「はううっ、くふう……う、ううん……」
悩ましい喘ぎのトーンが一段と上がる。首が据わらぬ子供のように、ショートボブの頭が、かくんかくんと前後した。
「すごいよ菜緒っ! ぐしょぐしょじゃないか……それに、洗っている意味がないくらいに次々と滴ってくる」
「あはあ、だ、だって、洋介が……て、掌を……はうううっ!」
指を反らせて硬くした掌底で、またしても女陰を擦りたてる。肉花びらをティッシュに見立て、くしゅくしゅと丸めるような要領だ。
「ああ、だめよ、だめっ、立っているのもつらいわ……」
「じゃあ、そこにお尻を乗せたら?」
洋介が指差した湯船に、愛らしいお尻が素直に置かれた。その間にシャワーヘッドを拾い上げた洋介は、菜緒の下腹部にシャワーを向けた。
「約束通り、菜緒を舐めさせてね」
返事の代わりに、すらりと伸びた脚が大きくくつろげられる。湯船のヘリにお尻を乗せて、つま先をぎりぎり床につけて、神秘の花園を晒してくれるのだ。
人妻ではあっても、未成年のヴァギナは、新鮮な肉襞が幾重にもピンク色に折り重なっている。
「あ、ああん、お湯が……あ、くふう!」
敏感さを増した肉体は、ソープを流すシャワーでさえ官能を揺さぶるのだろう。びくんと太ももが震え、小顔が弱々しく打ち振られている。
「シャワーで気持ちよくなっちゃうの? 助平なのは、僕よりも菜緒の方じゃない?」
「ああん、洋介の意地悪ぅう……あ、ああああ……」
激しい水流で、なおも肉の合わせ目を責め立てる。
痺れるような快美感が全身を貫くのか、下半身がもじもじと動いた。
ショートボブに手をやり、下唇を噛みしめて、悦楽の波をやり過ごそうとしているが、刺激的な湯が菜緒を溺れさせていく。
「ふうんっ! んんんっ……ふぁあああっ!!」
呼吸が激しくなり、形の良い乳房がしきりに上下している。薄く開いた唇からは、甘いソプラノが絶え間なく漏れるようになった。艶声がバスルームに反響するのが、余計に洋介の激情をそそる。
「ひゃぁん!」
シャワーの位置を微妙にずらし、芯核を覗かせているクリトリスを湯でなぎ倒した。
ドッと襲い掛かるしぶきに、薄皮が容易く捲れあがる。
「……うぐうっぅぅぅ!!」
ツンと尖った女芯は、絶え間ない刺激に、いっそう硬く勃らんで、今にも血を噴き出さんばかりだ。
やるせなくなった腰が淫らに蠢き、水滴が気持ちの良い部分にあたるようにずらされた。
「すごく色っぽいんだね。こんなに淫らなのに、超綺麗だ!」
肌にはじかれた水滴が、内股や下腹で結露しては、いくつかの筋をなし、まろみを帯びた腰周りを伝い落ちていく。無数の透明な蟲が性器に群がり、蠢いているようにも見える。美しい皮膚が濡れ、ぬめり光るのは、なんとも淫靡な光景だった。
勃起し続けの肉塊が、むずむずとして、もどかしさが募った。すぐにでも射精してしまいたい衝動に駆られるのを、洋介は違う形で表した。
「菜緒、そんなに気持ちいいの? 色っぽく身体をヒクヒクさせて……今ここを舐めたらどうなるのかなあ」
見た目は清純そうな幼妻が妖しく乱れる姿に、洋介は、シャワーヘッドを投げ出して、興奮を露わにその淫裂にむしゃぶりついた。
「ああ、そんないきなりなの?」
べーっと伸ばした舌で、濡れ粘膜を下から上にずりあげる。
途端に、細身が捩れ、腰がくねり躍り、絶え間なく嗚咽が漏れた。
もぐもぐと口腔を蠢かし、れろれろと舌先を彷徨わせる。
「美味しい! 菜緒のおま○こ……じゅぶじゅちゅじゅ……塩からくって酸っぱいけど……じゅるちゅばば……ほんのりと甘みがあるよ……」
「ふひっ、ふうんっ、はあっ……舐められてる……本当に、洋介に、あううっ、恥ずかしいところを舐められてるぅ!」
びくん、びくんと震える太ももが、心地よく洋介の頬を擦る。早くも菜緒は、初期絶頂を迎えたようだ。
気がつくと洗ったばかりの陰部が、涎と淫蜜でべとべとになるまでひたすら舐めしゃぶっていた。
いっそこのまま菜緒をイかせてしまおうと考えた洋介は、目の前でひょっこり顔を覗かせているクリトリスを舌先に捉えた。
「あふああっ、んん、くうううぅんんっ」
ソプラノがいっそう高くなり、腰がガクガクと痙攣した。同時に、膣内から生臭い蜜汁がどっと溢れ、洋介の顔がベトベトになる。それも構わず肉芯を何度も舐め転がした。ピンク色のそれはさらに充血を増し、舌先で弾かれるたび右に左に跳ねまわった。
「もうだめ! 私、このままイっちゃう! んああ、気持ちよすぎちゃううううう!」
洋介は、あとからあとから溢れ出る蜜汁を残らず呑み干そうと、唇を押し当てた。ツンと刺激臭のするお汁は、まさしく海のようで、生命の神秘が感じられる。
「ああッ、イクっ、ダメよっ、何か出ちゃうぅぅ~~」
凄絶なイキ顔を晒す菜緒の本気汁に顔中をベトベトにさせながら、ここぞとばかりにさらに強引に吸った。
ちゅるじゅちゅちゅっ、ずびじゅぶりゅりゅ、くっちゅ~~──。
淫らな水音と共に、喉奥にまで届く淫蜜の飛沫に、けほけほと噎せながらも興奮しきった洋介はその場を離れようとしない。
「ひうん! また来てるっ!! ああ、イクの止まらないぃぃっ!」
菜緒が喜悦の表情を天に晒し、両脚をピンと伸ばして昇天した。