家政婦は蜜尻女子大生 初恋の君と恋人の甘いご奉仕

「動いていい?」

想像を遥かに超えた秘肛の締めつけに、繰り返し背筋を悪寒が駆け上がる。早くペニスを入れたり出したりしたい衝動にかられ、口のなかいっぱいに酸味が広がった。

「動いて。私のお尻の穴で気持ちよくなって。あん、裕」

「ううっ、遥香」

可愛い言葉に感激した裕は、たわわな桃尻を両手で鷲掴みにし、おもむろに肉棒の抽送を始めた。輪ゴムの締めつけ位置が根元から棹を通過して亀頭へ。再び棹から根元へ。あまりの気持ちよさに、知らず知らず抜き差しの速度が上がっていく。

「あっあっ。あぁ、裕。ふわっ。あはぁぁ」

「遥香、気持ちいい──」

鼓膜と股間を妖しく刺激する喘ぎ声にさらにいい気分になり、もっと勢いよくペニスをピストンさせようと、柔らかな尻肉を掴み直したそのときだった。

(──えっ)

視線の片隅に入口のドアをとらえた裕は、驚いて動きを止めそうになった。

(ち、千尋お姉ちゃん)

見間違いではなかった。細く開いた扉の向こうに人の気配がある。壁に姿を隠し、そっと部屋のなかを覗きこんでいるのはまぎれもなく──、

(お姉ちゃん。千尋お姉ちゃんが、僕と遥香のエッチを見てる!)

そうと知ったとたん、火照る身体がいっそう淫靡な熱を持った。裕は何も気づかないふりをし、改めて柔尻を掴み直して腰の振りを激しくする。

ぐちゅ。ヌチュル。ヌチョ。ぐちょぐちょ。ぬるちょ。ずちょ。

「ああん、裕。へ、変な感じ。お尻のなかで、熱くて……ううっ、硬くて……大きなおちんちんがいっぱい動いて。ふわっ、ああぁ……」

まさか千尋に恥ずかしい姿を盗み見られているとは思わない遥香は、勢いを増した怒張の動きにさらに妖艶に反応し、艶めかしい声を上げて煩悶した。

「裕、気持ちいい? 私のお尻の穴、ちんちん気持ちよくさせてあげられてる?」

「遥香……」

痺れるような酸味が、股間から全身に広がる。千尋に見られているという戸惑いが、ペニスの抜き差しを繰り返せば繰り返すほど倒錯的な昂揚感に変質した。

(ごめん、千尋お姉ちゃん。でも遥香、僕のためにアナルまで捧げてくれたんだ)

「気持ちいいよ、遥香。遥香のお尻の穴、すごく窮屈で、ちんちんを思いきり絞りこんでくる。あぁ、たまらない」

言葉にして遥香に答えると、言うに言えない罪悪感が増し、耽美な劣情が募る。裕はもう一度、ちらっとドアの隙間に視線をやった。

(──ええっ)

つい声を上げそうになる。千尋はさっき以上に隙間の向こうに顔と身体を覗かせ、夢中になって裕たちの爛れた行為を見つめていた。しかも──、

「ぁっ……っ……ぁっ、ぁっ……ぁぁ……」

(お、お姉ちゃん。オナニーしてる!?)

闇のなかにぼんやりと、初恋の年上美女の痴態が浮き上がっていた。千尋の片手はたしかに股間に潜りこみ、モゾモゾと動いている。

(あぁ、千尋お姉ちゃん)

露出度の高いワンピースを彷彿とさせるセクシーなナイトウェア姿だった。水色の花柄模様。スカートの裾にはピンクのフリルが付いていて、とても愛らしい。

ショーツは純白のようだ。闇のなかで瞳を煌めかせた千尋はせつなげに眉根に皺を寄せ、片手でグラマラスな乳房を揉みしだきながら、もう一方の手をショーツのなかに入れてリズミカルにうごめかせていた。

ぽってりした肉厚の唇から漏れ出す熱い吐息が、微かに聞こえて来る。

「ぅっ……ぁぅっ、ぁっ……ぅぅぅ、ぁっぁっ……」

(千尋お姉ちゃんがオナニーしてる。僕たちのアナルセックスをオカズにして、せつなそうな顔をしてオナニーしてる!)

信じられない現実が、裕の痴情をさらに掻き立てた。

どうして部屋に来たのだろう。最後にもう一度だけ、話でもするつもりで来たのだろうか。そこで遥香との思いがけない情交が行われているのを目にし、こらえきれずに自慰に耽り始めてしまったのか──。

よくは分からなかったが、異様とも言えるこの状況に猛烈な興奮を覚えた。

「ううっ、遥香。気持ちいい」

千尋に見せつけ、嫉妬させるつもりはなかった。

ただ、もっともっと、愛しい初恋の人がいやらしく昂揚し、恥悦を晒す様を盗み見ながら、とろけるように気持ちのいい遥香の肛肉を味わいたかった。

「あぁん、裕。へ、変なの。私も何だか。あっ、あはぁ……」

執拗に繰り返される尻奥深くへのピストンに、遥香の女体もさらにエロチックな発情を始めたらしい。突けば突くほど背筋がしなり、より高々と尻が突き上がる。漏れ出す声にも淫猥な響きが尻上がりに高まり、悩乱の度を増した。

「遥香。お尻の穴で感じて来たの? 遥香も気持ちいい?」

茹だるような情欲に我知らず鼻息が荒くなる。根元から亀頭まで満遍なく絞りこんでくる窮屈な肛肉の気持ちよさにペニスがジンジンと疼いた。

「あふう、あふう。裕、私、恥ずかしい」

シーツを掴み、取り乱しそうになる自分を必死に抑えつける声で遥香が訴えた。

そんな遥香の姿を、闇の奥から千尋が見ている。ナイティ越しに豊満な乳房を揉みこねる手つきが、ショーツに潜ってリズミカルに蠢く指の動きがさらに速まった。

「気持ちいいんだね。言って。遥香も気持ちいいって。あぁ、もう出る」

甘酸っぱい拍動を繰り返す陰茎の痺れと吐精への欲望が、意志の力ではどうにもならないほど膨れあがってくる。裕はフンフンと鼻息を漏らし、勢いよく腰を突き出して尻のなかに猛々しく肉棒を突き刺す。