(野外でフェラチオなんて……滅多にできない経験だ……)
抜群のスタイルに、白いビキニ姿を身につけた愛くるしい美波、むっちむちのグラマラスボディを黒いビキニに詰め込んだセクシーなちえり。
強張りきってぐぐぐと天を向いたペニスの前に跪いた、ふたりの美少女の姿にごくりと喉が鳴り、期待にペニスがびくんと揺れた。
「うわぁ、ノリくんのおちんちんが期待で武者震いしてるっ、ほら、美波見てみなよ」
「本当にぶるぶるしてる……」
「可哀想だから、早く舐めてあげよう。ね、美波、まずは舌を出して。そう、それで舌の表面をおちんちんの根元にぺとって当ててみ? そう、横向きでもいいからやりやすいほうで」
「ん……こうかな」
美波は決意を固めたようにひとつ頷くと、ちえりに言われるがまま、唇から桜色の舌をはみ出させた。
間近で見るには、まだ照れが付きまとうのか、ペニスから視線をそらして瞼を伏せたままそろそろと顔を近づけると、思い切った様子で宣英の陰茎裏の根元にぺとりと当てる。
(ひゃ……うわぁっ……)
美波の舌は柔らかで、ぬるぬると湿っていて温かだった。濡れた粘膜がふわっと裏スジをくすぐり、まるで電流が奔ったかのように身体が痺れる。
「そう、そうしたら、そのまま、ゆっくり舌を上の……そう、クビレてるところまで持ってきて。なるべくゆっくりゆっくり、唾も塗しながらね」
「……ん」
初心な少女は、早熟な幼馴染に指示される通りに、舌をそろそろと動かしていく。
ちえりに比べれば、決して慣れているとは言いがたいたどたどしい舌遣いだが、しかし、素朴な少女の柔らかな舌の感触は、技巧など必要ないほどに心地よかった。
(美波ちゃんが、俺のちんちんを……しゃぶってくれてる)
嬉しさと感激で胸がじーんと熱くなる。
恥ずかしがりやの女のコが、懸命に舌を使う姿は健気で可愛らしく、愛しさと興奮とがぐっと腰奥に湧き上がって快感とともにこみ上げてくる。
「次は亀頭の段々だよ。ここは敏感だから、特に丁寧に舐めてあげるといいんだって。んーんと、そうね、おちんちんをソフトクリームだと思って舐めてみて」
「んんっ……こんな感じでいいのかな……」
美波は舌べろを伸ばすと、ミルクを舐める子猫のようにカリ首の付け根をちろちろっと舐め上げた。みっちりと快感神経の集中した筋を、熱い粘膜が撫で上げて背筋に愉悦が迸る。
(うわぁ、どんどん気持ちがよくなってくる……)
最初はぺろぺろとただ舐め上げるだけだった美波だが、カウパー液に含まれる牡フェロモンに劣情を刺激されたのか、次第にその舌先の動きに熱がこもってきた。
ねっとり丁寧に、少しざらついた舌表面を押し付けるように、亀頭のクビレを嬲られると、うっとりと蕩けそうに気持ちがいい。
「うーん、上出来、上出来。じゃあ、次はタマね。口に含んで、優しくころころって舌で転がすの」
すっかりフェラチオの先生を気取っているちえりは、さらに課題をエスカレートさせた。
(ええっ、タマまで舐めさせちゃうんだ!?)
まるで清純を絵に描いたような少女に、そんなことまでさせていいのかと思う反面、その柔らかな舌の感触を待ちわびるように睾丸がぶるると震えた。
「ん……こんな感じで……いいのかな」
美波は大きく口を開けると、睾丸全体を口に含んだ。こそばゆいような、ゾクゾクとする快感が迸るが、どちらかといえばくすぐったさが上に立つ。気持ちがいいことはいいのだが、どうにもむず痒くて仕方がない。
「ふあっ、ひゃっ、あ、ダメ、ちょっと……くすぐったいかも……ストップ、ごめん、ストップ!」
「えっ、ダメ……だったかな?」
せっかく一生懸命舐めてくれている美波には申し訳ないが、耐えきれずに肩をとんとんと叩いてストップさせると、美波が落胆した顔を上げた。ちょっとへこんだ様子なのが申し訳ないが、無理なものは無理だ。
「うん、ダメっていうか……ごめん、ちょっとくすぐったくって」
「えーっ、ノリくんってタマはダメなタイプなのかなぁ? ちょっと待ってね、ちえりがやってみるよ」
「えっ!?」
ちえりが横からにゅっと舌を突き出して、素早く淫嚢へと這わせた。
「あっ、はうっ!」
とたんに強烈な快感が腰の辺りで弾けた。
さっき美波にされたのと同じような動きだというのに、まるで違った。左右と、小刻みにスライドさせている舌先からは、じんじんと痺れるような快感が断続的に襲ってくる。ゆっくりと這い回る舌の感触は、ねっとりと絡みつくようでいて、そのざらつきは淫嚢表皮の末端快楽神経をちりちりとくすぐる。
「ううっ、うくぁっ」
堪えきれずに声を漏らした宣英の顔を美波が見上げた。
(あ、やばい……かも)
美波を傷つけてしまったのではないかと胸がずきんと痛む。
(……美波ちゃん、怒ったりとかってしてないよなぁ……)
気まずい思いで顔色を窺うと、美波は唇をきゅっと結んだまま、唇を亀頭に寄せて、むちゅっと口づけてきた。軽く吸引するような刺激に、鈴口にびりびりっと快感が奔る。
「あっ、美波ってば、ちんちんにキスだなんて、なかなかやるじゃん。じゃあ、ちえりも……んちゅっ」
ちえりも倣い、肉厚な唇を窄めるとぷにりとカリ首にキスをした。ぞくっとした快感が背筋をくすぐり、またもビクンと身体が震えてしまった。