夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

(でも……口だけじゃ嫌だよ。ちゃんと凪子さんとひとつになりたいのに……)

しかし、凪子の口技から生み出される快感にこのまま浸っていたいのも事実だ。

「すごいわ、また硬くなったわ。まだまだ大きくなるかしら」

「う、ううっ……」

こんなふうにみっともない声をあげてしまい、恥ずかくてたまらない。しかし、そんな宣英のすべてを包み込むような温かな眼差しを送りながらも、凪子は舌を休めることなく、さらには絶妙なタッチではちきれんばかりの肉竿に細い指を滑らせる。

「ダメです……凪子さん、口じゃなくって……凪子さんに、俺、れたいのに……」

「うふふ。大丈夫よ。後でちゃんと挿れさせてあげるから……それに、一度、抜いておいたほうが、たっぷり楽しめるでしょう?」

「あ……うっ……でも、俺、女の人の口の中でイったことなんて……」

「あら、初めてなのね。嬉しいわ。大丈夫。気にしないで。思う存分、このまま出していいのよ……ねっ?」

凪子はペニスをぐっと奥深くまで咥え込むと、じゅるじゅるっと吸い込んだ。

ディープスロートされた肉竿が喉奥で狭窄され、じゅぼじゅぼと淫らな吸引音が響き渡り、強烈な快感に脳裏がスパークする。

「あっ……イ、イクぅううっ!!!」

限界の限界を迎えたペニスの先端から、白濁した精液が凪子の口内にどぴゅりどぴゅりと吐き出された。陰嚢がびりびりと痺れて頭の中に白い閃光が奔る。

「ああっ、はぁあああっ」

こんな射精は初めてだった。コンドームの味気ないゴムの中ではなく、温かで人の血の通った粘膜に発射する甘美な快感。精神の高揚と身体の満足感が一体化して幸福感が全身に満ち満ちる。

「すごい……いっぱい出たわね」

淫猥な人妻は精液をすべて飲み下すと、射精を終えたばかりのしなびつつあるペニスに舌を這わせる。

「あ……そんな……汚いですから」

「んっ……大丈夫だから」

献身的な人妻は、宣英の陰茎を口で掃除し終えると、射精を終えて少し気だるい身体を手のひらに泡立てたボディソープで丁寧に洗ってくれる。

(まさに……いたれりつくせりってやつだ……)

こんなふうに大切に扱われて嬉しくないわけはない。優しい人妻の気遣いにほっこりとしていると、シャワーで泡を洗い流した凪子が浴槽を指差した。

「ね。少しお風呂に浸って、ゆっくりしましょう」

「あ、はいっす」

宣英にしても一息くらいはつきたい気持ちだ。賛成すると凪子と連れ立って浴槽へと向かう。

「ここね、一応温泉なのよ。正しく言うと鉱泉を焚いてるんだけど」

湯船に浸かると、凪子が目を細めた。

「あ、そうなんですか」

「そう。ちょっとぬるぬるするでしょう? 炭酸ナトリウムが多いの。切り傷とか火傷に効くって言われてるわ」

「へぇ……この島、温泉も出るんですか。本当にいいところですね」

「そうね。外から来た人はみんなパラダイスだって言うわね」

「本当にパラダイスだと思います……凪子さんとこんなふうに一緒にお風呂に浸かれるだなんて……ねぇ、凪子さん、もっと近くに来てくださいっ」

凪子の身体を抱き寄せると首筋に唇を寄せた。

「あ……あんっ……」

手のひらに余るたわわな豊乳に、水中で手を伸ばすとそっと掴む。湯の中でより柔らかみを増した乳肉は、ふわふわとまるで蕩けるようだ。

ぷにぷにと揉んでいると、凪子が小さくわなないた。湯がちゃぷりと跳ねて水面が揺れる。

(いったい、何カップあるんだろう?)

女性のバストサイズなど皆目検討もつかないが、CやDといったサイズでないことはわかる。以前雑誌のグラビアで観た、Gカップという触れ込みの巨乳アイドルと同じくらいはあるのではないだろうか。

(なんでこんなに柔らかいんだろう……)

むちむちおっぱいはいくら触っても飽きのこない至高の感触だ。その軟らかさを存分に楽しむべく両手で揉みしだくと、たっぷんたっぷんとたわみ揺れて水面に大きな波紋を作った。

「あ……んふっ」

大きさだけではなく感度も相当に熟しているらしく、少し揉んだだけで凪子の唇はしどけなく半開きに開いた。恍惚に潤んだ眼の睫がふるふると揺れ、控えめなベージュ色の乳首は、まるで触って欲しいとばかりにピンと硬く勃っている。

「凪子さんのおっぱい、本当にすっごく柔らかいですね。こんな柔らかいおっぱい、初めて触りましたよ」

「やだわ、恥ずかしい。おばさんになると、張りがなくなって、どこもかしこも柔らかくなっちゃって、嫌だわ……」

「いいえ、そんなことないですよ、敏感でエッチな、最高な身体です。こんな素敵な身体を持ってるのに……半年も旦那さんに抱いてもらえてないだなんて勿体なさすぎますっ」

「仕方ないのよ。あの人は東京にいるから……」

「じゃあ、代わりに東京からき来た俺が、存分に気持ちよくさせちゃいますからっ!」

左手はそのまま胸を揉みしだきながら、もう片方の手を下へと滑らせると、茂みに指先を挿し込んだ。陰毛を掻き分けて指先で探り、ぽちりと小さな突起を見つけだす。

(よし、ここがクリトリスだよな)

「あっ……そこ……」

人差し指の指腹でくいっと撫で上げると、凪子は宣英にぎゅっと抱きついた。

「当たってます?」

「んっ……当たってるわ。ああっ……気持ちいい……」