「ひゃう。んー、ちょっとしょっぱい」
亜季は寿治の先走り汁を、味わうかのように、くちゅくちゅと口の中で転がして攪拌するとごくんと飲み下した。そして今度は舌を思いきり長く突き出すと、ソフトクリームを舐めるみたいにしてべろりと根元から舐めあげる。
「あぁっ……気持ちいい……」
両足を脱いだ衣類に囚われて逃げることもできないまま、女のコに一方的に責められているだなんて、恥ずかしくてたまらない。しかし、その恥ずかしさは、甘美な興奮をも伴っているのだから始末に負えない。
「ねぇ、ほら、今からトシくんのおちんちんを口とおっぱいで可愛がってあげる。だから、ちゃーんと見ててね」
「え……口と……おっぱい!?」
亜季は好奇心たっぷりといった表情で頷くと、ニットワンピースを脱ぎ捨てた。
(わ、なんだかエッチな格好だ……)
下着にブーツを履いた姿は、亜季のスタイルのよさも手伝い、まるでハリウッド映画で見たダンサーのようだった。ロングブーツのせいで、むっちりとした太ももがより強調され、ばんと張ったお尻も上を向いていて、格好いい。
「そう、お口とおっぱい。トシくん、大好きでしょ? このおっぱい」
亜季は再び寿治の足元にしゃがみこむと、ブラジャーのカップに手をかけて一気にずらす。すると、ぽろりと小玉すいかほどもあるバストがド迫力の勢いでもってまろび出た。
「え……ま、まさか……」
「うふふ、そのまさかだよ」
前につんと突き出したバストの脇に手を添えると、亜季は寿治のペニスを両脇から包み込んだ。むにっとした乳肉が滾った剛直をふわりと包み込む。
「でも、これじゃあ、先っぽが可哀想だね」
亜季は首を折ると舌を思いきり伸ばして、バストからはみ出した亀頭の先端部分をれろりと舐めあげた後、ぱくりとくわえ込む。
「う、うわぁっ!」
陰茎は乳房にすっぽりと囲まれ、あげく亀頭の先端も口の中。どこもかしこも柔らかだ。今まで経験したことのないしっとりとした柔肉に陰茎を挟まれ、ペニスが蕩けそうに気持ちいい。
「うふふ、どんな感じ?」
「す、すごく気持ちがいい……」
剛直にしっとりと張り付く亜季のバストは、まるでマシュマロのようにふわっふわだった。肌理細かい肌は綺麗で、その間に挟まれた赤黒くてかりを帯びているペニスのグロテスクさが恥ずかしくなってしまう。
「でも、もっと気持ちよくなるんだよ……」
亜季は唇から舌をはみ出させると、だらりと唾を垂らした。泡立った涎がとろとろと亀頭へ降り注いで胸間へと流れていく。
「トシくんのおちんちん、すっごい熱いね、それにドクドクいってるのが、胸に伝わってくるよ」
亜季は屹立にたっぷりと涎を塗すと、胸を支えた手を上下に動かし始めた。両脇から押し上げられた胸がゆさゆさと揺れて寿治のペニスを快刺激する。
「あ……あぁ……あっ」
膣内よりも手よりも柔らかな乳肉の感触に、たちまちペニスが熱くなる。その温度を確かめるように、亜季は唇をつけると鈴口をチューチューと吸い上げる。
「亜季はトシくんに、なんだってしてあげる。だってトシくんのこと、好きなんだもん。ねぇ、トシくんは、こんなエッチな亜季は嫌い?」
「嫌いな……わけないよ。ぼく、エッチな亜季ちゃんが大好きだっ!」
「嬉しいな。じゃあ、亜季、もっともっとエッチになっちゃうね」
亜季は亀頭を丸々口の中に収めると、じゅぽじゅぽと上下させ始めた。それに合わせて陰茎を挟んだ胸をリズミカルに動かす。
(あっ……ううぅ……やばい……)
ぴちゃりぴちゃりと三角形の張り出しを舐める水音に、激しく揺れるお椀形の豊かなバスト。聴覚と視覚両方を淫らに刺激され、性感が急カーブに昂っていく。
「あぁっ、亜季ちゃんのおっぱいと口、すっごい気持ちがいいよぉ」
「そうだよ、トシくんはいつでも亜季の好きなところを使って、気持ちよくなっていいんだからね」
亜季が亀頭の吸い付きを強くした。頬がきゅうっと凹むほどにバキュームしながらも口内でくちゅくちゅと舌を動かす、二段構えの舌技にビリビリと背筋が痺れて強烈な快感が襲ってくる。
陰茎を摩擦する谷間には汗が浮かび、よりいっそうじっとりと表皮に張り付いている。唾液と汗とか入り混じった甘い匂いが胸間から立ち昇って頭がくらくらする。
「や、やばいよ……亜季ちゃん……このままじゃ……イっちゃう……」
「いいよ、亜季のお口に出して」
亜季はより深くまで亀頭を咥え込むとスクリューするように舌を絡みつけた。陰茎を擦りあげる乳房のリズミカルな動きはますます速くなり、少年の射精を促す。
「あ……あ……あぁっ……」
手で寄せられた乳肉がぎゅうっと屹立を絞り込み、舌先が裏筋を辿った瞬間、嗚咽が漏れると同時に四肢に甘い痺れが奔った。脳天から激しい快感に貫かれ、男竿がどくんと大きく脈打つと、下腹部の奥のぐつぐつと熱く滾ったスペルマが噴出する。
「あぁ……イクッ」
そう呻くのと同時だった。勢いよく放たれた精液がクラスメイトの口の中へと注ぎ込まれる。
「んんっ……苦ぁい……」
細い喉をこくこくと鳴らして精液を飲み下すと、亜季がとろんとした目で寿治を見上げた。
「ご、ごめん、そんなの飲ませちゃって……それに……」
「ん……いいの。続きは言わないでいいの……」