女教師たちの童貞いじり 美尻挑発の甘い罠

「あっ……痛い」

斜め前方の女生徒が苦しそうな呻き声をあげると、その女性はすぐさまハスキーな声を放った。

「ホントにすごい込みようね。大丈夫? 我慢できる?」

「は、はい」

女生徒に声をかけた、その女性の横顔を見た瞬間、正平は思わず歓喜の声をあげそうになった。

(間違いない! 真奈先生だ!!)

香水をつけているのか、なんとも芳しい香りが鼻先に漂ってくる。女生徒たちの噎せるような体臭とはひと味違う、まさに大人の女性の匂いだ。

すぐさま恍惚の表情を浮かべた正平だったが、その直後、思いもせぬ事態が起こった。

急カーブとともに車体が大きく傾き、背後から女生徒たちが身体を預けてくる。吊り革を使っていなかった正平は当然のごとくつんのめり、真奈の背中へと顔を押しつけた。

(や、やばい)

懸命に爪先で踏み堪えるも、後方からの圧迫は強烈で、とても踏ん張れるような状況ではない。

正平が滑りこんだわずかな空間は跡形もなく消え失せ、バスが直線道路に向いても、すでに自分の楽な位置を確保することはできなくなっていた。

左右背後から凄まじい力で押され、身体の前面が徐々に真奈へと密着しだす。

正平は冷や汗を垂らしながらも、昨夜の真奈の刺激的な写真を思い出していた。

競泳水着から覗くY字の淫ら線、ムッチリとした太股、そしてがっちりとした巨大なヒップ。そのお尻が、今は手を伸ばせば届く位置にあるのだ。

全身が総毛立つような、甘美な電流が下半身に走る。

その直後、正平は股間に触れる柔らかい感触に困惑の表情を浮かべた。

(あぁ。当たってる! おチンチンが、僕のおチンチンが真奈先生のお尻に当たってるぅ!!)

思わず腰を引こうとしたものの、後方の女生徒たちが壁になり、まったくビクとも動かない。

狭い車内は生徒たちの体温で蒸し、大量の脂汗が背中を伝って流れ落ちていく。もはや、身体の位置を変えることさえ不可能の状態だった。

気がつくと、正平のペニスは真奈の臀部にぴったりと接触している。

温かい、まるでゴムまりのような弾力。視線を落とせば、腰から張り出した巨大な丘陵が視界に飛びこんでくる。

初めて体感する女体の感触に、正平の心臓は激しく高鳴った。

額から大量の汗が噴き出し、頬にまで滴り落ちてくる。

(まずい、まずいぞ。こんな状況で何を昂奮してるんだ!)

痴漢に思われたら堪らない。正平は気を落ち着かせるべく、瞼をギュッと閉じ、顔を俯けた。

そんな童貞少年の気持ちを煽るかのように、真奈の髪からシャンプーの芳香が漂ってくる。柑橘系の甘い香りは正平の鼻腔を直撃し、脳天まで痺れさせた。

パンツの中の陰茎が、徐々に鎌首をもたげてくる。肉胴の表面がズボン越しに、真奈の柔らかいヒップに擦られる。

正平は下半身の異常を悟られないよう、横にあった学生鞄をずらし、やや前方へともっていった。

その動作が不審感を与えたのか、真奈が後ろをチラチラと振り返る。正平はそのたびに、まるで心臓が止まりそうな思いだった。

こんなところで、性的昂奮をするのはいかにもまずい。真奈の正平に対する印象は、最悪なものとなってしまうだろう。下手をすれば、あとで咎められることになるかもしれない。

正平は気を逸らそうと奥歯を噛み締め、視線を窓の外の景色へと向けたが、それでも股間を疼かせる甘美には敵わなかった。

真奈の背は正平より十センチ近く高く、また足も長いせいか、股間がちょうど臀部の下側の高さに位置している。

正平は股間に押し当てられている柔肌の感触に、ズボンの前部分をどんどん膨らませていった。再度腰を引いてみたが、やはりそのスペースはない。

真奈のヒップは半円錐形のカーブを描き、腰の部分から張り出すように突き出ており、しかも正平のか細い腰を埋め尽くすのではないかと思うほど大きい。

顔面が上気し、熱い血流がとめどなく下半身に注ぎこまれる。正平は半開きになった唇を小さく震えさせた。

(早く着いて。早く!)

心の底からそう願っても、窓の外に映る風景は、学園までまだ半分を過ぎたあたりのもの。焦る正平を、さらなる危機が襲った。

(ああ、嘘~っ!!)

真奈の着用しているタイトスカートは柔軟性に富み、生地そのものが薄い。

正平の勃起した逸物は、臀裂に挟まれるように、すっぽりと包みこまれてしまったのである。

ヒップの谷間が、肉筒を通してはっきりと伝わってくる。それはまさしく、凹凸の関係だった。

肉幹に沿い、尻肉が左右からギューと押しつけられる。その感触は全身に身震いするほどの快感を走らせ、同時に真奈の身体から放たれる甘い芳香が脳髄をいっそう刺激した。

もはや正平の肉茎は、どう足掻いてもさせることは不可能の状態だった。

女教師たちの童貞いじり 美尻挑発の甘い罠

真奈は、いったいどう思っているのだろう。

背後に男が立っていることは、とうに知られている。男子生徒の少ない学園だけに、おそらくそれが江本正平という生徒であることも。

不可抗力だと考えてくれているのか、それともいやらしい男の子だと思っているのか。いずれにしても、嫌悪感を抱いていることだけは間違いないはずだ。

罪悪感にも似た気持ちが込みあげてくる。次の瞬間、下半身にもぞもぞと虫が蠢くような感触が走り、正平は思わず声をあげそうになった。