「まずは乳首かな。たっぷり気持ちよくしてあげるからね、ノリくん」
「う……ひゃぁっ」
ちえりは、宣英を砂の上に押し倒すと、宣英の左脇から覗き込むように屈んで、乳輪をぺろりと舐め上げた。女のコのような声が出てしまい恥ずかしさに顔が赤くなる。
「んー、ちょっとしょっぱいねぇ。ほらぁ、美波もそっちの乳首、舐めてあげようよ」
「ん……じゃあ……」
積極的に男体を責めるちえりに誘われ、美波も宣英の乳首へと舌を伸ばした。
最初は躊躇するように舌の先端でちろちろと、やがて舌の腹部分を使ってべろりと少し大胆に舐め上げる。
「あ……ひゃうっ」
乳頭の快感末梢神経をちりちりと刺激され、こそばゆいような快感が背筋を襲った。舌のねっちょりと濡れた軟らかな感触に、身体がぴくんぴくんと弾んでしまう。
「うわぁ、ノリくんって、男のコなのに乳首が敏感なんだぁ」
「いや……そういうわけじゃ……んんっ」
からかうちえりに必死に抵抗するも、ミルクを啜る子猫のように一心不乱に、宣英の乳首を啜る美波の愛くるしい顔を見れば全身の力が抜けてしまう。
(あ……う……年下の女のコたちにこんなふうに感じさせられちゃってるだなんて……)
さらさらと零れ落ちるちえりの髪の毛が、脇腹や胸板を優しくくすぐり、美波の濡れ髪から立ち昇る甘酸っぱいシャンプーの香りに頭がくらくらとしてくる。
「でも、ほらぁ、おちんちん、もうすっかり大きくなっちゃったね。ノリくんの精子タンク、いっぱい溜まってたんだぁ」
ちえりがちゅっちゅっと脇腹や腰骨の辺りから、下半身へと唇をずらしていった。そのまま、肉竿まで行き着くと、鈴口に唇をぺとっと当て、ゆっくりと口内に差し込んでいく。
(ぐわぁっ)
ちえりの口内は熱くぬかるんでいた。頬粘膜が亀頭をしっとりと包み込み、きゅっと両脇から狭窄してくる。裏筋から亀頭を舌べろでくちゅくちゅと撫で回され、さっき達したばかりだというのに、またもふつふつと射精欲がこみ上げてくる。
「んーちゅぷっ、ちゅぱっ」
ペニスを口いっぱいに頬張りながらも、宣英の快感の表情を窺う上目遣いの横顔が淫らだ。上から被さったHカップバストが、太ももや脇腹に当たってプニプニとたわむ。
「男のコが気持ちよくなる姿って……嬉しいね」
美波が宣英の左乳首をぺろぺろと舌嬲りしながら、うっとりと漏らした。
男体を愛撫する快感に目覚めた少女は、その綺麗な指先を伸ばすと右乳首をそっと摘みあげぶるぶると揺らすように捏ねくる。
(う……う……ああっ……こ、これはヤバい……)
三点責めの快感に襲われながらも、宣英は左手を伸ばすと、覗き込む体勢で宣英の乳頭に舌を這わせている美波の股下へと手を差し込んだ。
「え……んっ、ノリくん!? あっ、やっ、やだぁっ、な、なにするの?」
そのまま九十度回転させると、美波の股が自分の顔の上にくるように導く。
「えっ、だ、ダメだよぉ、こんなカッコ……」
「大丈夫、恥ずかしい格好で、美波ちゃんのおま○こが舐めたいんだっ!」
「んっ、あっ、やぁあんっ」
宣英の顔面の上に跨る形となった美波の、純白のビキニパンツのクロッチ部分を指先でひっかけると、端へとずらした。
(すごい……丸見えだ)
宣英の口に秘部を密着させるのが恥ずかしいのか、膝を地面について腰を浮かせているせいで、美波の淫所は丸見えだった。
綿棒の先ほどの大きさのクリトリスは、先ほどの絶頂の余韻を残したままぷくりと可愛らしく膨れていた。こんもりと薄く繁った陰毛は亀裂に従い、徐々に薄くなっている。肌色を少し濃くしたような色味の肉びらが、もっこりと盛り上がった肉畝の中心部からちらりと覗いている。
襞の一番お尻側の合わせ目は浅く、はっとするほどにピンク色に濡れて光っている。そのさらに後ろには、きゅっとつぼまった菫色の菊門が、宣英の視姦に耐えるようにひくひくと疼いている。
「すごいよ、美波ちゃんのおま○こ、丸見えだよ」
「んっ、ダメだよぉ、そんなところを見ちゃぁ」
美波がいやいやするように腰をくねらせた。
「じゃあ、見えないように、こうしてあげるよ」
頭を上げてぺとりと淫部に唇に押し付けると、すかさず舌を伸ばして、陰唇の合わせ目を探る。舌を左右にジグザク動かして女陰に割り込ませると、とろりと熱い滴りが流れ落ちてくるのがわかった。
(んんっ、ちょっと海っぽい……味がするかな)
さっきまで海に浸かっていたせいかと思ったが、そうではないようだ。その証拠に奥を舌先でほじればほじるほどに、しょっぱくてほのかに甘い汁が溢れてくる。
ちゅぷっ、ちゅぱぁっ、ぴゅぷぷ。水音を立ててさらに深くに舌を差し込むとむんと濃厚な女臭が口中に広がった。
「あっ、ううん……はぁんっ」
ワレメの奥までもヌルヌルと舐め、鼻先でクリトリスをちょんちょんと押して刺激すると、美波が可愛らしく喘いだ。
「ほら、口でされるのって気持ちいいでしょ、美波ちゃん」
「んっ……恥ずかしいけど……はうっ……そんなふうにされたら……ああっ」
「もっと、もっと恥ずかしい声を出していいんだよっ!」
襲いくる快感にどうすることもできないでいる美波の腰をぐっと押さえ込むと、小陰唇ごと全体をぱくりと咥え込んだ。伸ばした舌でクリの裏スジを押さえ込んで、きゅっと吸い込む。つい先日まで処女だった少女には、刺激の強すぎるクンニリングスかもしれない。しかし、そうするのには理由があった。