放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

「ち、直接、触ってもいい、浅野くん?」

百合が羞じらいながらジッパーに手をかけた。ぎこちない手つきでジッパーを下ろして全開にする。あわいに指を差し入れ、ブリーフの中からいきりたった器官を引っ張りだした。

「きゃっ……これが浅野くんの?」

露出した肉茎のあまりの長大さに驚いたのか、百合は悲鳴まじりにのけぞった。つぶらな瞳が動揺で震えるさまは、まさしく清純な処女の反応そのものだった。

「わ、私だって、さっき身体を触られたんだもの」

百合は自分自身に言い訳するようにつぶやくと、こわごわとした手つきで彼の股間へ手を伸ばした。ほっそりとした指先で猛々しい肉幹に触れ、すぐにびくっとして指を引っこめる。

「やっぱり怖い? 大丈夫だよ、新藤さん」

幸太が微笑むと百合はふたたび、おっかなびっくりといったようすで急角度にそり返ったペニスの中腹に触れた。

「すごく熱い……これが男の子の、なのね」

百合はこわごわと細い指を茎胴に巻きつけた。壊れ物にでも触れるように軽く押して、軽く撫でる。いかにも未経験な感じが初々しかった。

「もっと強くしていいよ。上下にこすってみて」

「こ、こう?」

百合が今度は片手ではなく両手で捧げ持つようにして、ゆっくりと手のひらをスライドさせる。ぬるぬるとした先走り液が潤滑油となり、しだいにスピードが増していった。

真弓の熟達した手コキに比べれば稚拙そのものの愛撫だ。単純な快楽の度合いでは、熟れた女教師のテクニックには遠く及ばない。

だが初心な少女に性技を仕こんでいるのだと思うと、どう猛な征服感が胸に湧いてくる。テクニックの巧拙ではなく、清純な少女に淫らな技を教えているというシチュエーションそのものに幸太は酔いしれた。

触られているだけでは満足できず、幸太のほうも赤いチェック柄のスカートに手を突っこんだ。その奥にあるショーツを脱がせようとすると百合が激しく身をよじって抵抗した。

「そこは……だめ」

顔中を羞恥の朱に染めて百合がうつむくが、幸太とて簡単には諦められない。

「僕だって一番大事なところを見せてるんだ、だから新藤さんだって……ね?」

「でも──」

なおも二度、三度と言葉を重ねて説得すると、百合はしぶしぶといった感じでうなずいた。

「浅野くんがそんなに見たいなら……いいよ。でもスカートをまくるのはだめだからね。直接見られるのは……いや」

初心な少女のせめてもの妥協案なのだろう。幸太はけっしてスカートをまくらないことを約束した。もっとも内心では、

(今はだめでも……後で見せてもらいたいな)

などと不埒な考えがよぎっていた。何はともあれ、今は下着を脱いでもらうだけでもよしとしなければならない。

飾り気のない純白のショーツの端に手をかけて脱がせていった。すべすべの太ももを通り、引き締まったふくらはぎを抜け、足首のあたりで引っかかって揺れる。

(全部脱がせるより、このほうが色っぽいかも)

ショーツは脱ぎ捨てずあえて足首に引っかけたままにする。ちなみに黒いハイソックスも脱がせていない。幸太は清らかな乙女へのアンバランスな脱がせっぷりに満悦し、むき出しになった秘処へと手を伸ばした。

「あ……」

指先に触れた秘唇は驚くほど熱く火照っていた。柔らかな部分はラヴィアだろうか。スカートに隠れて見えないため、だいたいの見当をつけて愛撫するしかない。肉裂に沿って指の腹で撫で、手のひら全体でクレヴァスとその周辺部をさすっていく。

「んっ……くすぐったい……あ、はぁっ……」

言葉通りにくすぐったいのかそれとも気持ちがいいのか、どちらともつかない表情で百合が腰を左右にくねらせた。

初心な少年と少女は互いの性器に触れあい、指先で弄んでいく。

二本そろえた指を滑らせ、クレヴァスの上端から下端まで何度も往復させた。秘処の上部に位置するぷっくりとした器官を指の腹でそっと撫でさする。未経験の少女を気遣い、あくまでもソフトタッチで責めていった。

「あふぅ……う、んんっ……浅野くんに、触られてる……ああ」

百合は肉茎を責める手も休みがちになり、天井を向いて喘いだ。ピンク色の唇は半開きになり、舌をチロリと出して表面を舐める。

「きゃぁ……あはぁん」

緩急をつけたタッチで肉づきの薄い秘唇をこすりあげる。さらに鋭敏な肉芽をくすぐっているうち、百合の身体に変化が起きはじめた。秘裂から生硬さが少し失せ、徐々に湿り気を帯びてきたのだ。

最初は表面が乾いた感じだったのが、濡れた感触へと変わっていく。愛撫の効果というよりも、放課後の教室でお互いのもっとも恥ずかしい場所を愛撫しあっているというシチュエーションに百合が酔ったのかもしれない。

ただしバージンのせいなのか、それとも体質なのかは分からないが、愛蜜の量はあまり多くなかった。豊潤にはほど遠い量だ。それでもこぼれた液を秘処の表面に塗りつけ、こすっていくうちに、ヴァギナ全体がしっとりと濡れそぼっていく。

「これなら、入るかな」

幸太が息を荒げる。いよいよ百合と結合し、処女を奪えるのだと思うと、煮えたぎるような征服欲で体中が熱く火照った。

「最後まで、するのね……」

百合のほうは青ざめた顔で首を軽く左右に振った。