夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

「うわぁ……」

初めて目にする男根に、美波が目を丸くした。

「大丈夫? 無理だったら……いいからね」

「ううん、大丈夫。だって、ノリくんの……おちんちんだもん。そこに座って」

美波ははにかんだ微笑みを浮かべながら、自分の隣を指差した。

(美波ちゃんが……俺のちんちんを触ってくれるだなんて!)

感激にじんと胸をいっぱいにしながら腰を降ろすと、美波が細い指先を宣英のペニスへと伸ばした。

「こんな触り方でいいのかな」

シャイな生娘は、少し恐々とした様子で、可憐な指先で赤黒く充血した陰茎を掴むと、まるで宝物でも触るかのような手つきで、丁寧に擦り上げた。

人差し指でくびれの溝をなぞるように一周擦った後、そのまま裏筋に沿って撫で降ろしていく。その優しい刺激に、むずっとした快感が迸り腰がぴくりと震えてしまう。

「あ、すごい……美波ちゃんの手、気持ちいいよ。ねぇ、おちんちんを握ってくれるかな。それで上下に動かして欲しいんだ」

「ん……こんな感じ?」

少女は愛くるしい笑みを浮かべながら、筒にした手をゆっくりと上下にピストンさせた。亀頭の辺りを擦り上げられるたびに、まるで微弱な電気が通ったようにピリピリと痺れ、先端にぷくりと透明な液体が盛り上がっていく。

「なにか、先っちょから……出てる?」

「カウパーだよ。気持ちがいいと出ちゃうんだ」

「ノリくん、わたしの手で……気持ちよくなってくれてるんだ」

少女の顔に喜びの色が浮かんだ。表面張力で張り上げた先走りが弾け、とろりと流れだして、その華奢な指先を汚す。

「美波ちゃん、その亀頭の段々のところ、そこが気持ちいいんだ」

「ん、ここ……かな?」

陰茎を上下させる手が亀頭を通り過ぎる瞬間、少女がきゅっと捻りを加えた。ビリビリッと痺れるような快感が脳裏にスパークして、精道に熱い液体がこみ上げる。

「うわっ、それ、すごくいい」

「ん……ノリくんのおちんちん、さっきより硬くなったみたい」

コツを掴んだのか、美波の手つきがだいぶスムーズになってきた。ほどよい力の入れ具合でシコシコとペニスを擦り上げるたびに、ふつふつと射精欲が高まっていく。

(ああっ、美波ちゃんの手コキ、気持ちよすぎるっ)

肉体的な快感はもちろんのこと、美波が自発的にペニスを触ってくれているという精神的な悦びも大きかった。このままずっとペニスを弄くっていて欲しいという思いと、早く少女の中に入りたいという欲望が入り混じって狂おしい。

(ダメだ……もう我慢できないっ)

勝ったのは後者だった。突き動かされるように少女をその場に押し倒すと、のし掛かる。

「ねぇ、俺、もう我慢できないよ! 美波ちゃんに挿れさせて欲しいんだ!」

「うん……わたしもノリくんと、ひとつになりたい」

少女は手を伸ばすと、宣英の身体をぎゅっと抱き締めて言った。

「ありがとう、美波ちゃん」

衝動に駆られるまま、美波の腰を掴むと、ペニスを裂け目に当てて亀頭に愛液を塗りたくって馴染ませた。ぬらりと濡れ光る剛棒を処女孔へとゆっくり差し込んでいくと、潤んだ沼がくちゅくちゅと音を立てて宣英の先端を飲み込んでいく。

(う……わぁ、すっごいきつい)

油断をするとすぐにでも爆ぜてしまいそうなほど、美波の膣内は狭かった。みしみしと両脇から締め付けてきて、なかなか宣英の屹立が侵入するのを許してくれない。

それでも、一センチ、また一センチと剛棒が膣肉に飲み込まれていくたびに、粘膜同士がぎゅっと密着し合って、甘い快感がこみ上げてくる。

「んっ……あっ……」

初めて受け入れる男根の感触に、少女が息を漏らした。

「ごめん、美波ちゃん、もうちょっとだから、我慢してね」

「ん、大丈夫……」

なんとかカリ首まで入り込んだところで、美波の眉がぎゅっと真ん中に寄せられているのを見て心配になって尋ねると、美波が宣英に向かって両手を伸ばした。素もぐりで鍛えたしなやかな身体を強く抱き締めて口づけを交わす。

「はぁっ、キスって気持ちいい」

唇を啄み合うようにしてキスを交わしていると、少し緊張が解けたのか、美波の身体から力が抜けた。気のせいか、カリ首の締め付けも緩んだ気がする。

唇は重ねたまま、ゆっくりゆっくり肉棒を沈めていくと、やがて弾力のある肉壁に当たった。

(これって……処女膜かな)

ぐりっと腰を押すと、美波が低く呻き声をあげた。

(あんまり躊躇してても、逆に痛いよな、いっそ……)

宣英は美波の柔腰をぐっと掴むと、一気に奥まで肉棒を突き刺した。とたんに強烈な愉悦がペニスの先から上半身は脳天、下半身は足先までビリビリと駆け抜ける。

(す……ご……、美波ちゃんのおま○こ、気持ちよすぎるよ!)

きゅうきゅうと締め付けるその収縮具合はもちろんのこと、柔らかい肉襞が、宣英のペニスに四方八方からまとわりつくように絡みついてくる。これ以上、気持ちがいいことはないだろうと思える至極の感触だ。

「奥まで、挿入はいっちゃったぁ……」

美波が感激の声をあげた。目じりから一筋の涙がつーっと溢れているのが可愛らしくていとおしい。

「うん、挿入はいったよ。美波ちゃんの中に、俺のちんちんが全部挿入はいったよ!」

「は……ぁあ。嬉しいよう」

まだ摩擦されたことのない膣内が、初めて受け入れる男根にざわざわと蠢いてまとわりついてくる。湿地帯のぬるやかな感触は、しっとりと軟らかでいて、じんじんと痺れるような快感がこみ上げてくる。