(あっ、美波ちゃん、イったみたいだっ)
その瞬間、宣英の下半身にびびっと電流が奔り、熱い濁流が解放された。
慌てて抜くと、甘い痺れが宣英の全身を支配してパチパチッとスパークし、どぴゅっと濃厚な白濁液が美波のもっちりと張り出した尻ぺたへと吐き出される。
「は……ぁあっ」
美波はがくりと膝を折ると、そのまま砂浜へと崩れ落ちた。
「ううっ……はぁあ……美波ちゃん、本当にありがとうっ」
つられて宣英もその上に崩れ落ちると、健気な少女の背中に手を回して抱き締める。
(はぁ……美波ちゃん、すごいエッチだったな)
ちえりと唇を貪り合いながら、後ろから突かれてアクメしてしまった可愛らしい少女のぬくもりを感じていると、つんつんと肩を叩かれた。
「ちょっとぉ、まだまだだからね!」
振り返ると、ちえりがにっこりと微笑んでいた。
「……まだって……?」
「まだ出来るでしょ?」
「……そ、そりゃ、出来ないことはないけど」
「じゃあ、次はちえりの番だよ……ちえり、ふたりのエッチな姿を見てたら……ほら、こんなになってるの、わかる?」
ちえりは宣英の手をとると、自分のバストへと運んだ。黒いビキニで包まれた乳房が手のひらにむにゅっと触れる。その中心部は少女の興奮をあらわにしてぽっちりと勃ち上がってしまっていた。
(う……わ、大きいっ)
天真爛漫な南国生まれの少女の果実は、見事な実りを見せていた。
綺麗な球形の膨らみは、ぷにぷにの弾力でもって、宣英の指先を弾き返してくる。さらさらと滑らかで、その上を指肌でなぞると、軟らかな乳肉がぐににと深く沈んだ。
「お、俺……いいのかな」
「……ん。ちえりだけ、気持ちよくなってないの可哀想……かも……」
美波の顔色を窺うと、アクメしたばかりの少女は、まだ目を恍惚に滲ませたまま頷いた。
「ほらぁ、美波だっていいって言ってるんだから、ね。ちえりともエッチなこと、しよ?」
ちえりが、むずむずと発情した身体を持て余すように宣英ににじり寄る。
「うんと……じゃあ……」
豊満な膨らみを包んでいる三角形の布の内端に、人差し指を伸ばすとぐっと左右へと押し広げた。ぼんっ! と大きなバストが大きくバウンドしながらまろびでて跳ねる。
(うわぁ……脱がせると、これまたすごい迫力だ)
ビキニの下紐に支えられ、まるでロケットのように前につんと突き出したおっぱいは、スイカほどのサイズもあった。まん丸の膨らみを外角にして、三角形にビキニの日焼け跡がくっきりと残っているのが、生々しくていやらしい。
(同じ年の女のコ同士の裸なのに……こんなに違うんだな)
若さが溢れんばかりのちえりの身体を目の当たりにし、美波と並べて観賞したい欲望がこみ上げてくる。
「ねぇ、美波ちゃんも、こっちに並んでみせてよ」
「やだよぉ、ちえりのおっぱい、大きいんだもん」
試しに頼んでみると、美波は自分の胸を掻き抱くように腕をクロスさせて隠した。
「比べたりはしないよ。綺麗なおっぱいを並べてみたいだけだから」
「もうっ……ノリくんってばエッチなんだからぁ……しょうがないなぁ」
美波は可愛らしく頬を膨らませながらも、身体を起こすとちえりの隣へと並んだ。
「うっわぁ……すごい眺めだっ!」
ビキニからおっぱいをはみ出させたふたりの少女、その光景は見事のひとことにつきた。
しなやかなでスレンダーな身体には不釣合いなほどに育った、ふにふにバストの美波。少し焼けた肌は健康的でつやつやと輝き、普段はビキニで隠されているバスト部分は、まるでミルクを流し込んだように真っ白で、その先端には可憐な桜色の乳首が、遠慮がちにぽちりと突き立っている。細身ながらもほんのりと母性を感じさせるのは、母親の凪子の身体にやはりどこか似通っているせいだろうか。
それに比べ、ちえりの肉体はやや攻撃的な雰囲気だ。むっちりと張り出した大きめのヒップと鋭角にくびれたウエスト、その上に誇らしげに突き出しているのはぷりっぷりの豊満おっぱい。ボリュームはこっちのほうが幾分か上で、乳輪もその分だけ大きめ。薄いベージュ色の乳暈の先端には、ぽってりと小指の先ほどの乳首がある。
(ふたりとも、それぞれ魅力的な身体つきだ……)
先ほど美波に約束をしたことも忘れて、ふたりの若さ溢れる肉体を交互に見比べては、うっとりと見惚れてしまう。
「もうっ、ノリくんったら、いま、比べてるでしょっ」
「あっ……ごめん、そんなつもりはなかったんだけど……つい。けど、ふたりとも、すっごく綺麗だ! こんなに綺麗な裸、俺、始めてみたよ!」
「うわぁ、すごい、ノリくんのおちんちん、また勃ってきちゃってる」
ぷくっと頬を膨らませる美波を、慌ててなだめていると、ちえりがペニスをちょんちょんと突いた。
「いや、だって、その……ふたりの身体があんまりエッチだから……」
魅惑的な女体を目前にし、ついさっきイったばかりだというのに、またも男竿はぐぐぐと膨張を始め、その鎌首を力強くもたげ始めていた。
「うふふ。ノリくん、今日は、ちえりと美波の身体に、したいこと、し放題だよっ。まずは何しよっかぁ?」
ちえりは、宣英のTシャツの裾に手をかけるとそのままするりと脱がせた。
これで真っ裸だ。真昼間の海辺ということを考えると、多少心もとないでもないが、それ以上に、ダイナミックな開放感が勝っている。