母娘喰い 奪われた媚肉

「あああッ、もうダメになっちゃう、ママもいっしょに……うむううっ」

「ひンッ、ま、待って、ああッ、入ってくるわ、あッ、ああッ」

由香里の蜜壺にも、娘の舌先が潜りこんでくる。男とは異なる繊細な動きが、確実に急所を捉えて性感を掘り起こす。先ほどから強く掴まれているヒップへの刺激もたまらなかった。

(沙緒里ちゃんの舌で、わたし……なんてはしたないの)

可愛いひとり娘に愛撫されて興奮している。その事実を自覚することで、興奮はさらに膨張してしまう。膣の奥からいやらしい蜜が染みだして、娘の舌を濡らしているのがわかった。

「ママ、濡れてきたよ、気持ちいいんだね……はンンっ」

「やンっ、言わないで……沙緒里ちゃんも気持ちよくしてあげる……ああッ」

母娘によるシックスナインで急激に昂っていく。背徳感がスパイスとなり、異様な快感を生みだしていた。

「あッ……あッ……感じちゃう……はむううっ」

「ンはっ、いいわ、沙緒里ちゃん、上手よ……ンンンっ」

互いの蜜を味わうことで愛撫はさらに加速する。由香里が舌を使えば、沙緒里も舌を使う。どちらか一方が舌をピストンさせれば、もうひとりもヌプヌプと抜き差しする。相乗効果で快感が高まり、二人は瞬く間に昇りはじめていた。

「ああンっ、すごいよぉ、わたし、もう……ああッ、もうダメかもっ」

「あうッ、ママもよ……あッ、あッ、もうイッちゃいそう」

相手の興奮を確認することで、安心して絶頂への階段を駆けあがっていく。

由香里は娘のクリトリスに舌を這わせて包皮を剥き、露出した敏感な突起を唇で軽く甘噛みした。

「ひゃうッ、そ、それ……うああッ」

沙緒里は裏返った嬌声を響かせながら、反撃するようにクリトリスにむしゃぶりついてくる。唇と舌で慌ただしく包皮を剥きおろし、牝芯をジュルルッと吸引した。

「ひいいッ、ダメよっ、そんなにしたら……あッ、ああッ」

神経を直接刺激されたような、凄まじいまでの快感が突き抜ける。由香里は腰をビクビクと震わせて、淫らがましい嬌声を振りまいた。

「うああッ、もうっ、ママっ、気持ちいいよぉっ、あああッ、イッちゃううッ!」

「沙緒里ちゃんっ、ああッ、わたしもイクわ、あひいッ、イクっ、イクううッ!」

娘が昇り詰めるのを見届けて、由香里も官能の海に飛びこんだ。

母娘でのシックスナインは、逞しい男根で貫かれるのとは異なる背徳感の強い愉悦をもたらした。頭の芯まで痺れて、なにも考えられない。母と娘は愛蜜を啜り合いながら、蕩けるようなアクメの余韻に浸っていた。

いつの間にか日が傾き、オレンジ色の光が窓から差しこんでいる。

母と娘は寄り添うように横たわっていた。どちらも口を開こうとしない。

由香里のグラマーな肉体と沙緒里のスレンダーな肢体が夕日に照らされて、眩い黄金色に輝いていた。

「なかなかいい見せ物だったよ。じゃあ、今度はこいつを使ってもらおうか」

鏡台の椅子に座って眺めていた牛島が、片頬に笑みを浮かべて声をかけてくる。そして持参した紙袋のなかから、棒状の妖しげな物体を取りだした。

「初めて見るだろう? 双頭ディルドウだよ」

それはシリコン製だろうか。黒くて表面がテカテカしており、両端が男根を模した形になっている。張りだしたカリや胴体部分に浮きあがる血管も再現されて、生々しいことこのうえなかった。

「ほれ、これをお互いのオマ○コに突っこんで繋がるんだ」

鼻先にディルドウを突きつけられ、由香里は思わず眉根を寄せていた。

恐るおそる手を伸ばして受け取るが、こんなおぞましい物体を挿入するのかと思うと気後れしてしまう。しかも娘と繋がらなければならないのだ。アクメに達した直後にこんな物を使ったら、あっという間に果ててしまいそうだった。

「まずは奥さん、自分のオマ○コに挿れるんだ。それからお嬢ちゃんに挿入して、あとは好きに腰を振り合ったらいい」

牛島は勝手なことを命じると、腕組みをして黙りこんだ。またしても観客になりきって、卑猥なショーを見物するつもりなのだろう。

さすがに躊躇するが、牛島の命令は絶対だ。拒絶するなど考えられなかった。

由香里は仰向けの状態で上半身を少しだけ起こすと、ディルドウの一端を淫裂に押し当てた。少しずつ力をこめるとツルリとした亀頭が埋没して、あとは簡単にズブズブと奥まで嵌りこんだ。

「ううっ……」

思わず呻き声が漏れたのは、苦しかったからではない。絶頂して過敏になった膣壁を、シリコン製のカリで摩擦されるのが心地よかったのだ。

由香里は気怠げに裸体を反転させて、ぐったりしている沙緒里に下肢を絡めていく。昼間のうちに牛島に教えられた〝松葉崩し〟という体位だ。おそらく最初から娘と絡ませるつもりで指導したのだろう。

「あっ……ママ、なにするの?」

ディルドウの先端が陰唇に触れたことで、朦朧としていた沙緒里が小さな声をあげた。裸体をヒクッと震わせて、驚いたように見つめてくる。由香里は答える代わりに、双頭ディルドウを蜜壺に押しこんだ。

「やっ、待って、ああッ、入ってくるぅっ、ンああッ」

濡れているのでためらうことはない。深い場所まで一気に挿入すると、沙緒里は艶めかしい声をあげて背筋を大きくのけ反らした。