家政婦は蜜尻女子大生 初恋の君と恋人の甘いご奉仕

「何だか分かったって顔してる」

くすっと微笑み、裕の手に握らせた。あたりは暗いのに顔が朱色に染まっているのが分かる。遥香は身体を反転させてこちらに尻を向けた。

やはりいつもの遥香ではない。大胆な四つん這いの格好になり、高々と突き出した大きな臀肉をいやらしくくねらせる。

「昨日、買ったの。ああいうお店、初めて入ったわ。でも女の子もけっこういたのよ。私が遅れてるのかな。ふふっ……」

照れ臭さと淫らな昂揚感の双方を滲ませた声で艶やかに笑った。いずれにしても、こういう流れになるのは、遥香にとっては覚悟の上だったというわけだ。

(遥香、そんなにも僕のことを)

遥香は気づいていなかったろう。だが、遥香と千尋の秘密の会話を盗み聞きしてしまった裕にとっては、その誘惑は単に「昼間に交わした約束」を遂行する以上の意味を持つものになっていた。

遥香にしてみれば、千尋への裕の想いを断ち切らせようと、恥を忍んで肛門まで捧げようとしているのかも知れない。昨日のうちに準備していたというローションだったが、さぞかし眠れない夜を過ごしたに違いなかった。

デートのとき、さりげない会話で裕の顔色を窺い、案じていたことが的中してしまったと知ったときの心中はどれほどつらかったろうと想像すると胸が痛んだ。

(は、遥香、ごめんね。それなのに僕は……)

裕は自分が取った不誠実な行動を申し訳ないと思うと同時に、改めて遥香への愛しさを感じた。

「あん、早く、裕。使い方、分かってるんでしょ? 私、覚悟できてるから」

恥ずかしい四つん這いの格好のまま放置プレイ状態にされることに照れ臭さを感じたのか。遥香は自ら誘うように尻をくねらせ、色っぽくおねだりをした。

「遥香……」

裕は痺れるような恥悦に身体を震わせ、ベッドに起き上がった。

実物を見るのは初めてだったが、知識として使い方は心得ている。心臓を激しく脈打たせ、膝立ちのまま遥香の背後に近づいた。

豊満な尻を何とか隠す程度の長さしかないベビードールが劣情を煽る。月明かりを浴びたふとももは、うっとりするほど健康的でむちむちしていた。

息苦しさにかられてスカートの裾を掴み、腰の上までたくし上げた。

闇のなかに、二十歳そこそこの娘が身につけるには猥褻すぎる扇情的な紐パンに包まれた臀部が露わになる。

恥部を覆う布面積も異常な少なさだったが、臀部に至っては完全なTバックだった。

裕はサイド部分に手を伸ばし、リボン状に結ばれた紐を弛める。

はらり──まず片側。続いてもう片側の紐もほどくと、セクシーな紐パンは下着としての機能を失い、用済みの布と化した。

「遥香。すごいお尻」

裕は恋人の股間から紐パンを抜き取り、豊艶な臀肉を露わにさせる。

もちろん、剥き出しになったのは大きなお尻だけではなかった。

「ふはぁ、裕。恥ずかしい。でも好きにして。早くお尻の穴にローション入れて」

高校でも一、二を争う才媛だった。そんな美少女が人目を忍び、ネットにアクセスしてアナルセックスについての知識を得ようとしている姿を想像すると、淫靡な痴情とともに遥香への甘酸っぱい愛おしさが増した。

いじらしい。ただひたすら、いじらしかった。

「あぁ、遥香」

裕は生唾を飲み込んだ。目の前で恥ずかしそうにくねる艶尻の眺めに痺れるほどの欲情を覚える。淡い鳶色をした秘肛が喘ぐようにひくついた。

「ローションを入れる前に、まず入口をほぐさないと……」

声をうわずらせて言うと、いったん容器を置いて双子の臀肉をさらに左右に割り広げる。皺々の肉の窄まりが横長にひしゃげた。

裕はたまらず、臀裂の底に顔を近づけ、肛肉に舌を突き立てた。

「あふぅわあ。あん、裕。あっあっ、いやん、ふはあぁ……」

「遥香。んっ……」

ぴちゃ。ぢゅるぱ。ちゅぱちゅぱ。ぴちゃ。んぢゅ。ちゅぱ。

尖らせた舌で肉の窄まりをほじり、放射状に伸びた皺の一歩一本を丹念に引き延ばすように舐め立てる。中央の肉穴はもちろん、皺の凹凸の刺激も舌に心地いい。

「あぁ、遥香。お尻の底、興奮する」

「あん、裕。あはぁ……」

舐めれば舐めるほどふしだらな肉悦が膨張した。

舌の矛先をアナルから、その周囲にちょろちょろと生え茂る尻毛に移す。たっぷりの唾液とともに舐めると、漆黒の毛先がチクチクと舌を刺した。

裕は濡れた尻毛を何本か摘んでクイックイッと引っ張りながら、なおも他の尻毛を舐め、再び肛華をれろれろと舐め上げる。

「やん、裕。お尻の毛、引っ張らないでってばぁ。恥ずかしい。あっあっ……」

羞恥に染まった声を上げながらも、遥香は官能的に尻をくねらせ、どこか甘ったるいものを感じさせる吐息を零した。

(遥香も感じてる。尻毛を引っ張られて……ううっ、ゾクゾクする)

遥香の反応に、つい全身に鳥肌が立つ。ローションを入れるための前戯はもう充分だろう。裕は自身の唾液で生臭くなった臀裂の底から顔を放した。

「それじゃ、入れるよ」

再び容器を手に取る。ノズルの先についたキャップをはずした。

たっぷりの唾液を塗りたくった皺々の肉の窄まりに、ゆっくりと近づける。

「あぁん、裕。ちょっと怖い」

「大丈夫。怪我させたくないから、動かないでね」

「う、うん。ふわっ」

にゅぷりゅ──ノズルの先端が肛肉に埋まった。遥香の身体に力が入るのが分かる。裕は容器を指で押し、中身のローションをゆっくりと注入した。