母娘喰い 奪われた媚肉

「おおうっ、これはたまらん。ほれ、手がお留守になってるぞ。玉袋をモミモミしてみろ」

またしても卑猥な命令がくだされる。沙緒里は肉竿を舐めつつ、男の股間に指を伸ばしていく。皺袋の妙にひんやりした感覚がおぞましい。なんとか手を引かずにそっと握り、やわやわと揉みしだいた。

「そうそう、いいぞ。お嬢さんもなかなかやるじゃないか」

黒木は下肢をぶるるっと震わせて、歓喜の呻きを漏らしている。社会的には社長として認められているのかもしれないが、一皮剥けば性獣と呼ぶのが相応しい最低の男だった。

「選手交代といこうか。由香里くん、お嬢さんと代わりたまえ。今度はお嬢さんがチンポを咥えるんだ」

母娘によるダブルフェラをとことんまで楽しむつもりらしい。黒木は凄絶な笑みを浮かべながら指示を与えてきた。

「ママ……交代だって」

沙緒里が声をかけて身体を揺するまで、由香里は亀頭を離そうとしなかった。あまりの苦痛に、思考能力が麻痺しているのかもしれなかった。

「むはっ……さ、沙緒里ちゃん……大丈夫?」

自分も苦しいはずなのに、気遣う言葉をかけてくれる。それだけで沙緒里はがんばれるような気がした。

「心配しないで。パパのためだもん」

微笑もうとしたが、やはり駄目だった。汚辱にまみれた状態では頬が引き攣り、上手く笑えなかった。

「沙緒里ちゃん、ごめんね」

「謝らないで。ママは悪くないんだから」

涙を流す母親に告げると、沙緒里はいきり勃った剛根に顔を寄せていく。亀頭は今にも破裂しそうなほどパンパンに膨らんでいた。

「はむううっ……」

目を瞑り、思いきって亀頭に唇を被せる。すると予想通り、凄まじい臭気が口内いっぱいにひろがった。

(すごく臭い……でも、ママが舐めてくれたから、少しは……)

沙緒里は吐き気をこらえて、剛根の先端をしっかりと咥えこんだ。

母親の唾液で清められたことで、亀頭の悪臭はいくぶん抑えられている。鼻を突くことに変わりはないが、耐えられないほどではなかった。

由香里も舌を大きく伸ばして、沙緒里の唾液にまみれた肉竿を舐めている。男を満足させるべく、ヌルヌルと舌を這いまわらせていた。

(わたしも、がんばらないと……)

口内の亀頭に舌をそっと押し当てる。苦味とともに熱気が伝わり、思わず小さな呻き声が溢れだした。

「うむむっ……」

「ずいぶん苦しそうじゃないか。でも、しっかりフェラチオしないと、お父さんがクビになっちゃうんだよ。わかってるね?」

黒木の嗄れた声が、頭上から降り注ぐ。楽しんでいるのは明らかで、わざと腰を揺らして咥えづらくしたりする。そして、母娘が男根から口を離すまいと必死になる様を見おろして、下卑た笑い声を振りまくのだ。

「ほらほら、口を離した瞬間に、お父さんのリストラが決定しますよ」

「ううっ、そんなのダメ……はむうっ」

沙緒里は懸命に唇を窄めて、カリの裏側を締めつけた。とにかく振り払われるわけにはいかなかった。

(ママもがんばってるんだもん。わたしだって……)

頬を寄せている母親も、舌を伸ばして一心不乱に肉竿を舐めている。すべては家族を守るためだった。

沙緒里も負けじと舌を使い、口内に収まっている亀頭を刺激する。舌腹を擦りつけるようにして、巨大な肉の実を舐めしゃぶるのだ。

母娘喰い 奪われた媚肉

「ンふっ、おっきい……ンむむっ」

「ほほうっ、これはなかなかですよ。しかし、こんな姿をお父さんが見たらどう思うだろうね」

黒木は自分で強要しておきながら、わざとそんな言葉を浴びせて精神的にも嬲ってくる。女を虐げることで快感を覚えるのか、剛根がピクッと跳ねあがり、先端から苦味のある汁が滲みはじめていた。

(やだ、気持ち悪い……パパ、助けて……)

心のなかで助けを求める。しかし、接待ゴルフをしている父親が助けに来てくれるはずがなかった。

「オシッコの出る穴を舐めてください。舌の先でそっとやるんですよ」

どんなに屈辱的でも、命じられればやるしかない。沙緒里は震える舌先で、尿道口をチロチロとくすぐった。

「おおっ、こいつはたまらん。チンポがどんどん硬くなっていきますよ。こんなに興奮するのは久しぶりです」

黒木が呻くほどに汚辱感が大きくなる。沙緒里は先走り液の苦味に顔を顰めながら、なんとか舌を使いつづけた。

「ようし、もう一度由香里くんにしゃぶってもらいましょうか。お嬢さんはケツの穴を清めてください」

耳を疑うような言葉だった。信じられないことに、肛門を舌で舐め清めろと命令されたのだ。

「そ……そんなこと……」

沙緒里が怯えた瞳で見あげれば、由香里も懇願するような瞳を男に向けた。

「黒木社長、お願いです……娘は許してあげてください」

「おや? まだわかっていないようだね。キミたち母娘に発言権はないんですよ。言われたとおりにやりたまえ」

黒木はむっとしたように言うと、由香里の頭を両手で掴んで剛根を無理やり口に押しこんだ。

「うごおおッ!」

根元まで一気に咥えこまされて、由香里は慌てて男の腰を押し返そうとする。だが、黒木は構うことなくグイグイと喉の奥まで抉りたてた。

「ぐふッ……うぐぐッ」

「ああっ、ママが死んじゃうっ」

目の前で母親の口唇が蹂躙されている。その苦悶する声を聞いているだけで、沙緒里まで息苦しさを覚えていた。