放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

控えめなバストを揉みしだきながら幸太は腰をローリングさせた。腰と腰をぶつけ、恥骨をこすりあわせるように動く。指で乳首を、手のひらで乳房を、恥骨でクリトリスを、そして肉棒で膣内を攪拌し、四種四様の刺激を与えていく。

「んっ……はぁっ……」

百合が短い喘ぎをもらした。

未発達な性感帯を少しでも開発し、快楽を目覚めさせようと幸太はなおも奮闘した。揺れ動く腰をがっしりとつかまえて己の腰を叩きつける。

「やぁっ……んんっ」

「気持ちいいの?」

「わ、わからないの……身体が、ジンジンして……」

彼女自身にとっても未知の感覚なのか、百合は戸惑ったようすだ。

ふたたび直線運動に移行し、がつがつと打ちこんでいく。肉棒全体を襲う甘い電流は最大級にまで達しようとしていた。もはや電流というよりも稲妻のごとき衝撃で、幸太の性官能を昂ぶらせていく。

「だ、駄目だ、これ以上はもうっ……」

急激にこみあげる射精感に幸太は限界を悟った。

「いいよ……浅野くんが気持ちよくなってくれたら、私、それだけでいい」

百合は艶のある漆黒のショートボブを振り乱し、汗の珠を飛び散らせた。断続的に呼気を吐き出しながら幸太にフィニッシュをうながす。

「じゃあ、出すよ。もう一回、百合ちゃんの、中に」

初めて名前で呼ぶと百合は嬉しそうに顔をほころばせた。

「出して……私の中に、いっぱい……あぁぁぁぁぁっ!」

荒々しい抽送に翻弄されて百合は甲高い悲鳴を上げた。とはいえ、痛がってはいないようだ。安心して腰をぶつけながら幸太はいよいよ最後の仕上げに入る。

小刻みなピストンを叩きこんでペニス全体を締めつけてくるような膣のきつさを存分に味わうと、マグマのような愉悦が足の爪先から太ももを通り、肉幹にまで到達する。

「だ、出すよ、百合ちゃんっ! うおおっ!」

「き、きてぇっ……あ、熱っ……!」

幸太が深々と打ちこんだ瞬間、熱いほとばしりが清らかな膣内ではじけた。二度目の射精だというのにまったく衰えることなく、むしろ勢いを増してありったけの精液を百合の内部に注ぎこんでいく。

どく、どく、と狭苦しい肉洞でペニスが跳ね、射精の脈動を繰り返した。出しても出してもまだ止まらない。灼熱した体液が美少女の膣と子宮にあふれかえる。

「すごい……まだ、出てる」

陶然とした表情で百合が喘いだ。

最後の一滴まで出しきって幸太はようやく息を吐き出した。陰嚢が空になるほど激しい射精だった。一度目以上の、鮮烈な放出感に陶然となる。

半萎えになったペニスを百合の中に埋めたまま幸太は上体を倒した。軽く息をはずませている百合の唇に自分の唇を落とす。ちゅっ、と音をたてて学生同士らしい爽やかなキスを交わした。

「ありがとう、幸太くん。私の初めての相手になってくれて。なんだか夢みたい……」

百合が初めて幸太のことを名前で呼んだ。つぶらな黒瞳にうっすらと涙が浮かぶ。

健気な少女に愛おしさを感じ、幸太はもう一度百合と唇を重ねる。窓から差しこむ夕陽が抱き合う二人を柔らかく包んでいた。

第五章 人妻女教師と優等生の狭間で

幸太は意気揚々とプールへ続く更衣室の扉を開けた。早朝の日差しが頭上から降り注ぎ、わずかに目を細める。

「おはよう、幸太くん。ちょっとだけ遅刻ね」

すでにプールサイドで待っていた百合がはにかんだような笑顔で振り向いた。

凹凸の小さいほっそりとした肢体に競泳水着をまとっている。青と緑の二色に塗り分けられたスポーティなデザインの水着だ。胸元の膨らみは控えめで成長途上にあることを感じさせ、小さいが完璧なお椀の形をしたバストは美しかった。

腰まわりのくびれも二十代、三十代といった女盛りの女性と比べれば控えめなものだ。胸も腰も派手な起伏はないものの、全体が流線型に統一された女体は清楚で魅惑的だった。

──昨日の放課後、二人は身体を重ねた後、次の日の早朝にプールで会おうと約束した。まだまだ話したりないから、と百合のほうから言い出したことだ。

百合は自身が所属する水泳部の早朝練習、幸太はその付き合いという名目だった。もっとも水泳部で早朝練習をするほど真面目な部員はいないらしく、朝のプールには幸太と百合以外に人の姿はなかった。

「ああ、おはよう。ごめんね遅れて」

幸太が答えると百合はゆっくりと歩み寄ってきた。朝陽を背に浴びたスレンダーボディはまさしく輝くように美しい。

(あれ?)

幸太は不審に思い、彼女の動きを凝視した。あきらかに歩き方がおかしかった。いつもは内股気味に静々と歩く百合が今はがに股歩きで、しかも一歩踏み出すごとにかすかに顔をしかめている。

「もしかして痛いの、新藤さん? その……初体験したせいで」

「幸太くんのせいじゃないよ。大丈夫」

百合がぎこちない笑みを浮かべてみせた。その答えが幸太の問いかけを肯定していた。やはり痛みはあるようだが、幸太に少しでも心配をかけさせまいと我慢しているのだろう。

「ねえ、幸太くんも一緒に入ろ? 冷たくて気持ちいいよ」

百合に誘われ、幸太は学生服を脱いで水着姿になった。準備運動もそこそこに水面へと飛びこむ。朝からプールに入るのは初めてだが肌にひやりとして気持ちいい。幸太に続き、百合もプールに入った。