放課後の蜜肌教室 人妻女教師と優等生

「僕ももうイク! 真弓先生、中でイクよ!」

「きて……あたしの中でドクドクしてぇ」

オルガスムスの痙攣がまだ収まらないようすの真弓がなおも積極的に腰をうごめかす。相手の腰を自分の腰にこすりつけるように幸太はラストスパートに入った。

ぐじゅ、ぐじゅ、と膣内をかき回す湿った音がひっきりなしに鳴る。肉棒全体を包みこむ甘痒さはもはや耐えがたいほどだ。

腰の奥に激しい痺れを覚えた瞬間、幸太は欲望の引き金を解放した。

「ううっ、出るぅ!」

熱いたぎりを、これでもかとばかりに真弓の膣内へ注ぎこんだ。

「きゃぁぁっ、熱っ……イ、イクぅっ! イク! イクうぅぅっ!」

真弓もまた若々しいスペルマを胎内いっぱいに浴びて、さらなる絶頂へと押し上げられたようだ。鮮烈なオルガスムスの声を響かせる。

互いに昇りつめながら幸太は喜悦の射精を続けた。びゅるっ、びゅるっ、と成熟した膣孔いっぱいに己の子種をまき散らす。この一度だけで真弓を孕ませてしまうのではないかと思うほどのおびただしい量だった。

「はあ、はあ……すごいわ、浅野くん。あたし、本気でイカされちゃった」

真弓は心地よさそうに息をはずませ、幸太の腰から身体を下ろした。グラマラスな裸身は見事な薔薇色に染まっている。汗の湯気をたてる全身から濃厚な女の香りが匂いたつ。

幸太もまた射精直後の虚脱感に浸っていた。やはり真弓の身体は最高だ。これほど心地よく爽快な放出感は自慰などでは絶対に味わえない。

と、羨ましそうな顔で幸太と真弓を等分に見ている百合と目が合った。

真弓の身体に夢中ですっかり百合を置き去りにしていた。幸太はそのことに思い至り、申し訳ない気持ちがこみあげた。

「次は百合ちゃんの番だね。真弓先生みたいに思いっきりイッてほしい」

身体を起こしていまだエクスタシーの痙攣を続ける真弓と口づけを交わす。なごり惜しそうにキスを続ける女教師から離れ、百合に向き直る。

「わ、私も……?」

自分がイクということを実感できないのか、百合はどこかキョトンとした顔だ。あるいは自慰ですら絶頂の経験がないのかもしれない。

「大丈夫よ、新藤さん。女の身体はね、大好きな人に抱かれることで最高に気持ちよくなれるようにできているのよ」

真弓が妖艶に微笑むと、百合はおとなしげな容貌に戸惑いをあらわにした。幸太と真弓を等分に見つめる。うつむいて小さく吐息をこぼした。

「あたしと浅野くんがセックスしているところを見たでしょう。あなたもきっとエクスタシーを味わえるわ。……そうだ、百合ちゃんが上になってみたら?」

幸太と百合は正常位や後背位でしか交わったことがない。騎乗位はみずからが上になり、裸身もあらわに腰を動かす体位だ。清純な百合には抵抗のある体位なのかもしれない。

「あたしみたいに気持ちよくなりたくないの? 負けたくないんでしょう、あたしに」

真弓が絶妙のタイミングで助け舟を出した。百合の、内に秘めた対抗心を巧妙にあおっていく。

「恥ずかしがってばかりじゃなく、女のほうからもがんばらなきゃ。そんなことじゃ、浅野くんはあたしばっかり抱くようになるわよ」

「そ、そんな」

百合が狼狽と悔しさの入り混じったような顔をして、首を左右に振った。

「私だって……私だってできます。幸太くんに悦んでもらいたいから」

意を決したように幸太の腰をまたぐものの、中腰の姿勢を取ったとたん恥ずかしそうに頬を染める。幸太と正対した位置取りのため乳房も秘処もすべてが丸見えだ。蛍光灯で照らされた明るい室内に、雪のように白い裸身が浮かび上がる。

「い、挿れるね」

緊張のためか、声をうわずらせながら百合が腰を落としていった。わずかにほころんだスリットに精液と愛液で白濁色にコーティングされた亀頭部が接触する。

「ん、く」

百合は小さく息をもらしてさらに腰の位置を下げた。ひそやかな花びらを内側に巻きこみながら肉勃起が埋まっていく。

先ほど真弓と騎乗位で交わったときに比べるとなかなか挿入が進まない。肉棒を何度か受け入れたとはいえ、処女を失って間もない膣肉はまだまだ生硬さを残していた。

それでも百合は少しずつ腰を落とし、どうにか根元までペニスを飲みこんだ。深々と貫かれた瞬間肩までの黒髪をかきあげ、熱い吐息をこぼす。

「んんっ……深い」

百合はわずかに眉間をしかめていた。上体を左右にひねって腰をくねらせる。初めて経験する騎乗位の挿入感が膣に負担をかけているのかもしれない。

「大丈夫、百合ちゃん?」

「へ、平気。動いても、いい?」

早くもハアハアと息を乱しながら百合がたずねた。幸太は当然のごとく力強くうなずく。

「じ、じゃあ動くね。んっ」

小さな喘ぎ声をもらし、スレンダーな裸身がうごめきはじめた。おそるおそるといった感じで腰を前後に揺すると互いの恥骨がぶつかりあい、腰の芯に鮮やかな悦美が走った。

「あ、イイ感じ……」

百合が艶めいた息をついて腰を加速させた。

正常位や後背位と違い、騎乗位は基本的に女性主導の体位だ。自分で腰の律動をコントロールし、気持ちがいいポイントを自分で探りながら動くことができる。セックス初心者の百合もみずから身体を揺すっているうちに、しだいにコツをつかんできたらしい。