がどっと噴き出した。

(せ、狭っ)

そのまま先へ進めていく。思っていた以上に、スムーズに入っていくのは難しそうだった。膣が濡れていなかったらそもそも入らないだろう。

(や、やっぱり、熱くて、やわらかい……)

深く埋めこもうとしたとたん、だった。先っぽに感じた粘膜の熱い感触が亀頭全体を覆いかけたとたん、だった。

「うおっ」

「きゃ……ッ」

めりッ……亀頭粘膜の前の方ががぷにぷにのやわらかいひだをかきわける。

(さ、さっきの……処女膜……やっぱり、きつい)

処女ひだがそのまま亀頭にまといついてきた。濡れたひだは傘の表面に密着してしまった。そのまま肉棒を埋めこんでいこうとすると肉質の処女ひだは少しずつみりみりと裂けていく。必死にこらえていたらしい祐美香がとうとう、