「えっ……んっ……どうしたら……いい?」
「じゃあ、えっと……ぼくの上に跨がってくれる?」
本当は寿治がリードをするために上になったほうがいいのかもしれないと思ったが、けれども、公園のベンチでは難しそうだ。
「ええっ!? 本当に? うーん、できるかなぁ……んっ、でも、やってみるっ」
亜季は一旦、立ち上がるとショートパンツとパンティーをするすると下ろした。ブラジャーと対になっているらしい、ピンク色の小さな布切れを足首から抜いて鞄の中へと仕舞うと、腹の辺りまでずり落ちたニットの裾を伸ばして下腹部を隠す。
寿治もまた、ベンチから腰を浮かせてデニムパンツとトランクスを下ろした。ペニスがにょきりと上を向いた状態でいるのが恥ずかしく、手で覆って隠す。
「上手くできるか、自信ないけど……」
寿治のペニスから恥ずかしげに視線を外して、亜季がベンチに片足を乗せた。寿治の肩に片手を乗せると、弾みをつけてもう片方の足もベンチの上へと乗りあげる。
「大丈夫、そのまま、ゆっくり腰を落としてみて」
向かい合って寿治の膝を跨ぐ体勢で、ゆっくりと亜季が腰を落としていく。
「あっ……」
亀頭の先っぽが柔らかな襞に触れた。亜季も敏感に感じ取ったらしく、一瞬身体の動きを止めると、再び身体を沈め始める。
「これで……あってるのかな?」
「うん、大丈夫。そのまま、腰を落として」
亜季が照れ笑いを浮かべて言った。ニットが邪魔だったので、めくりあげると、薄めのアンダーヘアーに包まれた割れ目が目に入った。
(うわぁ……すごい、こうすると挿入っていくところが丸見えだ……)
ベンチに浅く腰かけた下半身を突き出すようにして、背中を背もたれにつけると余計にその部分がよく見えた。さすがに処女の入り口は硬く、まだ膣内には挿入っていないが、それでも、じっとりと愛液を纏った肉ビラにぴっとりと亀頭を包み込まれるだけでも十分に気持ちよく、つい腰が動いてしまう。
「あっ……ツッ……」
ペニスがわずかに膣口にめり込んだところで、亜季が腰を引いた。
「あっ、ごめん、痛かった? 気持ちよかったもんだから、つい……」
「ううん、ちょっと驚いちゃっただけ。ごめんね、大丈夫」
亜季は寿治のペニスの根元をそっと手で押さえると、再び腰を沈めた。が、しかし、破瓜の痛みに物怖じしてか、なかなか上手く入らないようだ。
「やっぱり、ぼくが上になろうか」
「うん……でも……あ、それだったら、さっきみたいに下から、突き上げてくれたらいいかも……」
亜季が消え入りそうに小さい声で言った。
「うん、わかった。ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね」
男は最初の時だって、気持ちいいだけなのに、女のコは大変だ。そう思いながら、左手でペニスの根元を支えると、右手で亜季の肩を掴んでぐっと腰を突き上げる。
「……あぁっ、挿入っちゃう……」
硬くコリっとした膣口を亀頭がくぐり抜けきると、その先は驚くほどに狭かった。
ぐにぐにと押し開いていくと、亜季が耐えられないとばかりに悲鳴に似た声をあげる。
「大丈夫、亜季ちゃん、痛くない?」
「ん……痛い……けど、我慢できなくはない感じ……ねぇ、もう全部挿入った?」
「ううん、まだ、半分くらい。続けても大丈夫?」
「うん、ゆっくりだったら……」
なるべく亜季に負担がかからないように、ゆっくりとペニスを捻じ込ませていく。ずりっずりっと数センチずつ差し込んでいくと、やがてペニスが根元まで納まった。
「はぁっ……ちょっとだけ、このままでいてもいい?」
亜季は寿治の首に手を回すと、そのまま肩に顔を埋めた。艶やかな栗色の毛先がさらさらと揺れて寿治の頬をくすぐる。
(すごい、亜季ちゃんと……エッチしちゃったんだ!)
同級生の少女とこんなふうになるだなんて。感激に胸が熱くなり、少女の身体に回した手にぐっと力が入る。
「嬉しいな、トシくん。わたしたち、ひとつになっちゃったんだね」
亜季もまた、感激に胸をいっぱいにしているようだった。寿治と頬を擦り合わせて充足のため息を漏らしている。
(けど……動かさなくても、すぐにイっちゃいそうだ……)
何者にも犯されていない少女の純潔穴は、ぐつぐつと火照り、熱くぬめっていて、複雑に連なった肉ひだが、初めて迎え入れた男竿の感触を確かめるようにまとわりついてくる。
ぎゅうぎゅうと男根を締め付けている膣道の感触は、ただ挿し込んでいるだけでも、泣きたいほど気持ちがいいというのに、腰なんて振ったらどうなってしまうのだろうかと不安になった。
しかし一方で、もっと気持ちよくなりたい、と思っている貪欲な自分もいる。亜季の感触をもっと感じたい。粘膜を擦り合わせて、体液を混じり合わせたい。
(亜季ちゃんともっと深く繋がりたい……)
猛る思いに辛抱できずに腰を突き上げると、少女は一瞬、身体を強張らせた後、寿治にすべてをゆだねるように、全身の力をふっと抜いた。
「はぁ……トシくんと初エッチ……すごく嬉しい……」
「ぼくも……亜季ちゃんとエッチができて、すごく嬉しいよ!」
少女の身体を下から突き上げる度に、目の前でおっぱいがブルンブルンと揺れる。そのド迫力のありさまに、手を伸ばしてぎゅっと掴み上げて、乳首に吸い付き、レロレロと舌で嬲る。