女教師たちの童貞いじり 美尻挑発の甘い罠

美帆はゆっくり立ちあがると、ロッカーから眉剃り用のカミソリを持ち出し、正平の横へと跪いた。

「絶対に動いちゃダメよ」

蛍光灯の光を反射した鋭い刃が、根元の結び目に当てられる。真奈は美帆の真向かいから正平の怒張に指を添え、天井に向かって垂直に立たせた。

まるでノコギリを扱うかのように、カミソリを少しずつ前後に動かし、リボンに切れ目を入れていく。

やがてプツリと結び目が切れ、皮膚に喰いこんでいたリボンが徐々に緩んでいくと、瞬く間に開通した尿管を大量の精液が通過していった。

「きゃぁぁぁぁぁぁ~あ!!」

まさに大噴火、といった射精だった。

リボンの枷に塞き止められていた白濁の塊が、堰を切って噴き出していく。それはまるで小水を放っているような夥しい量で、美帆や真奈の頭の上まで跳ねあがる凄まじさだった。

(あぁぁぁぁぁぁ! すごい! 気持ちいい! 気持ちいいよぉぉお)

恍惚ともいえる解放感が、下腹部から全身にまったりと広がっていく。

だが三日間の禁欲、そして極限状態まで刺激を受け続けた正平の射精は、それだけに留まらなかった。精液は勢いが衰えないまま、ペニスがビクンとしゃくりあげるたびに間欠泉のように何度も噴きあげていく。

「いやっ、何これ!?」

「信じられない。まだ出るわ!」

美帆と真奈は呆気に取られた表情で正平の射精シーンを見つめ、愛理もびっくり眼のまま、その光景を凝視していた。

栗の花の香りのような、凄まじい精液臭があたりに充満し、正平の腹に白い溜まりをいくつも作っていく。

射精は、およそ三十秒は続いただろうか。ようやく吐精が衰えはじめると、美帆は逞しいペニスに目を見張った。

「やだ。こんなに出してるのに、まだ勃ってるわ」

潤んだ瞳が、さらにうっとりとした色を帯びはじめる。

美帆は小さな噴出を続けるペニスを鷲掴むと、自らの口腔へと招き入れた。

若い淫欲のエネルギーを体内に吸収するかのように、愛しい宝物を愛でるように、舌を絡め、はたまた吸引し、牡のエキスを舐めとっていく。

「ずるいわ!」

真奈も上半身を屈ませながら、無理やり美帆の口からペニスを奪い取った。反動でペニスがぶるんとしなり、尿管の残滓がひと際高く跳ねあがる。

「きゃん!」

真奈は小さな悲鳴をあげると、さもうれしそうに、すぐさま屹立状態の怒張に舌を絡めていった。

再び美帆と真奈のサンドイッチフェラが展開され、ペニスにむず痒い感覚が走ったが、正平は目一杯の精液を放出した快感と解放感にまだ全身を浸らせていた。

快感電流はいまだ頭から突き抜けず、体内に留まったまま、微振動を起こしている。足が棒のように突っ張り、まるで金縛りにあったように身体が動かない。

美帆と真奈の柔らかい舌が、苛烈な刺激を受け続けたペニスにまったりとした心地よさを与え、このまま永久に快楽の虜になってしまうのではないかと思うほどだった。

「まだまだいけるんじゃない? 今度は中で出させてあげようか?」

真奈の言葉はもう耳に届かず、呆然とする愛理の姿も目に入らない。

すべてのエネルギーが奪い取られたかのように、身体からようやく力が抜けはじめ、正平の意識は再び遠のいていった。

その顔には安らぎにも似た、至福の微笑がうっすらと浮かんでいた。

エピローグ

六月も末に入り、すでに梅雨入り宣言がなされていた。

この日も朝から雨がしとしとと降り続け、なんともじめっとした日が続いている。だが正平の心は、いつにも増して晴れやかだった。

廊下を歩く足取りも、まるで羽根が生えたように軽い。

「江本君、さようなら」

「あ、さよなら」

「あっ、正平君! 最近楽しそうだけど、なんかいいことでもあったの?」

「う~ん、まぁ、あったような……なかったような」

「何? 教えて!」

「ごめん! 今時間がないから、また今度にでも。さよなら」

いつもどおり、下校中の女生徒の挨拶に笑顔で答えると、正平は足早に記念館へと向かった。

正平は新聞部を辞め、今は新体操部のマネージャー、そして水泳部に所属している。もっともそれは名目上で、ほとんど部員らしい活動はしていない、いわゆる幽霊部員に近い存在だった。

正平の記念館来訪の目的は、もちろん美帆と真奈との甘いひと時を過ごすためである。

教員用の女子更衣室をノックすると、優しげな美帆の顔が覗き、すぐさま室内に引っぱりこまれる。

今日は愛理もいるようで、久方ぶりの夢の3Pを体験する日だ。

あの日の直後、美帆と一緒にシャワーを浴びながら、彼女はすべての謎を解き明かした。

学園内ではあまり知られていないが、美帆と真奈は学生時代からの親友だった。

美帆が女子トイレに入ってきたとき、すでにバススクール内での出来事は真奈から聞いていたようだ。

昨年、二人の男子生徒を転校にまで追いつめてしまった失敗を糧に、果たして正平が自分たちの性欲を満たしてくれる男の子なのか、十分に探りを入れてからと話し合っていた矢先、教員用の女子トイレに入る正平を見かけたらしい。

それからの出来事は、英語講師室及びプール場のこともすべて計画的だったと聞かされ、正平はただただ驚くばかりだった。

リボンを見たときの真奈の態度が、やけに冷静だったのも頷ける。