女教師たちの童貞いじり 美尻挑発の甘い罠

(絶対に昂奮しないぞ! 美帆先生と真奈先生に比べたら、こんなの、単なる子供のお遊びじゃないか!)

正平は自らを鼓舞し、勃起率をなんとか最小限度内に押しとどめた。

愛理はさすがに策が尽きたのか、困惑した表情を浮かべている。これ以上どうしたらいいの、といった顔つきだった。

「もうちょっと近くで見たらなんとかなるかも」

「え? 近くで?」

自分の身体を盗撮し、しかも毛嫌いしてきた男が相手だけに、愛理も逡巡しているようだ。だがようやく決心がついたのか、小さくコクリと頷いた。

「その代わり、絶対に触ったりしたらダメだからね」

そのセリフも美帆の受け売りだとはわかっていたが、もはや正平にとってはそんなことはどうでもよかった。

すぐさま愛理の足元の床に膝をつき、顔を徐々に近づけていく。

美少女の足はまだ半開きのまま、三十度程度しか開いていない。愛理との約束を反故にし、正平は膝と膝の間に無理やり顔を押しこんでいった。

「ちょ、ちょっと!」

「柏木さん、お願い! あとほんの少しだけ!」

開きかけた足が閉じ、正平の頬を両側から挟みこむ。ひしゃげた顔がよほどおかしかったのだろう、愛理はクスクスと笑い出した。

「男ってホントにバカみたい」

片手で口を押さえ、必死に笑いを堪える愛理だったが、正平の目つきは真剣そのものに変わっていた。

目と鼻の先、わずか三十センチ向こうにぷっくりと膨れた丘陵が見えるのだ。

中学時代は盗撮どアップ写真を見ながら、何度オナニーを繰り返したことだろう。それも今は遠い昔のことのように思えるが、まさか今頃、こんなかたちで凝視することになろうとは。

愛理の強い拒否を受けないよう、顔をゆっくり進めるのだが、そのたびに頬の筋肉が引っ張られ、正平はまるで百面相をしているかのような顔つきになっていた。

乙女の秘芯に近づくたびに、甘酸っぱい香りがフワッと漂ってくる。

若い女性特有の、噎せるような柑橘系の香りだ。このとき、正平は愛理がなかなか足を開こうとしたがらない理由を理解できた思いがした。

愛理は部活で汗をたっぷり掻いている。もちろんシャワーも浴びずに視聴覚室に来たはずで、それを気にしていることは間違いない。汗臭い匂いを異性に嗅がれたくないと思うのは、若い女性なら当然のことである。

だが正平の思いは、まったく違っていた。

どんな絶世の美少女だろうと、汗を掻けば匂うし、みんな汚れるのである。そしてそれは、男にとっては媚薬のような魅力に満ち溢れた淫臭に思えた。

(ああ、柏木さんのおマ○コが見たい、舐めたいよぉ)

中学時代は手の届かなかった相手だけに、正平の欲求はなおさら募った。

深奥部から男の本能が、性衝動が突きあげてくる。目が血走り、鼻息が荒くなる。

正平は無意識のうちに、両手を愛理の太股の真裏に忍ばせ、そのまま手のひらを上に向けた。

愛理はよほどツボに入ってしまったのか、やや前屈みになり、お腹を抱えて笑っている。その様子を上目遣いで窺いながら、正平は愛理の太股の後ろに向かって、両手を一気に突きあげた。

「あっ!」

ふいを突かれた愛理は小さな悲鳴をあげ、バランスを大きく崩す。正平が太股を下からググッと持ち上げると、愛理の上半身は後方へと倒れこんだ。

自然と愛理の両足が開脚し、正平は目標の股間部へ向けて、スッと身体を移動させる。

「きゃっ!?」

愛理は慌てて後ろ手で支えようとしたが、時すでに遅し。上半身はすでに机の端から飛び出ていたため、手のひらは虚しく空を舞う。

愛理が海老反るような体勢になったとき、正平は汗をたっぷり含んだレオタードの股間の匂いを胸一杯に吸いこんでいた。

ぷっくりとした股間の丘陵が、鼻と口元に心地いい感触を与える。

正平はさらに太股に当てた指に力を込め、愛理の足を左右に押しあげた。まるでM字開脚をさせたような体勢だ。

(やった! 柏木さんのあそこだ。あそこが目の前にあるんだ!!)

なんて淫らな光景なのだろう。

感動にも似た気持ちに打ち震えながら、正平はそう思った。

愛理が上半身を反らせているため、レオタードが上方に引っ張られるかたちになり、土手肉の形状がくっきりと露になっている。上つきのそれは丸くこんもりと盛り上がり、正平の性感を著しく刺激した。

両脇から覗いた繊細な皮膚はひと際白く、まるで赤ん坊の肌を見ているようだ。レオタードの底は下方に向かって細く捩れ、臀裂に喰いこんでいる様がなんとも卑猥だった。

頭の中で白い火花が散り、理性などはとうの昔に忘却の彼方へと飛んでいる。

正平は本能の赴くまま舌先を突き出し、ピクピク震える左の鼠蹊部をテロ~ッと舐めあげた。

汗のややしょっぱい味覚が口腔一杯に広がり、さらに逆サイドの鼠蹊部に舌を這わせていく。

「ひっ!」

愛理は小さな悲鳴をあげ、内股をピクンと震わせた。

毛嫌いしていた男から股ぐらを、しかも敏感な恥ずかしい部分を舐められたのである。鳥肌が立つような思いだったろう。

愛理は体勢を立て直そうと必死になっていたが、宙にもがいていた手がようやく机の角を捉える。だが次の瞬間、正平はすかさず股の布地を左に寄せていた。

「きゃぁぁぁぁあ!」

ムアッとした甘酸っぱい匂いと微かな尿臭、そして乳酪臭が鼻孔を突いてくる。正平は一瞬頭をクラッとさせながらも、目を爛々と光らせた。