夏色誘惑アイランド 艶色母娘とビーチラブ

「ああっ、すごい! 中が締まって、すっげぇ指を締め付けてきますよ。それに腰もビクビクしちゃってる」

つぶつぶと小さな突起が粒立った膣壁が、両脇から宣英の中指を快刺激しながら、しなやかな粘膜がねっとりとまとわりついてくる。

ちゅぷちゅぷと出し入れするたびに、膣道の締まりはいよいよキツさを増し、もしもこの複雑な構造の肉壷にペニスを挿れたら、と想像するだけで淫竿に血が通う。

「あ……もう、ダメ……イ、イっちゃいそう」

凪子が苦しそうに眉根を寄せて頭を激しく振った。弾みで髪留めが外れて豊かな黒髪がさらりと流れ落ちた。

今にも攫われてしまいそうな愉悦に耐え、八重歯で、ぎゅっと唇を噛み締めるさまは、息を飲むほどに色っぽい。清楚な人妻が乱れくるう様子は、背中にゾクゾクと怖気が奔る。

「いいですよ。俺の前で……俺の手で……俺の舌でイってくださいッ!」

「あ……は……ふぅんっ」

中指はヴァギナに差し入れたまま、クリトリスにぱくりと食らいついた。硬く尖らせた舌先を淫芯に当てて、顔ごと左右に激しく振りたくる。

ちゅぶちゅぶちゅばうっ。おびただしい量のラブジュースに唾が混じり合った潤滑液が宣英の頬と凪子の陰部との擦れ合いで激しく音を立てる。

「あ……イ、イクぅうううううっ!!!」

ちゅるっ。ストローでジュースを啜るように淫豆を吸い込んだ瞬間、凪子は頤をがくがくと震わせて大きく仰け反った。膣道が、咥え込んだ宣英の指を離さないとばかりに、ぎゅっと収縮して奥へとぜんどうする。

「ひゃはっ……はぁん。はぁふっ……」

絶頂を迎えまだ息も整わないままの凪子は、上体を前のめりにして宣英にぎゅっとしがみつくと、そのまま浴槽へと崩れ落ちた。

(な、なんて綺麗なんだろう)

凪子が絶頂する姿は、昨晩一度、見ていたはずだ。

あれはあれでいやらしくて淫靡だったが、自らの愛撫で気を遣る凪子の姿は、一層美しく淫らに見えた。

(……ああっ、凪子さんのに……入れたいっ……)

さっき存分に射精したばかりだというのに、すでに肉棒はギンギンにおっ勃っている。指に残る凪子の膣内の具合を思い返すと、早く中に挿れたくて仕方がない。

「ああっ、もう我慢できません。凪子さん、挿入れさせてくださいっ」

「ええ、いいわっ。吉川くん。わたしも吉川くんのおちんちんが欲しい……」

宣英の腕の中で、ぐったりと胸にもたれかかって脱力している凪子が、淫猥な期待に満ちた顔を上げた。

「はいっ……挿入れちゃいますっ!!」

ぎゅっと人妻の身体を抱き寄せて膝の上へと乗せると、向かい合った体勢で硬直した肉棒を掴み、ぬかるんだ裂け目にあてがった。

「あっ……」

ゆっくり腰を突き出すと、すでに一度絶頂を覚え、すっかり牡根を迎え入れる準備が整いきったヴァギナに、怒張した亀頭がゆっくりとめり込んでいく。

「ああっ、これが……凪子さんの胎内……」

いったんカリ首まで差し込むと、滾るように熱い粘膜が亀頭を包み込んだ。

みっちりと詰まった膣肉が全方向から亀頭に張り付くだけでなく、複雑に重なり合った肉襞が表面の快楽末梢神経をざわざわと刺激する。

「……ああ、貴方、ごめんなさい……」

凪子が熱に浮かされたように呟いた。そのくせ、湯の中、半分だけ自分自身にめり込んだペニスへと手を伸ばし、そのまま、腰をゆっくりと沈めてくる。

じゅぷじゅぷと膣道を掻き開きながら、根元まで埋まりきると、亀頭の先端にこつんと柔らかな壁が当たるのがわかった。裂け目の行き止まり。子宮口だ。

(うわっ……これが凪子さんの……胎内……)

本来ならば手を触れることさえ叶わないはずの人妻が腕の中にいて、さらには、宣英のペニスを受け入れてさえくれているのだ。感激に身体がわなないて狂おしいほどの欲情が込み上げてくる。

「ああ、凪子さんはすっごくスケベな奥さんだ……旦那さんを裏切って、俺のちんぽを自分から挿れちゃったりして」

「はぁん……だって……宣英くんのこと、ひと目見たときから……」

根元まで沈み込んだところで、接合面をぐりぐりと押し付け合いながら、どちらともなくぎゅっと抱き締め合うと、凪子が潤んだ瞳でじっと宣英を見つめて言った。

「俺……凪子さんに身体を……こういうふうに許してもらえて嬉しいですっ!」

「わたしも、宣英くんとこういうふうになれて……嬉しいの」

凪子が膝を浴槽の底につけたまま、脚の筋肉を使って、ゆっくりと上下運動を始めた。ピストンの手助けをするように、細腰に手を置くと、凪子はそれに応えるようにくねくねと悩ましくくねらせた。

年の功というのだろうか。さすがに腰の動きは熟練している。時にリズミカルに、そして時にはわざとリズムを変えては宣英の性感を刺激してくる。

それに加え、凪子の胎内といったら至福の感触だった。腰を引くたびに、むっちゅりと吸い付く膣壁の複雑な襞具合。いったいどうなっているのか、膣内でカリ首がひっかかり、えもしれぬ快感を呼び起こす。目の前で激しく揺れるのは豊かな熟肉の乳房。水滴が弾けて水面が激しく波打つ。

(ああっ、すごい……すごい気持ちがいいよっ!)

下半身の情動に耐えきれずに、凪子のみっちりと肉の詰まった尻ぺたを両手でぐっと掴むと自らも腰を突き上げた。