女教師たちの童貞いじり 美尻挑発の甘い罠

「僕……先生のことが」

好きです、というセリフが喉から出かかった瞬間、美帆はその言葉を遮るように口を開いた。

「いい? 今回はこれで許してあげるけど、今後嘘をついたり、覗きなんかしたら絶対にダメよ。それから、女生徒相手に変なマネをすることもね」

美帆は真摯な表情、教師然とした顔つきでたしなめてくる。

先ほど見せた官能的な容貌とはえらい違いだったが、しっかり釘を差したあと、一転してまたもや柔和な表情を見せた。

「約束できるわね?」

「は、はい」

正平はコクリと頷いたものの、美帆はまだ不安感を抱いているようだ。

「でも、あなたの今日の行動を見てると心配だわ。また変なこと考えるんじゃないかって」

そう言いながら、美帆はやや萎靡しかけたペニスにチラと視線を送った。どうやら彼女は、教え子の絶倫に近い性欲の強さを危惧しているようだ。

もちろん正平自身も、約束を守れるなどという自信は始めからない。だが美帆の信頼感は、どうしても勝ち取りたいという思いもある。

正平は好印象を与えようと、あえて自信たっぷりに言い放った。

「大丈夫です。僕、美帆先生の言うことなら、なんでも聞きます」

「信用していいのかしら?」

小首を傾げ、上目遣いで見つめてくる仕草がなんとも愛くるしい。正平は大袈裟にブンブンと何度も首を縦に振った。

「じゃ、一週間射精を我慢できる? もし我慢できたら信用してあげるし、ご褒美もあげるんだけど」

「え? ほ、ほんとですか?」

「もちろんよ。私は江本君のように嘘はつかないから」

ご褒美という言葉が、さらなる淫靡な世界へ導く甘い囁きに聞こえてくる。

「でも……あなたには無理かもしれないわね」

「そんなことありません。絶対に我慢してみせます!」

どうやら美帆は正平の性欲の強さを見るにつけ、一週間の禁欲生活に耐えること自体が不可能だと考えているようだ。こうなったら意地でも挑戦してみたくなる。

美帆は快活に答える正平に微笑を送ると、スカートのポケットから一本のリボンを取り出した。昨日、美帆が新体操部の指導をしていた際、後ろ髪を結んでいたものと同じ、黄色いリボンだ。

怪訝な顔の正平を尻目に、美帆は萎靡したペニスの根元にリボンを絡め、くるくると周回させると、蝶結びでやや緩めに結んだ。

(なんだ?)

美帆は、ぽかーんとする正平に向かって悪戯っぽく笑う。

「一人エッチしたくなったら、これを見て自制しなさい。きつく縛っているわけじゃないから、これなら排泄もできるでしょ?」

(そうか。そういうことか!)

約束事を守るために、小指の根元に糸を巻くという話は聞いたことがあったが、これはそのペニスバージョンである。

正平は、あまりの喜悦で飛びあがりたい気持ちだった。

美帆は約束が守られていたかどうか、当然確認する行為に及ぶはずである。それは取りも直さず、再び彼女との甘美な機会を約束してくれたことになる。

「一週間後に、またいらっしゃい。そうね、待ち合わせは教員用の女子更衣室、時間は三時半でどうかしら? あそこなら誰もやって来る心配はないし。記念館の三階にあるんだけど、場所はわかる?」

「はい、わかります! 僕、僕、絶対に約束を守ります!!」

意識せずとも、つい甲高い声が出てしまう。

今の正平にとって、盟朋の学園生活はまさにバラ色とも言えるものになったのだが、まさに好事魔多し。

正平の位置から五メートルほど先にある、LL教室に通じる扉。そのドアの隙間から、一人の女生徒が驚愕の眼差しを向けていたのである。

狼狽を見せていた彼女の表情が、徐々に憤怒のそれへと変わっていく。

(なんで! どうして!?)

感情を露にしながらも、目を見張るような美少女ぶりは、紛れもなく愛理であった。

(許せない! 私だけの美帆先生が、あんな奴と!)

嫉妬という紅蓮の炎が、一人の少女の心を激情へと駆り立てていく。

もちろんこのときの正平は愛理の存在など知る由もなく、いまだ天国を彷徨っているような表情を浮かべるばかりだった。

第三章 女教師の童貞精液搾り

美帆からの甘美な仕置きを受けた正平は、まさに有頂天の状態だった。

入学以来、ずっと思い焦がれてきた相手だけに、次回の約束まで取りつけたとあっては、口元が緩んでしまうのも無理はなかった。

正平は二時間目の授業から出席していたが、もはや心ここにあらず。自然と、一週間後の美帆との甘いひと時を夢想してしまう。

今度はどんな態度で迫られ、どんなエッチなことをしてくれるのだろう――。

美帆の淫靡な姿や行為が次々と頭に浮かび、リボンを結ばれたペニスが思わずビクビクと反応し、つい股間に手がいってしまう。

「正平君、どうしたの? お腹でも痛いの?」

「え? い、いや。なんでもないよ」

よほど様子がおかしかったのか、となりの席に座る女生徒が心配そうに声をかけてくる。正平は慌てて背筋を伸ばし、苦笑いをしながら取り繕った。

真正面を向くと、教師も不審に思っていたのか、チラチラとこちらに視線を送っている。

正平はやや冷静さを取り戻し、無理にでも授業に集中しようとしたが、その直後、ある重大な事実に気がついた。

(あっ、そうだ。放課後に真奈先生と会う約束をしてたんだっけ!?)