家庭教師と隣の母娘 誘惑の個人授業

優也は腰を引いて、肉棒を教え子の胸から抜いた。居間の隅に置いてあるボックスティッシュから何枚も手に取る。

「顔を出して」

「小さい子供になったみたいで、恥ずかしいです」

茉莉が身体を前に傾けて、顔を差し出した。年齢より大人びた美貌が、今だけは小動物のような雰囲気になる。

「今の茉莉ちゃんの顔もすてきだ」

優也はていねいに左手の指を動かし、鼻先や唇、顎や喉の下から、自分がぶっかけた精液をぬぐい取ってやると、やさしく唇を重ねた。茉莉の顔がとろんと蕩ける。

「はああ……」

キスが離れると、茉莉が立ち上がった。

「今度は先生が畳に横になってください。母さんにしたように、わたしのソコを舐めて欲しいんです」

「うん。茉莉ちゃんの望むように」

優也は身体に残っているランニングシャツを手早く脱ぎ捨て、茉莉は白いショーツを下げた。ともに全裸になると、優也が畳に横たわり、茉莉が先生の顔をまたぐ。

茉莉は顔を下げると、当然ながら自分の両足の間に優也の顔がある。大好きな男の視線はまっすぐに上昇して、剥き出しの股間にぶつかった。

(やっぱり、ムチャクチャに恥ずかしい)

茉莉は心を浮き立たせる。自然と全裸の身体が震えて、顔の筋肉がこわばる。視線が集中する恥丘が、直接触れられているようにざわめく。

ざわめきは、すぐに心地よい感触へと昇華していった。茉莉は、自分の腰がわずかにくねっていることに気づいてしまう。

(ソコを見られて恥ずかしいのに、見られているだけで気持ちよくなるなんて、あああ、やっぱり、わたしはいやらしい身体なんだわ)

とまどっている茉莉に、優也ががまんしきれずに声をかけた。

「茉莉ちゃん、そろそろしようよ」

「は、はい、先生」

茉莉の両膝がおそるおそる屈する。母親よりもゆっくりと、時間をかけて、裸の恥丘が優也の顔の上に降下した。

優也の目の前に迫ってくる少女の秘部は、パイズリの刺激と顔への射精で絶頂を迎えた後も、肉唇をぴっちりと閉じたまま。その点は母親と似ているが、繭の恥丘よりもふくらみがやや低くて、幼い印象を受ける。

「茉莉ちゃん、開いてみせて」

「は、はい!」

優也に言われて、茉莉は母親が片腕を使えない先生のかわりに、自分の指で恥ずかしい部分を広げたことを思い出した。

「わたしも、自分で開きます」

言葉に出すことで、決意を強くする。優也の鼻先で腰の動きを止めて、両手の指で恥丘を走る縦溝の左右をつまんだ。

茉莉は自慰のときに、恥丘の中に触れる。ソコの指先の感触はわかっている。しかし見たことはない。生まれたときから自分のペニスを見て育つ男と違って、ほとんどの女にとって女性器は未知の場所だ。

(変だったらどうしよう……)

不安を抱きながら、広げる。

優也の目に、淡いピンクの花が咲いた。記憶に鮮明に残る繭の女の花に比べて、肉襞もクリトリスも小ぶりだと感じる。ピンクの色もより淡い。しっとりと濡れた女肉から匂い立つ香りも、どこか若々しい。

「茉莉ちゃんのココ、きれいだ!」

優也の声が空気を振動させて、敏感な粘膜をかき混ぜられかのように、茉莉は感じる。それだけで、敏感な部分にチリチリとしたざめきが湧き起こった。

「母さんのソコよりも、きれいですか?」

優也は答えられなかった。言葉のかわりに、首をもたげて、開いた肉花の中に口をつける。舌を伸ばし、肉襞の間に溜まった女の蜜をねぶり取った。

(甘い! 繭さんに似てる!)

舌を左右から肉襞が包みこみ、茉莉は嬌声をあげる。

「あふうっ! 先生っ!」

気持ちいい、とも言えない。恋しい男に最もたいせつな部分を舐められて、出てくるのは今まで何度も口にした呼び名ばかり。

「先生! わたしの! わたしの先生っ!」

舌が動くたびに、自分の体内に隠れている快感のスイッチが押されるように、甘美な電流が股間から脳へ駆け昇る。声帯が震え、舌が躍り、ひとりでに優也を呼んでしまう。

「せんせっ! ああああ、先生ぃっ!」

茉莉は無意識に、両手を優也の後頭部にまわしていた。悦楽に乗って十本の指が動き、髪をクシャクシャにかきまわす。

優也も左手で茉莉の尻の丸みをなでまわし、唇をクリトリスに押しつけた。ストローを吸うように、すぼめた唇でふくれた肉粒を吸い上げてやる。

「はう! ふっぁああああああ、先生いいっっ!!」

目くるめく二度目の絶頂とともに、ぷしゃっ! と音をたてて、膣口から透明な体液が噴出した。熱い随喜の体液が、優也の顔にぶつかり、飛沫を畳にまき散らす。

「きゃああっ、先生!」

茉莉はあわてて優也の顔から離れようとした。だが下半身からは力が抜けて、腰を上げることもできない。本人の意志に反して、止まらない絶頂の水流を優也に浴びせつづける。

ようやく流出が止まると、茉莉の裸身が傾き、右へ倒れた。

優也はあわてて起き上がり、手で顔をぬぐうと、茉莉の肩に触れる。

茉莉は全身をピクピクとひくつかせて、瞳だけを優也の顔へ向けた。

「……あああ、先生、ごめんなさい。顔を汚しちゃって」

優也はニッと笑ってみせる。

「平気だよ。茉莉ちゃんの新鮮なジュースをごちそうになって、うれしいくらいさ。あれっ、なんか変態ぽいことを言っちゃったかなあ」

「あの、わたしと母さんのソコは、どっちがきれいですか?」