放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

百合の感じている愉悦をあらわすように、細い下肢が目の前で跳ねる。

膣内をさんざん舐めまわした後でおもむろにクリトリスへと責めの標的を変更した。包皮に包まれた肉真珠をくわえこむ。軽く歯を立ててコリコリと口中で転がした。

「やぁ……浅野くんに、舐められてる……はぁん、恥ずかしい」

百合はしなやかな腹部を波打たせ、両脚をぴんと跳ね上げた。スレンダーな身体がひっきりなしにしなる。

舌先に甘酸っぱい蜜が絡みつくようだ。汗と愛蜜のまじった分泌液を幸太は喉を鳴らして飲み干した。

「うわ、すごく濡れてきた……これならきっと入るよ。今度こそ──」

ころあいを見て幸太は秘処から顔を上げた。十分に濡れそぼった肉孔をさすり、立ち上がった。今度こそちゃんと貫通したかった。

百合のほうもその思いは同じようだ。漆黒の瞳に決意の光を宿し、幸太を見つめる。

百合が机に上に乗ったまま腰を軽く突きだした。ヌラヌラと光るピンク色の肉穴に猛った器官の先っぽを押し当てる。唇そっくりの形をした入り口に亀頭がぴったりと吸いついた。

「大丈夫。力を抜いて」

百合だけでなく自分自身にも言い聞かせるつもりで、幸太が力強く告げる。こくん、とうなずき開脚の角度を広げた少女に向かって、腰を押し進めた。

先ほど同様やはり処女の締めつけは強く、ペニスの先端に強烈な抵抗感が走る。

それでも幸太は前進した。両脚を踏ん張り、渾身の力をこめて前へ、前へと下腹をせりだしていく。

「あっ……はぁぁぁっ!」

ずぶり、と先端が固い肉唇を押し開く感触があった。窮屈な通路を無理やり広げて突き進んでいく。生硬な粘膜の感触を味わいながら少しずつ奥まで侵入する。

途中でひときわ狭くなった箇所に行き当たった。

(もしかしてこれが処女膜?)

「き、きて、浅野くんっ……あなたと、つながりたい、の」

百合が息をはずませて懇願する。生まれて初めて異物を挿入された圧迫感はやはり相当のものなのだろう。白い額や頬に大粒の汗がいくつも浮かんでいる。

「じゃあ、いくよ。新藤さんのバージンをもらうからね」

おごそかに告げて、幸太はすべての力を下肢に注ぎこんだ。百合の腹の奥を突き上げるような感じで一息に押しこむ。

「う……あぁぁぁぁぁっ!」

百合が哀愁に満ちた叫び声を上げた。初めてのしるしを失い、少女から大人の女へと変わったことを告げる叫び。おとなしげな少女らしからぬ、どこか動物じみた悲鳴だった。

「入っ……た!」

幸太もまた処女を貫いた喜びに大きく息を吐き出した。ひそやかな秘唇を左右に割り、己のペニスが根元まで潜りこんでいる。自分が百合の初めての男になったのだと思うと誇らしく、同時に牡としての征服感が湧きあがる。

「大丈夫、新藤さん? 痛くない?」

「嬉しい。私の初めてを浅野くんに捧げられて」

おそらくは破瓜の痛みがあるのだろう、頬のあたりを引きつらせながら、それでも百合は笑顔だった。健気に微笑む美少女を前に幸太の理性は一気に吹き飛んだ。

「動くよ」

短く告げて腰を前後に揺らしはじめる。もちろん処女を失ったばかりの百合を気遣い、ゆっくりとしたピストン運動だ。

「あっ、ううっ」

それでも疼痛を感じるのか、百合は眉を寄せてうめいた。

「大丈夫、新藤さん? 動かないほうがいいかな」

「だ、だいじょう……ぶ。浅野くんが気持ちよくなってくれれば、それで……」

百合の言葉はどこまでも幸太への想いにあふれていた。

本当ならその言葉に報いるためにも百合に気持ちよくなってほしい。とはいえ、ロストバージンの痛みにうめいている今はとても無理だろう。せめて射精までの時間を短くし、彼女の苦痛を一刻も早く終わらせるべきだ。

幸太は抽送を強めていった。女教師の柔らかく蕩けるような内部とは対照的に、処女の膣内は固いゴムのようにペニス全体を締めつけ、生硬さにあふれていた。

百合の内部で一往復するだけで先端から根元まで強烈な刺激が走る。処女の秘肉が亀頭を甘く押しつぶし、茎や付け根を食い締める。

「す、すごいキツいっ……締まるよ、新藤さん!」

「気持ちいいの、浅野くん? 私の中で、気持ちよくなってくれてるの……?」

百合はうわごとのようにつぶやいた。気持ちいいよ、とつぶやき返し、深々とうなずき、幸太はさらに腰を加速させる。亀頭のあたりに甘い電流のごとき愉悦が走り、ペニス全体がどくんと脈動した。

「出そうだよっ、もう出るっ……!」

幸太が切羽詰まって叫ぶ。頭の中に赤い霞がかかったようになり、意識が欲情で満たされていく。

「お願い、そのまま……中に」

荒い呼吸を吐き出しながら百合が懇願した。

「え、でも──」

「大丈夫……だから。浅野くんの全部を、私の中で受け止めたいの。初めての思い出に……」

涙の浮かぶ瞳を笑みの形にして微笑む。

幸太はうなずいてラストスパートに入った。大きなグラインドを続け、陰茎全体に刺激を与えていく。一刻も早くイクことを意識した腰使いだ。それが功を奏し、ほどなくして腰骨が痺れるような射精感が高まってきた。

「う、くっ、もう……もうだめだっ。イクよ!」

幸太はここぞとばかりに小刻みでスピーディーな抽送を繰りだした。最後に根元まで肉根を埋めこみ下腹を律動させると、それが引き金となって幸太の腰骨を絶頂の愉悦が駆け抜けた。