夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

「ここ、何かあるね、美波ちゃん。わかる? ほら……Gスポットかな」

「あ……ひゃんっ、すごい……そこ、気持ちいいみたいっ」

「わかる、わかるよ、美波ちゃん。だって、美波ちゃんのおま○こ、どんどんググッて締まってきてるっ」

「うっ……あぁ、ノリくん、だめ、内側から何か上がってくるみたい……はぁんっ」

「美波、我慢しないでいいんだよ。大丈夫、ちえりがぎゅってしててあげるから」

「ああぁん、ちえりっ」

美波が耐えきれないとばかりに、ちえりの身体に抱きついた。ちえりは腰を上下にスライドさせながら、ぎゅっと抱き締め返す。

「あっ、あぁっ、あぁあああっ」

美波がちえりにぎゅっとしがみついたまま、身体をぶるるるるっと細かく震わせた。とたんに淫裂からぐしゃっと大量の水が溢れ出して手首までも濡らす。

「わっ、美波ちゃんが……また吹いたっ!」

「んはっ……美波の身体ってば、エッチすぎるよぉ。何回吹いちゃうの? ……はぁっ、けど、ちえりも……もう、ダメぇっ」

ちえりが腰の打ち付けを強くした。ぐっちょんぐっちょんと卑猥な水音が響き、陰嚢までも愛液が流れ落ちてくる。

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「うわっ、ちえりちゃん、そんなに激しくしたら……俺ッ……ぐわっ」

「だって、腰が止まらないんだもんっ!」

まだ潮アクメの余韻から冷めきらず、ぐったりと脱力し、肩で息をしている美波に、今度はちえりがしがみついた。陰茎を包み込んだ肉襞が一斉にざわめき始め、ぎゅうぎゅうと絞り込む。

「や、やばいよ、ちえりちゃんっ……このままじゃ……中に出ちゃうから」

「んっ、大丈夫、ちえり、今日は安全日だから……はぁっ……中で出してもいいよ?」

「いや、それはまずいって……あああっ!」

(うわっ……もう、限界だぁっ)

ちえりがぐっと深く腰を降ろした瞬間、びびびび、と感電したように全身に痺れが奔った。栓が外れたように、熱い液体がペニスの先端から溢れだして迸る。と、同時にちえりの秘部からも大量の液体がどばっと溢れ出す。

「あ……ひゃうっ……ちえりも……吹いちゃったよぉ……」

内側へとどぴゅりと放たれた精液を流すかのように、ちえりの膣からはぴゅっぴゅっと潮が噴出している。

「……ど、どうしよう、ちえりちゃん、俺、中で出しちゃったよ」

「んー、大丈夫、ちえり、今日はばっちり安全日だし。それに、潮できっと流れちゃったと思うし」

あまりの快感に我慢ができなかった。精液を最後の一滴まで子宮に注ぎ込んでしまった少女に、思わず情けない声で訴える。すると、ちえりは美波に抱きついて、荒い息を整えながら首を横に振った。

「ご、ごめんね」

「んー、大丈夫だってば。はー、気持ちよかったねぇ。こんな気持ちがいいエッチ、初めてしたよぉ……。ね、美波も横になりなよ、気持ちいいよぉ」

ちえりは、そのままごろんと宣英の右隣に横になるとその手をぎゅっと握り締めた。美波もちえりに倣い、宣英を挟んで反対側に横たわると、やはり手をぎゅっと握り締めてくる。

「ねぇ、ちえり、ノリくん。残りの夏も、三人でたくさん思い出が作れたらいいな」

「……ありがとう、ふたりとも」

小声で囁く美波に、身体の隅々まで感激に満たされながら返事をすると、美波とちえりとが、ぎゅっと手を握り返してきた。

海風が汗ばんだ身体に心地いい。両手に感じるふたりの少女の温かな体温に、身体中がしみじみと幸せに包まれる気分だ。

(三人で、過ごす夏かぁ……)

夕暮れを迎えた太陽に、ぽかぽかと身体を温められながら、大きく息を吸い込んだ。

第五章 台風の夜の破廉恥同衾 ─熟色母と若艶娘を独り占め─

「風が強くなってきたわね」

客室の窓から外を眺めて凪子が呟いた。

「いつ降り出してもおかしくない感じですね」

閉めかけの雨戸の隙間から空を見上げると、どんよりとした暗雲が立ち込め、まだ昼過ぎだというのに辺りは薄暗闇に包まれていた。

「そうね……フェリーもやっぱり今朝は出なかったみたい。今日帰りのお客様たち、予定を早めて昨日のうちに帰ったのは正解だったわね。停電でもしたら、面倒なことになるもの。そうだ、念のために蝋燭も出しておきましょうか。吉川くん、庭の倉庫にあるから、何本か持ってきておいてもらえる?」

「了解っす」

凪子に言われ、一階へと降りて玄関から外へと出ると、荒れ狂う灰色の海が目に入った。時が進むにつれ、風はますます強くなる一方で、時折大粒の水滴が混じって吹き付けてくる。空はどよんとくすんだ鉛色で、暗雲がまるで早送りしているかのような速度で流れていく。

(何事もなく通り過ぎてくれるといいんだけど……)

沖へと出て嵐が過ぎるのを待っている停泊中の漁船が、激しく揺れているのがここからでもはっきりとわかる。初めて経験する島の台風に不安な思いは高まるばかりだ。

「あれ、ノリくんじゃん」

「あっ、ちえりちゃんこそ、そんなところで何してるの? 早くしないと台風がだいぶ近いみたいだよ」

声の主を見ると、強風に吹かれてスカートをバタバタとはためかせたちえりだった。

「うん。ちえりは今から家に帰るとこ。今夜は家から一歩も出られないっぽいから、今のうちに雑誌を買い込んできたんだ」

ちえりが右手に持っていたビニール袋を持ち上げた。中には、女性向けのファッション誌や漫画雑誌に加えてスナック菓子類がどっさりと入っている。