母娘喰い 奪われた媚肉

尻肉を割り開かれたと思ったら、肛門に硬いモノが触れてきたのだ。反射的に身を硬くして、腰を左右にくねらせていた。

「奥さん、じっとしてるんだ。旦那の見てる前でアナルヴァージンを奪ってやる」

「あ、アナルって、まさかお尻を──ひああッ!」

質問する間も与えられず、鋼鉄のように硬化した男根が侵入してくる。肛門の襞が内側に押しこまれ、巨大な亀頭が無理やりねじこまれてきた。

「ひいッ、裂けてしまいますっ……あひいッ」

凄まじい激痛に背筋が大きく反り返っていく。肛門が燃えあがったように熱くなり、たまらず髪を振り乱していやいやをする。恐怖と苦痛に襲われて、大粒の涙を撒き散らした。

「暴れると怪我をするぞ。クソができなくなってもいいのか?」

牛島は脅し文句を囁きながら、容赦なく腰を押し進めてくる。尻たぶに十本の指を食いこませて、太幹をズズッ、ズズッと前進させてくるのだ。肛門が大きくひろがっているのがわかり、剛根を挿入されるおぞましさに目を白黒させた。

「くううッ、い、痛いです……お尻、壊れちゃう、ンンンっ」

夫が見ている前で、信じられないことに肛門を犯されてしまった。すでにペニスは根元まで入りこんでおり、凄まじい激痛と圧迫感が膨れあがっている。串刺しにされてしまったような感覚に陥り、指一本動かすことができなかった。

「痛いのなんて最初だけだ。こんだけいいケツしてれば、すぐに慣れるぞ」

牛島は剛根をぴっちり押しこんだまま、むっちりしたヒップを揉みくちゃにしてくる。すると激痛は徐々に緩み、やるせない鈍痛へと変化していく。だからといってアナルレイプのショックまで消えるわけではなかった。

(浩志さん……わたし、お尻の穴まで犯されてしまいました……)

ベッドサイドから呆然と見つめている夫に向かって、心のなかで語りかけた。

胸のうちは悲しみで塞がれているが、どこかすっきりした気持ちもある。ここまでされてしまったら、もう完全に夫婦関係は崩壊してしまうだろう。そんな投げやりな思いが、不思議なことに由香里を苦しみから解放しようとしていた。

「あっ……い、痛っ……うはっ」

ふいに剛根が後退して引き抜かれ、硬直していた全身の筋肉が一気に脱力する。そのときになって初めて、ほとんど呼吸をしていなかったことに気づかされた。

急に大量の空気を吸ったことで眩暈に襲われる。肘が折れて上半身を突っ伏したとき、隣の沙緒里が金属的な悲鳴を迸らせた。

「きひいいッ!」

「うおっ、これはきついな。さすがにアナルは早かったか。おら、力を抜かないと余計に痛いぞ」

牛島が娘の小さな尻を抱いて呻いている。沙緒里もアナルヴァージンを奪われてしまったらしい。華奢な身体が小刻みに痙攣しているのが痛々しかった。

(沙緒里ちゃんまで……お尻を犯されてしまったの?)

あまりにもショッキングな光景で逆に現実感が湧かない。だが、娘の悲鳴を聞いているうちに、少しずつ恐ろしい事実に気づかされる。由香里は四つん這いの体勢に戻ると、娘の手に自分の手をそっと重ねた。

「ま、ママ……お尻が痛いの……あううッ」

沙緒里が訴えてくるが、かけてあげる言葉が見つからない。牛島がやめるまで地獄の時間はつづくのだ。

由香里は娘に顔を寄せると、その柔らかい頬にそっとキスをした。すると沙緒里も涙を流しながら唇を差し出してくる。自然と母娘で唇を重ねて、ディープキスへと発展していく。

「あっ……はンンっ……ママぁ」

「ンンっ、沙緒里ちゃん……はむンっ」

からかうような視線を背後から感じるが構うことはない。こうして慰め合わなければ、悪夢のような現実を乗りきることはできなかった。

「まったくお熱いことで。旦那が呆れてるぞ」

牛島に言われて見やると、夫は驚いたように拘束された体をビクッとさせた。そんな怯えたような態度が卑屈に見えてしまう。男なのだから、もっと堂々としてもらいたかった。

「もう一度奥さんのアナルに突っこんでやる。もう要領はわかってるよな?」

沙緒里から引き抜いた剛根が、すぐさま由香里のアナルに押し当てられる。そして体重を預けるようにして、瞬く間に貫かれてしまった。

「ひううッ、お、お尻っ……うはああッ」

強烈な圧迫感に襲われるが、先ほどのような激痛はない。多少は慣らされたのか、もう息が詰まるようなこともなかった。

「今度は大丈夫そうだな。さすがは奥さんだ。でも、お嬢ちゃんにアナルは早かったみたいだから、オマ○コにこいつを突っこんでやろう」

牛島はシーツの上に転がっていた双頭ディルドウを拾いあげると、その一端を沙緒里の蜜壺に押しこんだ。

「ンああッ、お、おじさん、それ、ダメぇっ」

「やっぱりオマ○コは感じるみたいだな。ようし、旦那が見てる前で、母娘同時に狂わせてやる」

牛島が腰を前後に振りはじめる。そうしながら、沙緒里の膣に挿入した双頭ディルドウも抜き差しするのだ。

「あうッ、いや、お尻が擦れて……ンううッ」

由香里は未知の感覚に、戸惑った呻き声をあげていた。

アナルに埋めこまれた剛根をピストンされて、妖しい疼きが湧きあがっている。太幹で肛門を擦られると、あまりの熱さに腰が跳ねてしまう。それでも繰り返されるうちに、思わず甘い溜め息を漏らしていた。