いけない誘惑水着 グラビアアイドルの撮影日記

ボリュームと迫力満点の胸果実はたぷんとかたちをゆがませ、青年が少し腰を動かすだけで、ぷっくりとふくらんだ乳頭ごとブルッと震える。

「ひやあ……あっ、そ、それダメ……」

祐美香も胸が感じるのか、また甘い声を出し始めていた。

その声が刺激になって亀頭は牡の匂いのする先走り汁をたらりと噴き出してしまう。祐美香の汗も流れてきて宏之の肉棒の根元から陰毛までぐっしょりと濡らしていた。

「ぼ、ぼくもう、このままイッちゃいそうです……」

水着グラビアファンのおそらく誰もが一度は夢見た、あこがれの巨乳アイドルのパイずり。いくら祐美香と一回セックスしたといっても、きらわれたくはないという遠慮があるからなかなか頼めることではなかった。こんなに早く現実のことになるなんて。興奮するなという方が無理だった。

「あら、まだイッちゃダメよ、佐橋くん」

女流カメラマンが宏之の身体を引っ張り、今度は強引にもぎ離させる。

「じゃあ、そろそろ本番いきましょうか」

「ええっ? 本番って……」

「したいんでしょう?」

「あ。は、はい」

加奈の問いに宏之はついうなずいていた。

目の前で祐美香の女性器も、早くきて、挿れて、と誘ってでもいるかのようにつやつやと輝くその身を晒している。

「あ。でも、ぼくコンドームとか持ってないし……」

ふと気づいて宏之はそう言った。そもそもそのせいで今朝荒花から強烈な蹴りを食らったのだ。

さすがに女流カメラマンも眉をひそめた。

「まずいわね……菊池さん、持ってない?」

「あ。あたしも今はちょっと」

結は首を横に振った。

「そう……困ったわね」

あごに手を当てて考えこんだ加奈は、裸のグラビアアイドルに顔を向けた。

「ねえ。夕べ出させてあげたっていうことは……安全日なのよね、今は?」

「は、はい。お、おそらく……ですけど」

グラビアアイドルは真っ赤な頬をいっそう赤くさせて答えた。

「おそらく、か……よしわかった。許可します」

この発言にはまた全員が目を丸くする。

「佐橋くん、そのままでいいから、祐美香をかわいがってあげて」

「い、いいんですか……ほんとに……?」

「いいわ。ただし、万一のときの責任は全部佐橋くんが持つのよ。男だものね。責任、取れるわよね?」

(な、なんだそりゃあっ?)

一瞬ひるみかけたが、今朝自分をかばって祐美香があんなことまで言ってくれたことを思いだした。

(そうだ……今度は、ぼくが、祐美香さんの気持ちに答えなきゃ……)

「わ……わかりました。もしものときはぼくが全部責任を持ちます。祐美香さんのことは一生かけて大事にします」

「えらいわ。よく言ったわね佐橋くん」

でも。もしこのまま祐美香さんを妊娠でもさせて万一それが世間にバレたら、全国の桜祐美香ファンから何千回も殺されそうな気がするけれど……。

(いやいや。それでもぼくは)

祐美香さんが欲しいんだ。

「じゃ、じゃあいくよ、祐美香さん」

「え、でも、ここで……? やだ、恥ずかしい」

有無を言わさずあてがった。

女子大生はセミロングの髪を左右に揺らして弱々しく拒絶の意思を示した。でもすぐに自分から腰を持ち上げて挿入しやすくなるようにしてくれた。その動きで腰が少しよじれ、乳房がぷるるんと揺れた。まるで宏之を誘ってでもいるかのように。

先ほどイッたせいでか少し開いたままの濡れた陰唇。その間に亀頭を押し当てたままグッと腰を突き出す。ペニスは女陰粘膜の上を一回、二回、ずるっ、ずるっ、とすべるように動いた。三回目。キチキチの亀頭はほぐれかけの狭い狭い膣口を捉えた。

勢いをつけて腰を前に送りこむ。

男根が埋まっていく……。

膣口をくちくちと押し拡げ、肉粘膜輪に侵入していく。狭い粘膜輪をこじあける亀頭のエラが痛い。めりめりと沈みこませるだけで宏之には一気に絶頂感が迫ってきた。

「くぉおお、祐美香さん、キツい……」

「う、うっう、うう……ッ」

九十センチバストのグラビアアイドルは、まるできのうの初めてのときと同じような表情になっている。

(祐美香さんのおま○こ、やっぱり、すごい……ッ、熱い……ッ)

自分のおちんちんでやわらかな粘膜をこじあけていくあまりの気持ちよさに、宏之は目の前が真っ白になったように思った。まるで自分の身体がすべて硬いペニスとなり、温かい女性器にくるまれているかのように思えていた。どこまでが自分の身体でどこからが愛しい恋人の身体なのかわからなくなっている。

勝手に腰はガシガシと動き始めた。

「うう、す、すごい、祐美香さん、すごい、祐美香さん気持ちいい……」

「ああっだめ、そ、そんな、乱暴な動かし方は、しない、で、だ、だめえ……」

と。

見かねたように、結が口を挟んできた。

「ヒロくんヒロくん。祐美香ちゃんはまだ痛がってるから……ヒロくんみたいな若い男の子は女の子の中で動きたいのかもしれないけど、それはちょっと我慢して。祐美香ちゃんも、あんまり痛かったらヒロくんにもっとはっきりそう言っていいんだからね。言わないと相手にはわからないから」

「は……はい。宏之くん、ごめん。わたし、まだ、痛くて……」

泣きそうな声でそう言われてしまった。

「ああ……ご、ごめん……」

腰の動きを止める。

ただ。宏之にはよくわからなかった。