放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

「はぁっ、やぁ、んっ」

百合が上げる声には甘い響きが入り混じっていた。聞き間違いなどではない。処女同然だった少女があきらかに性悦を覚えはじめている。

自分の手で一人の女を一から開発するという悦びに、幸太は酔った。酔いしれつつさらに強い一撃一撃を繰りこんだ。

「きゃぁっ、そ、そんな強く……あっ、イイっ、はぁぁぁんっ!」

強く動けば動いただけ百合もまた甘く妖しい喘ぎを返してくる。

幸太は雪尻をつかんでいた手をスライドさせた。わき腹を撫で、乳房まで移動させると、背後から手を回してしっかりと揉みこんだ。

「あっ……」

指先に尖った乳首が引っかかるのを感じる。固くしこった乳首をつまみ、なだらかな乳房に指を食いこませて絞った。

胸の双丘を責めながらもピストンの動きも忘れない。

「ああ……あ、はぁん」

艶めいた嬌声を耳にしながら幸太は百合の背中にのしかかり、さらに体重をかけた。

ぱん、ぱん、ぱん、と乾いた音を響かせ、速射砲のような勢いで腰をぶつける。こすればこするほどペニスの表面を流れる快美感が大きくなる。血流が激しくなり、充血しきった海綿体は敏感さを増していった。

「あっ、はぁぁぁんっ! やぁぁっ、き、気持ちいいっ」

百合は首を左右に打ち振り、快感を訴える。綺麗な漆黒の髪が首筋にべったりと張りついていた。

最奥まで打ちこむと周囲のヒダヒダが亀頭に吸いつく。きゅうっ、と膣肉が収縮し、中にくわえこんでいる肉茎を絞りあげた。

「百合ちゃん、そ、そんなに締めつけたら、僕もう……うううっ」

少女の粘膜はとろみを増し、太棒全体に絡みついてくる。ひっきりなしにこみあげる愉悦は幸太の性感を頂点にまで引き上げようとしていた。もはや長くは持ちそうにない。

「で、出ちゃいそうだよっ」

「……きて、幸太くん」

百合は少年の精を求めるように小ぶりな臀部を左右に打ち振った。

「今日は安全な日なの、百合ちゃん?」

コンドームをつけていないことを今さらながらに自覚する。腰の動きを緩め、不安な気持ちでたずねた。

「わからない……た、多分大丈夫」

先日までバージンだった百合には真弓のような正確な避妊知識はまだ備わっていないのだろう。幸太もまた安全日をどういうふうに計算するのか知らなかった。

(どうしよう……外に出すべきなのかな?)

幸太はピストンを緩めながら逡巡する。

真弓とのセックスで危険日のときに膣の外へ射精したことがあるが、少年の若々しい本能は否と告げていた。

(先のことなんて考えられない!)

今この瞬間に自分の思いの丈をすべてこの健気な美少女にぶちまけたかった。

「イクよ! 中に出すからね!」

「う、うん、きてぇっ」

幸太と百合の叫び声が同調し、部屋中に響きわたった。

幸太は最後に二度、三度と強くピストンを加え、最深部まで肉棒を埋めこんだ。狭隘な膣内に食い締められて、限界寸前だったペニスがとうとう達する。

股間全体を稲妻のような性悦が灼きはらった。最大級に膨れあがった怒張が勢いよくスペルマを噴出する。ドクドクと勢いよく注ぎこむ。

「あぁぁっ、出てる……幸太くんの、せいし……」

百合はうわごとのようにつぶやきながら純白の裸身を痙攣させた。細い背中を大きく弓なりに反らす。甘ったるい吐息をこぼしながら天を仰ぐ。

「熱い……ああ、幸せ」

ドクドクと噴きあがる精液を、百合は清らかな膣いっぱいに受け止めてくれた。

幸太は思う存分スペルマを出して腰を思いっきり震わせた。最後の一滴まで注ぎこんでから肉柱を抜き取る。

ぽっかりと開いた膣孔からあきれるほど大量の精液が逆流してきた。布団の上に白い染みを作り、なおも流出は止まらない。

「やだ……こんなに、出したのね」

百合はうっとりとした顔で自分の秘処に指先を触れた。ほっそりとした指やピンク色の爪に、白く濁ったザーメンがこびりつく。

と、そのときだった。

「君たち、なにをしているの!?」

悲鳴にも似た声が玄関から響き、幸太はハッと顔をこわばらせて振り返った。濃紺のスーツを着た美しい女性が、ドアを開いたまま呆然とした顔で立っている。

「真弓先生……!?」

突然の乱入者に、幸太は全裸のまま硬直した。

第六章 二人がかりの性愛奉仕

「ま、真弓先生……」

幸太は顔をこわばらせて戸口に立つ女教師を見つめていた。迂闊だった。百合と抱き合うのに夢中で玄関の鍵をかけ忘れていたことを思い出し、言葉を失う。

「ずいぶんと気持ちよさそうなことしているじゃない、浅野くん。それに新藤さんも」

「い、いや、これはその……」

幸太は完全にパニック状態だ。むき出しの股間を隠すことも忘れて硬直する。怒りに吊りあがり、炎を灯す黒瞳を正視できなかった。

「真弓先生、どうしてここに?」

一方の百合は意外なほど落ち着いた口調だ。いざとなると度胸が据わるタイプなのか、あるいは年上の恋敵への対抗心なのか。つぶらな瞳を細めてまっすぐに真弓を見据える。

美女と美少女の視線が空中で絡みあい、火花を散らさんばかりに衝突した。文字通りの修羅場だ。先に視線を逸らしたのは、意外にもというべきか真弓のほうだった。

「君たちが二人そろって帰宅するのが見えたから。つい気になって……ね」

「……わざわざ追いかけてきたんですか」