母娘喰い 奪われた媚肉

「ママがいっしょよ……ね?」

母親の言葉が胸に染み渡る。ひとりではない。同じ犯されるにしても、そう思うだけで心が強くなれるような気がした。

由香里が下着を脱いで、グラマーな裸身を晒す。男なら誰でも震いつきたくなるような極上の身体だった。

沙緒里もブラジャーを外して、ささやかな胸の膨らみを剥きだしにする。羞恥に赤面しながら、さらにパンティもおろして、つま先から抜き取った。

「またがって繋がるんです。どっちから楽しませてくれるのかな?」

黒木がニヤニヤしながら手招きする。沙緒里と由香里は裸体をくねらせながら、仕方なくベッドにあがった。

「わたしから……いきます」

娘を庇うように、由香里が積極的に男の股間にまたがっていく。両膝をシーツに着けた格好で、男根に右手を添えて腰を落としはじめた。

「あうっ……」

先端が股間に触れただけで、由香里の唇から甘ったるい声が漏れる。すでに肉体は完全に開発されており、たとえ夫以外の男が相手でも見境なく感じてしまう体質になっていた。

「ま……ママ……」

沙緒里はすぐ隣で横座りしている。母親が剛根と繋がっていく様を、怯えたような瞳で見つめていた。

牛島に犯されるところは何度も目にしている。だが、生々しい光景には決して慣れることができなかった。

(また、パパ以外の男の人とセックスするのね……)

母親は悪くないと頭ではわかっているが、どうしても責めるような気持ちになってしまう。そんなふうに思ってしまう自分のことが嫌だった。

「あっ……入っちゃう……ああっ」

巨大な肉柱の先端がズブリと刺さり、見るみる女壺のなかに呑みこまれる。二人の股間は、あっという間に密着し、巨根は完全に埋没してしまった。

「おおうっ、由香里くんのなかに入りましたよ。ついにセックスできたんですね」

黒木が禿頭を光らせながら、興奮気味に喚きたてる。大きな腹を揺すりあげるようにして、全身で悦びを表現していた。

「どうだね、由香里くん。わたしのチンポは」

「か、硬いです……はああンっ」

由香里がどこか甘えたような声で質問に答える。

長大な男根が膣の奥まで届いているのだろう。牛島のペニスに負けず劣らずの巨根なのだ。子宮口を突かれる破滅的な快感を知っている沙緒里には、母親が感じているであろう感覚が容易に想像できた。

(気持ちいいの? ねえ、ママ、そうなんでしょ?)

心のなかで問いかけながら、思わず生唾を飲みこんだ。由香里は男の太鼓腹に両手を着き、悩ましく腰をくねらせはじめたのだ。

「ああっ、太いです、社長の……あふっ、それに長い」

「太くて長いのがお好みなのかな? 奥まで届いてるだろう?」

黒木は余裕の笑みすら浮かべて、骨抜きになっていく由香里を眺めている。その嗜虐的な態度が不気味で、端で見ている沙緒里まで気圧されてしまう。

(あっ……やだ、わたし……)

無意識のうちに内腿を締めると、股間の奥でクチュッと小さな音が鳴った。

肉体がはしたない反応を示していたことを知り、自分の秘めたる欲望を嫌でも自覚させられる。と、そのとき、黒木が粘りつくような視線を向けてきた。

「お嬢さんもしたいんじゃないのかな?」

まるで心を見透かしたように尋ねてくる。そして、驚くべきことを要求してきた。

「わたしの顔にまたがってもらおうか。お母さんと向き合うようにね」

「えっ……そんなこと……」

沙緒里はその状況を脳裏に思い浮かべて、瞬く間に表情を曇らせていった。

陵辱に慣らされたと思っても、次から次へと新しいことをやらされる。今いる場所が地獄の底だと思っていても、さらに深い谷底に突き落とされるのだ。最終的にどうなってしまうのか、もう想像することもできなかった。

「キミが逆らうと、由香里くんがわたしとセックスしていることの意味がなくなるんだよ。お母さんがただの淫乱になってしまうんだ。わかるかい?」

黒木に煽られて、沙緒里は硬い表情のまま身体を起こした。そして仰向けになっている男の顔面をまたいでいく。

「ああ、社長さん、見ないでください」

「そう言われても見ない男はいないよ。綺麗なピンク色じゃないか。ほう、じつに初々しい。さあ、もっと腰を落としてごらん」

「や……こんなのいやぁ」

沙緒里は耳まで真っ赤に染めながら、ゆっくりと腰を落としはじめた。

膝立ちの姿勢で、無防備な股間を真下から覗かれている。ヴァージンは失ってしまったが、十六歳の少女にとっては耐え難い恥辱だった。

しかも、騎乗位でセックスしている母親と向かい合う格好なのだ。なおのこと羞恥心を煽られて、沙緒里は新たな涙で頬を濡らしていた。

「沙緒里ちゃん、泣かないで……ママがいっしょだから」

由香里が目の前で腰を使いながら、掠れた声で囁きかけてくる。カリを膣壁に擦りつけているのか、股間同士を密着させたまま臼を引くように腰をまわしていた。

由香里は両手を伸ばしてくると、沙緒里の肩にそっと置く。そして押さえつけるようにして、さらに腰を落とさせるのだ。

「大丈夫、怖くないわ。いっしょに地獄に堕ちましょう」

「ま、ママ……ひゃンっ」

ついに股間が男の顔面に落ちてしまう。いきなり陰唇に吸いつかれて、強烈な刺激が突き抜けた。

「ううんっ、十代のオマ○コか。じつに美味ですね」