夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

宣英にしがみつきながら下腹の熱にため息を漏らす人妻の淫核を、指腹で捏ねくり回していると、次第に湯とは違ったとろみを持った液体が、じんわりと染み出してきた。ぬるぬると指先にまとわりつく愛液を指腹で掬っては、潤滑油にして花芯を撫でる。湯でいくら流されようとも、敏感な熟女の身体からは、愛液が次から次へと溢れだして滑りが枯れることはない。

(凪子さん……すっごく濡れてる。俺の指で感じてくれてるんだ)

一回りも年上の女性が、自らの腕の中で、快楽に咽び鳴く様子は愛らしく、いとおしさがこみ上げてくる。

「ダメ……ああん、吉川くんったら……上手……」

敏感な身体を持つ人妻は、頤を震わせながら眼をとろんと細めた。愉悦に満ちたその表情は淫靡で色っぽい。

「ねぇ、凪子さん。自分の手でするよりも、こうやって人の指でされたほうが、気持ちいいですよね」

「わからないわ。自分の手でなんて……しないもの」

凪子は、紅潮した頬を横に振った。

「嘘つかないでくださいよ。俺、昨日、偶然見ちゃったんですよ。凪子さんが……自分でしてるところ。ね、昨日、オナニーしてましたよね」

「やだ……ひどい。見てただなんて」

「偶然ですよ、偶然。ね、凪子さん、自分でするのと、されるの、どっちが気持ちいいですか?」

「ダメよ。そんなの……聞かないで」

「あれ、じゃあ、自分でするほうがいいってことかな、だったら、止めちゃいますよ」

「や……んっ、止めちゃ嫌ぁっ」

「じゃあ、正直になってくださいよ。昨日はオナニーをしてたって。ほら、ちゃんと言って」

「んっ、んんっ……してたわ」

左右の襞を掻き分けて肉芽を弄くり回して尋ねると、とうとう凪子は観念したのか、消え入りそうな声で言った。

「凪子さん、いやらしいなぁ。昨日、オナニーしただけで飽き足らず、今日は俺のことを誘ったりしちゃって。どんだけ飢えてるんですか?」

「だって……やぁん、吉川くんの意地悪……」

凪子が恨めしげに宣英を睨んだ。とはいうものの、本気で怒っているわけではないのが、甘い声色からわかる。

「凪子さんのエッチなおま○こ、ほら、指だって、こんなに簡単にはいっちゃいますよ」

人差し指を肉豆にあてがったまま、中指をぬかるみの中心に挿し込むと、ぬるりと入り込んでしまった。四方から軟らかな肉壁がみちみちと指を締め付けてくる。

(うわぁ……中も柔らかい……)

淫らな人妻の膣内の肉は柔軟性に富んでいた。

指先が蕩けてしまいそうにぬるぬるとぬかるんでいながらも、きゅっと指を締め付けてくるのが心地いい。

この中にペニスを挿し込んだら、どれだけ気持ちのいいことだろう。粒だった壁肉の感触を確かめるように、中指を抜き差しすると、またも奥から熱い愛液が溢れてくる。

「すごいなぁ、凪子さん。びっしょびしょだ。ほら、お風呂の中でもぬるぬるしてるのがわかる」

「……こんなことされるの久しぶりだから……はぁっ……」

自分で慰めてしまうほどに飢えている身体を、宣英の男指で弄られて、啜り泣きの声をあげる凪子がいとおしく、もっと感じさせてあげたいという欲望がこみ上げてくる。

「ああ、吉川くんの指、すごく気持ちがいいわ。どうしよう、わたし……声がでちゃう……」

「しっ。だめですよ。あんまり大きい声を出すと、周りに聞こえちゃいますよ。凪子さん、無防備なんだから……だから、俺にオナニーを覗かれたりしちゃうわけだし」

「んっ……くっ……やあっ、そのことは……もう言わないでぇ」

忍ぶ声もまたセクシーだ。必死に声を抑える表情が劣情をそそる。『オナニー』という単語を言われるのがよほどに恥ずかしいのか、宣英が口に出すたびに身体がぎゅっと強張り、膣がきゅっと締まる。

(こんなセクシーな奥さんに、寂しい思いをさせて……罪作りにも程があるよ!)

見知らぬ凪子の夫への嫉妬と羨み、そして幾ばくかの優越感が宣英の頭の中をぐるぐると駆け回る。

(今だけは……今だけは、凪子さんは俺のものなんだっ!)

もっと凪子の淫らな姿を網膜に焼き付けたい。腕の中の人妻の細いウエストを両手で掴むと、そのまま浴槽の縁へと持ち上げた。

「……ねぇ、凪子さんのいやらしいおま○こ、俺にじっくり見せてくださいっ」

「えっ……ダ、ダメよ。そんな、恥ずかしいわ……明るいし」

浴槽の中の宣英よりも、一段高いところに腰掛けた凪子の膝に手をかけると、そのまま左右に押し開く。目隠しの囲いがあるといっても、まだ日は高い。白日の下に裸体を晒すのは、さすがに凪子も抵抗があるらしく、慌てて中心を手で覆い隠した。

「いいじゃないですか。俺、凪子さんの身体をもっと見たいんですっ! いやらしくて感じやすくて綺麗なこの身体を。ねぇ、お願いしますよ、凪子さん」

「ああんっ……もうっ、仕方ないんだからぁ……」

宣英の熱意が伝わったのか、凪子は観念したように股間を覆っていた手を外した。

「そう、股を開いてみてください。もっとよく見えるように」

「やだ、そんなにじろじろ見ないで頂戴。もう、吉川くんったら……純情そうな顔して、エッチなんだから」

凪子は恥じらいの表情を浮かべながらも、宣英の言うがままに、ゆっくりと股を開いた。

(うわぁ……すごくよく見える……)