夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

血のつながった母娘といえども中の感触は似て非なるものだった。

やはりつい先日まで処女だった美波のほうが全体の締まりがキツく、ぎゅっぎゅっと膣肉が指を圧迫してくる。それに比べて凪子の牝穴は、蕩けそうな粘膜がしっとりと指を包む込む感じだ。左右の中指をゆっくり出し入れすると、指腹に膣壁の複雑な襞が擦れて心地いい。それぞれまた違った快悦を同時に味わう歓びに鈴口からまたカウパー液が溢れだす。

「うわぁ、ふたりともぬるっぬるですよ」

「はぁんっ、ノリくんに指でくちゅくちゅされると、どんどんエッチな気分になっちゃう」

「いいんだよ、美波ちゃん、もっとエッチになって」

「んっ……ママの前なのにぃ……恥ずかしいよぉ」

母親の前で秘部を指弄りされるという背徳に美波は少し興奮しているようだ。抱くたびに性的な成長を遂げていく初心娘は、身体を悩ましくくねらせて恥じらいの媚声をあげる。

「ママも……恥ずかしいわ、美波の前でこんな……」

「美波ちゃんも凪子さんも、娘やお母さんである前に女なんです! だから、男に抱かれてどんどんスケベになるのは、何もおかしいことはないんですっ」

中指を鉤状に曲げ、指腹でGスポットの辺りをえぐった。くいくいっと刺激すると、ふたりの淫道からちゅぷちゅぷと水音が響き、その芳しくも生々しい牝臭に催淫されて、宣英の中に雄々しい猛りが沸き上がってくる。

「はぁんっ……ママ、ごめんなさい、わたしは、こんなにエッチなコになっちゃったんだぁ」

「もっともっとエッチなコにしてあげるよ」

美波が恥じらいと興奮に頬を染めながら首を横に振った。もっと責めようとぱっくりと開いた股内に顔を突っ込んで舌を伸ばすと、甘くぴりっとした愛液がぺとりと舌に張り付く。

「ああん、大事なところがノリくんに舐められちゃったよぉ」

狭穴に細く窄めた舌先をぐぐっと差し込み、鼻先でちんまりとした突起を突くと、美波がびくんと背中を反らせた。

淫核のフードがずるっと剥け、ピンク色の突起が根元までも丸出しになった。尖らせた舌先でねっちょりと舐め上げると、美波はふんふんと鼻を鳴らして悶え鳴く。

「ああん、美波、気持ちよさそうだわ……」

凪子が切なさげに声を漏らす。

「凪子さんも次にしてさしあげますから」

「じゃあ、それまでわたしは……」

凪子は宣英の後ろに回り込むと、尻間に顔を埋めてアナルに舌を這わせた。人妻の淫猥な舌遣いにむずむずっとした快感が腰の辺りに奔った。腰が持ち上がってぐっと反ってしまう。

「はうっ! 凪子さん、そんなところ、汚いですからっ」

「大丈夫、汚くなんてないわ……」

凪子は気にする様子もなく、ぴちゃぴちゃと音を立てて宣英のアナルを舐めてくる。

柔らかな舌が皺の一本一本をなぞるように行き来する掻痒感に、ぞわぞわと鳥肌が立ってしまう。

(ああっ、そんなところまで、舐めてくれるだなんて……)

人妻の貪欲さか、献身か、どちらにしても凄まじい快感には変わりない。こそばゆく、身体中の力が抜けて弛緩するような愉悦にうっとりしてしまう。

「あぁっ」

後ろから回された手が陰茎に触れた。細い指先が繊細な動きで、がちがちに充血した肉竿を優しく擦り上げる。

「うふふ、こうして後ろから触られるのもいいでしょ」

「は……はいっ」

美波の唇から漏れる吐息と、宣英の口から零れる熱淫のため息。ぴちゅっ、ぴちゃっ、ちゅぷっと、競演するかのように淫猥な水音は高まっていく。

(ああっ、ずっと……ずっとこうしていたいよ……)

母娘と愛し合う至福に浸りながら、美波の勃起クリをちゅるりちゅるりと吸い上げる。可愛らしい肉豆がヒクヒクとおののき震え、とろみを増した愛液が溢れて宣英の口周りを汚す。

「あぁん……ノリくんっ、もう……イキそうだよぉっ」

「いいよ、イっていいんだよ、美波ちゃん。俺と凪子さんが……見ててあげるからっ」

美波が苦しげな声をあげた。

唇全体で小陰唇とクリトリスをぱっくりと咥え込み、じゅるるとバキュームすると、内側からだらだらと溢れだしてくる愛液が口の中いっぱいに広がる。

「うん……はぁんっ……イ、イク……イっちゃうぅっ!」

美波が細い喉から悲鳴をあげた。身体がぶるぶるっとおののき、バストが大きく揺れて波打った。両足にぎゅっと力が入り、クリトリスが小刻みに震える。

「ん……ママぁ、ノリくんにイかされちゃったよぉ……」

「あぁ、美波……貴女本当に、もう女なのね」

「美波ちゃん、綺麗だよ……もっとイった顔をよく見せて」

美波が恥ずかしそうに腕で顔を隠した。その腕を払い取ると、ほんのりと上気した顔を上から見下ろす。

(ああ、美波ちゃん、なんて可愛らしいんだ……)

熱を持って潤んだ瞳、桃色の頬、そして半開きの唇。絶頂に達したばかりの少女の、この息を飲むほどの美しさ。この素晴らしい瞬間をいつまでも、残しておけたら……。

(あ!!!)

その時、宣英の脳裏にふとアイディアが湧いた。

「美波ちゃん、凪子さん、ちょっと待っててくださいっ」

「どうしたの? 吉川くん」

おもむろに立ち上がった宣英を凪子が驚いた顔で見上げる。

「すぐ戻ってくるので!」

ぽかんと口を開けている凪子に、それだけ言い残すと、凪子の部屋を飛び出して、廊下を走って自室へと向かった。