家政婦は蜜尻女子大生 初恋の君と恋人の甘いご奉仕

「出して。わたしなんかのオマ○コでよかったら好きなだけ出して。受け止めてあげる。わたしのオマ○コで、裕ちゃんの精液、全部全部受け止めてあげる!」

「お姉ちゃん!」

千尋の口からとうとう「オマ○コ」などという卑語が弾けた。早く出してとねだるように、媚肉のぬめりがいやらしく蠕動して陰茎を絞り立てる。

「あぁ、気持ちいい。射精する。うわああぁ!」

「あはあぁ、裕ちゃん! おおお。おおおおおぉ!!」

恍惚のいかずちが裕の身体を直撃した。

尻を上げ、千尋の秘割れに深々とペニスを突き刺した少年は、愛しい人の膣奥に向けてどぴゅどぴゅと白濁粘液を射精する。

どうやら千尋も一緒にアクメに達したらしい。汗まみれの女体を裕に密着させてしがみついたまま、ビクンビクンと身体を痙攣させ、切れ切れの喘ぎを漏らした。

「あぁ……入って、くる……温かい……裕ちゃんの、精液が……ふはあぁ……」

「お、お姉ちゃん……」

二人はぜいぜいと息を荒らげ、新鮮な空気を貪り吸った。甘ったるい千尋の口臭に首筋や顔を撫でられ、うっとりと幸せな気分になる。

十回脈動しても、ペニスはまだなお、とぷとぷと精を吐き続けた。

「……大きくなったわね、裕ちゃん」

なかなか元に戻らない息を鎮めながら、千尋は愛おしげな手つきで裕の頬を撫で、髪を梳いた。裕のなかに、改めて甘酸っぱい喜びが湧き上がる。

「あんなに可愛かったのに、すごく逞しくなっちゃって……」

「お姉ちゃん」

肉棒は、精を吐き終えても萎えようとしなかった。裕は天にも昇る気分で、千尋と一つに繋がったまま、懐かしさいっぱいの安らぎを噛みしめた。

第七章 巨尻と精液だらけの淫らな宴

日の暮れかけた住宅街の通りを、裕と紬は手を繋いで戻ってきた。

紬のバッグは裕が持っている。

何と幸せな半日だったことだろう。ラブホテルの汚さなど、二人の燃え上がる恋情と淫欲の前では些末なことだった。

何度も飽くことなく、紬の女体を求めて精を吐いた。紬もそんな裕を熱っぽく抱きしめ、アクメを重ねれば重ねるほど感度を増し、獣のように吠えてくれた。

二人は汗まみれになりながら、どれだけ互いを必要としているか、言葉ではなく身体で確かめ、感じあったのである。

だが家が近づいてくると、どちらからともなく口数が少なくなってくる。

(遥香、まだ家にいるかな?)

夢中になって愛欲に耽っている間は、目の前の魅惑の肉体に完全に溺れきってしまい、遥香のことなど忘却の彼方にあった。

しかしホテルを出るころになると、遥香がどうしているか気になり始めた。おそらく千尋も、同じ気持ちのはずだった。

「お姉ちゃんは悪くない」

千尋の心が重く沈み始めたらしいのを察し、繋いでいた手をギュッと握った。

「悪いのは僕。誠心誠意心を込めて、遥香に謝る」

「裕ちゃん……」

千尋はこわばった表情のまま、並んで歩く裕の横顔を見つめた。

「は、遥香……」

ダイニングキッチンに入ると、遥香はテーブルの席に座り、両手で顔を覆っていた。キッチンのなかは今朝裕が飛び出していったときのまま、明かりさえついていない。

「……裕」

声をかけられ、ようやく裕が帰ってきたのに気づいたらしい。ハッと我に返り、こちらを向く。裕の背後に一歩退いてうなだれている千尋にも目をやった。

「よかった。気持ち、一つに繋がりあえた?」

遥香は見る見る瞳を潤ませ、二人に聞いた。そんな遥香の姿に、胸を押しつぶされるような申し訳なさと罪悪感を覚える。

「遥香、ごめんなさい!」

考えるより先に身体が動いた。床に膝を突き、深々と頭を下げて土下座をする。

「こんなことになっちゃったけど、遥香が好きだった気持ちは嘘じゃない。ほんとに真剣だったし、幸せだった。それだけは信じて」

「裕……」

「ご、ごめんなさい、遥香ちゃん」

裕に続いて、千尋も同じようにした。いたたまれない気持ちであることがよく分かる、こわばった震え声だった。

「やめて。そんなことしないで」

遥香は慌てて椅子から立ち上がり、二人の前にやってくる。床にひざまづき、「顔を上げて。お願い。そんなことされたら困る」と裕と千尋の身体を起こした。

「もう少しで……ほんとにいやな女になっちゃうところだった」

鼻を啜り、慟哭しながら言った。

「遥香」

「裕とお別れしなきゃいけないこと、すごく寂しいけど、罪の十字架だけは背負わなくて済みそう」

遥香は笑おうとした。だが無理に作った笑みはすぐにくしゃっと泣き顔に変わる。

「遥香ちゃん、ごめんなさい」

千尋がそんな遥香に近づき、抱擁した。千尋の瞳からも大粒の涙が溢れている。

「ごめんね。ごめんね。わたし、遥香ちゃんに何てお詫びを言ったら──」

「何も言わないで、先輩」

遥香はかぶりを振り、涙で濡れた瞳で千尋を見つめ返す。

「……婚約……破棄する覚悟なんですよね?」

遥香と千尋は互いをじっと見つめあった。決意の重さを物語るように、千尋はゆっくりとうなずく。

「だったら、これはハッピーエンド。私のことなんか気にしなくていいんです」

言うと、裕を見た。

「こう見えても私、付き合ってほしいっていう男の子、いっぱいいるんだから」

冗談っぽく言ったが、最後は完全な泣き声に変わった。

「遥香……」