家庭教師と隣の母娘 誘惑の個人授業

「うわあっ、すごっ!」

突然の思いもよらない全裸の母娘二人がかりの快感に、優也の背筋が貫かれた。腰が震え、亀頭が爆発する勢いでふくれる。

「すごいいっ!」

無意識に腰を突き上げ、母娘の指の間から、赤熱する亀頭が顔を出す。瞬間、鈴口から白い粘液が噴出する。

「ひいっ!」

「きゃあ!」

思わぬことに目を見張る繭と茉莉の顔に、白い飛沫が浴びせられる。精液が鼻孔をふさぎ、開いた口の中に侵入する。濃縮された若い男の匂いと味が、母娘の体内に沁みこんでいく。

「あ、あああ……」

「んっ、うんん」

今の今まで激しく争っていた繭と茉莉は、ともに喘ぎに近い吐息を漏らして、表情を弛緩させた。まるで猫だましをくらったように、全身から力が抜けたが、両手は射精した男根を握ったままだ。

優也も予期しない暴発に唖然としながら、絶頂の余韻の波にふわふわと漂っている。

何分かたった後に、優也は意識をはっきりさせると、身体を後退させて、四つの手の中からペニスを引き抜いた。

「繭さん。茉莉ちゃん。ぼくには二人のうちのひとりを選ぶことはできない」

精液をつけたままの母娘の顔がこわばる。

「ええっ!」

「そんな!」

繭と茉莉がそろって非難の声をあげて、優也を追おうとする。

優也は左手を前に出して、母娘を押しとどめた。

「絶対に無理と言ったら無理だ」

「優也くん、ひとりを選べないって」

「先生は、わたしも母さんも断るというんですか」

優也は首を横に振る。

「あつかましいと思うけど、ぼくの本心を正直に言うよ。繭さんと茉莉ちゃんの二人とセックスしたい!」

「せんせっ」

茉莉は呆然として、とんでもないことを言い出す優也を凝視する。

繭も驚いたが、すぐに微笑み返した。

「信じられないわ。童貞の優也くんが、プレイボーイの健治さんと同じことを言うなんて、茉莉が言った通り因果がめぐっているのかしらね。わかったわ。あのときと同じように、母と娘のどちらがいいか、身体で確かめてもらいましょう。それでいいわね、茉莉」

「待って! わたしは母さんやお祖母ちゃんとは違う。そんなこと、納得できない」

「ということで、優也くんが二人とするとして、最初はわたしね」

いちはやく身を乗り出す繭の手を、優也はするりと避けた。

優也の左手が、茉莉の肩をつかむ。

「繭さんには悪いけど、茉莉ちゃんのはじめてを欲しい」

「はい、先生!」

茉莉のあげる勝利の声に、繭の嘆きが重なった。

「ああ、同じね。健治さんも」

「繭さん!」

優也が顔を繭へ向けて、強い語気で名前を発した。

繭は反射的に裸身をすくめ、自身の処女喪失の思い出話を中断して、素直に返事をする。

「はい」

こんな口調で優也から名前を呼ばれるのは、繭ははじめてだ。まるで騒ぐ子供をたしなめるような声に、年上の熟女の肉体が反応してしまう。まだ閉じたままの秘唇の奥で、女の蜜がくちゅっとにじむ。

大粒乳首がさらにきつくそそり勃ち、ズキズキと疼く。巨乳の奥でしっとりした称賛の言葉が沸き立った。

(あああ、優也くん、すてき)

繭の潤む瞳が見つめる前で、優也は茉莉とキスを交わした。

「さっきのつづきをやろう」

「でも、母さんが見てるのに」

茉莉が母親へ視線を向ける。今までとは一転して静かになったのはいいが、じっと見つめられるのは落ち着かない。母親の瞳は、嫉妬・羨望・その他よくわからない感情でギラギラと輝いている。

優也も、繭の視線が気にはなるが、今さら止められない。ここでやめたら、母娘の関係はさらにややこしくなってしまうだろう。

「もしぼくが繭さんと先にすると言ったら、茉莉ちゃんはどうする」

「それは、母さんが先生に変なことをしないように、そばで見張ってます」

茉莉の顔が、また母親へ向いた。

「母さんは、絶対に横から口を出さないで。英語は母さんに教えてもらったけど、これはわたしの好きにするからね」

繭は鷹揚にうなずく。全裸で、正座を崩した横座りの姿勢で首を動かす姿は、とても優雅で妖艶。優也だけでなく、娘も見とれるほどだ。

「出さないわ。わたしがはじめてのときに、横から母に『そこは違う、あれはどうしろ』と言われてうんざりしたもの」

「これからお祖母ちゃんに会うときに、どんな顔をしていいのか、わからないわ」

茉莉は母親を横目で捉えながら、裸身を傾け、畳に四つん這いになった。繭のせいで中断された後背位のポーズを取ると、再び若い美尻を愛する家庭教師へ向かって差し出す。

優也はあらためて教え子の尻を見せられて、射精したばかりの男根がたちまち活力を吹きかえした。今日だけですでに二度も放出したが、童貞を卒業するまではけっしてあきらめないという決意が、ペニスにみなぎっている。

茉莉は首を背後によじって、優也の顔と胸板、そしてそそり勃つペニスを視界に収めた。

「先生、今度こそ、茉莉の処女を受け取ってください」

「行くよ、茉莉ちゃん」

優也の熱い視線を、尻全体に感じる。なにより尻の谷間の奥の、女の秘密に視線が集中するのを、はっきりと感じた。

同時に、母親の視線も感知する。繭は言葉こそ発しないが、雄弁すぎる視線を娘の裸体と優也の肉棒にそそいでいるのがわかった。

優也の目に映る茉莉の女性器は、しっとりと輝いている。そっと指で肉襞に触れると、くちゅりと粘つく音色を奏でる。