放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

「深いっ、深いのぉっ! いやぁっ」

真弓の嬌声は今や悲鳴へと変わっていた。勝気な相貌が泣き出しそうに歪んだ。競泳水着に覆われた伸びやかな肢体がプールの中で躍動する。三十二歳の女教師が十六歳の高校生によって翻弄されている。

単純な上下運動だけでは飽き足らず、幸太は腰の動きに変化をつけてみた。右に、左に、とひねりを加え、回しこむ。ペニスをすりこぎ棒に見立てて潤んだ蜜壺をかき混ぜていく。

反応はてきめんだった。競泳水着に包まれた肢体がびくん、びくん、と震えだす。膣内がきつく収縮し、媚肉が蕩けていく。

亀頭を奥の奥まで吸い上げられるような圧着に幸太はうめいた。力いっぱい下腹をローリングさせ、張り出した肉エラで媚粘膜を押しつぶしていく。童貞だった少年が年上の女教師をどう猛に責めたてる。

「ああ、くるわ……来てしまう。イカされてしまう。ああぁっ……」

真弓の背中がなまめかしくしなった。両腕で幸太の背中をしっかりとつかみ、たわわな乳房を胸板に押しつけ、むっちりとした太ももを幸太の腰に巻きつけ、結合をさらに深める。

相手の腰のうねりが激しくなり、幸太に加えられる刺激もいっそう強くなった。腰の奥から愉悦の衝動が突き上げる。互いの身体で高まりあう熱気はプールの水によって冷やされ、湯気がたっているようにすら錯覚した。

「だめぇ、イキそうっ! あたしもう、イクわ!」

真弓はとうとう降参したように喘いだ。童貞を失って以来、セックスにおいて幸太が主導権を握ったのは初めてだ。

幸太の目の前で女教師はショートヘアをひっきりなしに揺すり、汗の飛沫を飛び散らせている。昇りつめようとしているのはあきらかだ。純情な少年の胸に感動と興奮が同時にこみあげた。

(よしもう少し! もう少しで先生をイカせられるっ!)

「お、お願い、浅野くん……あたし、どうにかなってしまいそう!」

ハアハアと熱っぽく息を乱す真弓に、幸太は爆発的な呼気を吐き出してストロークを繰りだした。渾身の力で突き上げる。膣奥を、さらに子宮までをも打ち上げるようなスラストに真弓はもはや息も絶え絶えといったようすだ。

「あああっ、イク! イクう!」

それは幸太が初めて聞いた、女性の絶頂を告げる声だった。オルガスムスに震える女体は、両腕を回して幸太の背中を抱きしめる。膣内がひときわ強く締まり、幸太の若茎をこれでもかとばかりに絞りあげた。

「うぐっ! ぼ、僕ももう限界だ……」

女教師をイカせた余韻に浸りたかったところだが、さすがに相手は女盛りの女体だった。絶頂の痙攣によって少年のペニスを食い締め、瑞々しい精を要求する。もはや我慢の限界などとっくに超えていた。

「で、出ちゃうよ、先生! ああ、出るぅっ!」

真弓の身体を思いっきり引き下げ、ペニスの根元まで突き刺すと幸太はそのまま射精した。熱いほとばしりがあふれだし、熟れた膣内を満たしていく。子宮にまで届けとばかりに、幸太は最後の一滴までザーメンを吹きあげた。

「うう、すごいっ……すごく気持ちいいよ、真弓先生っ」

咆哮とともに精液を出しきると、二度の射精でさすがの若茎も少し縮んで半萎え状態となった。いまだ水中にある結合部から、するり、という感じで抜ける。精液の残滓が水中に拡散し、白濁の飛沫となって消えていく。

幸太は満足の息をこぼしながらプールから上がった。続いて上がってきた真弓と並んでプールサイドに腰かける。

「ふう気持ちよかった。すごかった……セックスでイッたのは久しぶりよ」

真弓が熱っぽいため息をついた。オルガスムスの余韻が残っているのか、両肩がわずかに上下している。凹凸のある身体で幸太に寄り添ってきた。嬉しそうに頬を緩め、指先を教え子の股間に這わせる。

「あたしのここ、まだ痙攣してるわ。触ってみて」

幸太の手を取ってみずからの股間へ導く。

幸太は水着の股間部をずらして指を触れた。水に濡れた恥毛をかきわけ、指の腹で秘裂を上下になぞると、ひく、ひく、と膣孔が細かく震えているのが分かった。

「うわ、すごい」

真弓のその場所はまるで生き物のようにうごめいていて、指先にまで女の振動がつたわってくる。

「浅野くんのチ×ポが気持ちよかったから、こんなふうになったのよ」

「先生が気持ちよくなってくれて、僕も嬉しいです」

幸太は誇らしげな気持ちで女教師を見つめた。

「初体験したばかりの男の子にイカされるなんてね。ちょっぴり悔しいけど……ふふ、浅野くんって上手なのね」

そこまで褒められると、胸の中がくすぐったいような照れくささを覚える。昨日まで童貞だった少年にとって最高の勲章だった。

「どうせならアパートで一日中こうしていたい。部屋の中なら、人目を気にせずにいろいろなことができるのに……こんなふうに隠れてしなくても」

「だめ。それだけはだめよ」

「どうして──」

「あたしは教師で、君は生徒。それを忘れてはだめ」

幼い子供に言い含めるような口調で真弓が諭す。

「君は一人暮らしでしょう。もしあたしが君のアパートに入るところを誰かに見られたら、おかしな誤解を招くわ。あたしだけじゃなく。君まで悪い噂を立てられてしまうかもしれない」

「……そうですよね」

懇々と諭され、幸太もさすがに納得するしかなかった。