家庭教師と隣の母娘 誘惑の個人授業

「自分で出すよ」

すばやくスラックスとトランクスを脱ぎ捨てる。繭と茉莉がきちんと服を着ているのに、自分だけ下半身を露出するのは恥ずかしい。しかし羞恥心に反して、すでに勃ち上がった男根の亀頭を母娘へ向かって突きつける。

繭も、茉莉も、ついさっきのとまどいなどなかったように、瞳を濡れ輝かせ、歓声を亀頭へ向けて飛ばした。

「あああ、今日最初の優也くんのおちんちんよ!」

「二日ぶりの先生のペニス!」

母娘は膝立ちになって、畳の上を滑るように優也へ近づく。手ではなく、美貌を勃起に寄せる。

優也から見て、亀頭の右側に繭の唇が吸いつく。亀頭の左側には、茉莉の口が密着する。

「うわあ、すごいっ!」

すでにフェラチオは何度も経験しているが、優也は驚嘆の声を出さずにはいられない。美しい母と娘が同時に自分の亀頭にキスをする姿を、上から見下ろす視覚が、直接の触覚よりも強烈な快感になる。

優也の視線を頭上からそそがれながら、繭は舌を亀頭の右側に這わせた。

「んっ、んちゅ、るりゅう」

茉莉も亀頭の左側を舐めまわす。

「れろ、ぺちゃ、うっふんん」

優也は亀頭の左右に、それぞれ微妙に異なる舌の動きを感じて、幻惑されるような快感を味わう。ひとりだけでは決して成しえない、奇跡のコラボレーションだ。

直接の二枚の舌の刺激だけでなく、粘つく舌音と熱い吐息のデュエットが、優也の聴覚も快感に染める。

二人の舌が亀頭全体をべとべとに濡らすと、繭がペニスの向こう側にいる娘へ告げた。

「茉莉は亀頭を咥えなさい。母さんが睾丸をしゃぶるから」

茉莉も、肉棒の向こうの母親を、驚きの目で見つめる。

「えっ、玉もしゃぶるの!?」

「えっ、しゃぶってなかったの!?」

母親がうっとりした表情を見せた。娘の目から見ても、魂を奪われるように淫らな顔つきだ。

「すてきな舌触りと味わいで、気持ちいいのよう」

繭の淫靡な言葉に、優也ががまんできなくなり、上ずった声を二つの頭にぶつけた。

「二人で、玉を舐めて!」

「はい」

「はい」

と、きれいなハーモニーが答える。母娘は再び亀頭に唇をつけると、肉幹に這わせて付け根へと移動していく。二人で相談した動きではなく、ともにペニスをしっかりと味わいたいという欲望が一致していた。

唇と舌が男根の根もとを下り、右の睾丸を、繭が熱意をこめて舐める。茉莉は左の玉を、最初はおそるおそる舌でつついた。

茉莉がはじめて知る睾丸の感触は、ペニスとは異なる不思議なやわらかさで、心を引かれる。すぐに大胆になり、唇をつけて強く吸ってみると、本当に中に球体があるのがわかった。男の身体の不思議さに、若い女体が熱くなる。

繭はもっと大胆に、口の中に右の睾丸全体を含む。テクニックの発揮というより、優也の肉体を深く堪能したいという女の欲望の発露だ。

母親を見ならって、茉莉も左の睾丸を口へ入れた。舌の上全体に、味と触感が染みこんでくる。

(あああ、口の中が気持ちいい。口の中が、先生の精液を作る玉で、いっぱいになってる。んんん、たまらないっ)

優也も腰が砕けそうになり、子馬のように膝を震わせる。すでに何度も睾丸を舐められている繭の口内と、はじめて舐めてもらう茉莉の口の中は、どちらも魂を吸いとられるように心地よい。

「ふわっ、同時に玉を舐められるなんて、最高にすごい! 最高に気持ちいいっ!」

茉莉は少し息苦しくなり、口から睾丸を出すと、自分の唾液にまみれた表面を、再び熱心に舐めまわす。

繭も吐き出して、舌をねっとりと這わせた。

二人とも自然に、左手を優也の尻にまわしていた。裸の尻たぶを母娘でなかよく分け合い、指先で大臀筋をなでまわす。

右手はそろって男根をつかむ。亀頭の表面で五本の指がからみ合い、いつくしみ、男のシンボルを複雑に刺激する。

(信じられない! 茉莉とこんなに息もぴったり!)

(母さんとこんなにタイミングが合うなんて!)

親子の絆の驚異と、口と両手で感じる愛しい男の肉体が、繭と茉莉を陶酔させ、いっそう愛撫に熱中した。

さらに進化した美熟女と美少女の二人がかりの刺激に、優也は全身が溶ける気がする。体内の溶けた部分が、しゃぶられている睾丸の中に集まり、精液に変換させられているようだ。

「おおう、出る! 繭さん、茉莉ちゃん、出るよっ!」

母娘はすばやく亀頭の前にまわり、両手で鈴口以外の男根全体をしごき、睾丸を揉みたてる。

「出るっうううう!!」

亀頭がわななき、先端から猛烈な勢いで精液が噴出した。頬を寄せ合う繭と茉莉の美貌に、白く粘つく飛沫がぶちまけられる。さらにワンピースとブラウスの胸にも、ねっとりと白い線が引かれた。

自分の体液が、二人の自慢の服を汚したことに気づいて、優也はあわてて頭を下げた。

「あああ、ごめんなさい!」

母娘は自分の胸を見下ろし、互いの胸を見て、甘い笑みを優也へ向ける。精液まみれの美貌が、艶然と輝いた。

「いいのよ。好きな人の精液なんだもの」

「全然、気にならないです」

二人は指先で自分の服から精液をすくい、口に含んだ。ちゅぷ、ちゅぱ、と音を鳴らして、指を吸う。

母娘の淫猥なしぐさに、優也は目を見張り、頭に浮かんだ妖しいアイデアを即座に口に出した。

「顔についてるぼくの精液も、舐めて取ったほうがいいよ」