夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

「そんなにじろじろ見ちゃ、ダメだよぉ」

日はすっかり沈んでしまったが、しかし今度は天上の月とおびただしい数の星の光が煌々と降り注いでいる。目を凝らさずとも、美波の若々しく肌理の細かな肌質や、薄桃色の可愛らしい乳暈、小さく可憐な乳首までもしっかりと見てとれた。

「見たいんだ、美波ちゃんの全部を。だって、こんなに可愛いんだもの」

恥じらいの表情を浮かべている美波をぎゅっと抱き寄せると、瞼や頬へと口づけながら、右手を美波の乳房へと伸ばす。

しっとりと手のひらに吸い付くような感触を楽しみながら、ふっくらとした乳房全体を揉む。その中心で触って欲しいとばかりに主張しているぽっちりとした乳首に、親指と人差し指を伸ばしてあやすと、さらにぴんと硬くなってしまった。

「あぁん、なんかヘンな気分に……なっちゃうよぉ」

「なっていいんだよ。エッチなことをしてるんだから、美波ちゃんがいっぱい感じてくれたら、俺、嬉しいよ」

「あ……ひゃぁっ、うぁっ、ひゃぁああんっ!」

指先で摘み上げると、ダイヤルを回すように左右にくいくいと捻った。まるで快感をチューニングするかのようなその動きに、美波がびくびくと反応して身体を痙攣させる。

汗ばんだ胸間からぷーんと南国の果物のような甘い香りが放たれて脳の芯までじんじんと痺れていく。可憐な少女の可愛らしい喘ぎ声が、宣英の中の牡を否応なしに奮い立てる。

「美波ちゃん、乳首、敏感なんだね」

「ん……敏感とか、そういうのはわからないけど……なんか、胸がドキドキして苦しくって……でも嫌じゃなくって。恥ずかしいのに、嬉しくて、わたし、どうしていいかわからないよ」

「大丈夫、恥ずかしがらずに、好きに声を出して。ここなら誰も来ないだろうから」

「……んっ、あぁんっ」

ちょんと摘んだ乳首を親指と人差し指で潰すように擦り上げると、美波はまるで幼い少女のような可愛らしい声をあげた。

そんな声をもっと聞きたくて乳首をくりくりと捏ね上げると、乳房にじっとりと汗が浮かんで甘やかな体臭がさらに強くなっていく。

「すごい……美波ちゃんの身体、すごくエッチだ。乳首がこんなにコリコリしちゃってる」

「やぁだぁ……そんなこと、言っちゃだめぇ」

ただでさえ恥ずかしがりの少女は、自らの肉体の変化を恥じらいながらも、まるで子猫のような甘い鳴き声をあげる。宣英の首に手を回して強くしがみつき、快感と羞恥との間で揺れ動いているようだ。

先ほどのキスがファーストキスだったということは、当然のことバージンであろう。

(処女喪失って……どれくらい痛いものなのかな……)

無痛とまでは無理でも、余計な痛みは排除してあげたい。そのためには、できるだけ前戯で気持ちよくしておくことが必要だろう。

「もっと……もっと、気持ちよくしてあげるね」

宣英は顔を下げると、美波の肩に腕を回して乳頭を唇で咥え込んだ。

ほんのりとした甘酸っぱさを味蕾に感じながら、下から乳頭をぺろりと舐め上げると、美波は身体をぐっと反らせて震えた。

「あ……んんっ……ひゃっ……はぁうっ」

唇で包み込んだまま、口の中で舌を使いコロコロと転がしたり、軽くちゅっと吸引したりとバリエーションを持たせて舌嬲りしていると、美波の息がいよいよ荒くなってきた。

足の力が抜けてしまったかのように、しどけなく崩れた両足が、着乱れた紺色の浴衣の合わせ目から覗いている。

右手を伸ばすと、人差し指と中指とで踝から膝にかけての足の外側をそっとなぞり上げた。膝横までたどり着いた指先で膝頭をなぞりつつ、内ももに手のひらをそっと置くと、ゆっくりゆっくりと股の中心に向かってにじり上げていく。

「んっ……」

宣英がどこを触ろうとしているのかを悟った美波の両腿にわずかに力が入った。しかし、乳頭をこちょこちょと舌先で嬲ると、たちまち緩んでしまう。

腿の付け根まで来たところで、柔らかな布地が指先に触れた。

(美波ちゃん……もう、濡れてる?)

パンティーの薄布がしっとりと湿っているように思えた。

今すぐパンティーの中に指先を差し込んで確認したいが、もう少しパンティーの上からのぷにぷにした感触を楽しみたくもある。

はやる心を抑えて、お尻側から、縦筋に沿って指先をつつっと滑らせては戻るを繰り返すと、愛液がパンティーにじんわりと染みてくるのがわかった。

「ねぇ、すごいよ、美波ちゃん、もう濡れちゃってる。ほら、わかる? パンティーに滲みてアソコにぴったりくっついちゃってるんだ」

「ひゃぁっ……んぁっ……いやぁん、そんな恥ずかしいこと言わないで」

「あ、また濡れてきたみたいだ。エッチな身体だね」

花芯のあたりに見当をつけて、じっとりと湿った薄布の上から指腹で捏ねると、じゅんと奥から溢れだした液体がパンティーから染み出してきた。

感じやすく濡れやすい処女の秘部を、つめの先で軽く引っ掻いたり、指腹で圧力をかけてぷにぷにと刺激していると、どんどんと愛液が溢れてしっとり湿ってくる。

「はぁっ、ノリくんっ……そこ……」

美波が疼きに耐えきれないというふうに腰をもじもじと揺らした。

「どうしたの? ここがどうかした?」

「や……そんなこと……言えないよぉ」

美波が頭を横に振った。