（あの先輩がイキまくっている。なんて卑猥なんだ。ああ、そして、なんて素敵なんだ！）
洋介は心中に歓喜の雄叫びをあげ、トロトロになったぬかるみを弄りまくる。
連続アクメにむせび泣く綾香の艶姿に酔い痴れ、もうとっくに我慢の限界を迎えている勃起をギンギンに疼かせて、それでもヴァギナに食いついて離れようとしない。
「イってるのよ……おま○こイッてるの!! ああどうしようイクの止まらないぃ……私、こわれちゃったのぉ……」
凄まじい絶頂に苛まれた肉襞が、アクメ痙攣を起こして洋介の舌をこれまでにない強さで締めつけた。おんなの本能が、射精を促しているのだろう。けれど、相手が舌では射精など起きるはずもない。
「んんんんんんんんんんんんんん──っ!!」
激しい呻きの後に、チアノーゼを起こしたように再び呼吸が止まる。それでいて綾香は、身も世もなく悶え狂っている。
がくんがくんと女体が激しく痙攣して、高くお尻が持ち上がる。
「おおん、おおおおおおお！ 出る、出ちゃうぅぅぅっ～～～！」
舌で栓をしている膣孔がぷくっと膨れ、ぷしゅーっと間欠泉が噴き上がる。洋介の顔をびしょびしょにしたお尻が、力尽きたようにどすんと落ちた。
あれほど激しかった反応が、突然途切れてしまった。ようやく異常に気づいた洋介は、首を持ち上げて美貌を覗き込んだ。
「綾香……大丈夫？」
けれど、綾香は完全に意識を飛ばしていた。開いた薄目から焦点を失ったとろんとした瞳が覗いている。半開きの唇が、ふはぁ、ふはぁと荒々しくも甘い息を漏らすだけだった。
５
「たまらないよ綾香っ。こんなに淫らだなんて知らなかった。ほらほら、僕のおちんちん、もうこんなだよ」
未だ意識の戻らない綾香の肉体を愛しげに撫で擦りながら、自らの勃起を二度三度としごきたてた。
身に着けていた洋服を全て脱ぎ捨て、すべすべの女体を背後から抱きしめている。
右肩を下にして横たえた綾香は、美肉人形そのものだ。
きめ細かで、しっとり滑らかな膚は、こうして密着しているだけで気持ちがいい。
ツヤツヤのロングヘアに鼻を埋め、その甘い匂いを嗅ぎながら、洋介はしとっとした内股の間に肉塊を挟ませた。けれど、挿入はしない。ＳＥＸは、意識のある彼女としたい。
「もう少しの我慢だ。もう少ししたら先輩は目覚めて、迎え入れてくれる……」
自らに言い聞かせながら、しっとりふわふわの内ももに擦りつける。
先走り汁が、びゅる、ぴゅるるっと噴き上げ、射精さながらに白い太ももを汚した。
背後から大ぶりの乳房を鷲掴み、極上にやわらかい天井にあてこすった。
粘膜と粘膜が引き攣れるのを、互いのヌルつきがスムーズに緩和する。これだけでも勃起が蕩けそうになる。かつて恋い焦がれた綾香の素股なのだ。
「うわああ、柔らかいぃ!!」
ぷにぷにと柔らかい花びら粘膜が、洋介の上ぞりを舐めるように、ずずずずっと滑っていく。亀頭に押されてクレヴァスが開いたのか、じゅわわわあっと熱い滴りが零れ落ち、肉柱をネトネトにした。
「た、たまらないよぉ……綾香、おま○こに擦りつけただけでイっちゃいそうだ」
ぶりんと張ったお尻は、丸くて、白くて、果汁滴る桃のよう。その尻朶の割れ目にもあてがって、ふかふかお肉にも挟まれてみた。つるんとした剥き玉子の上に滑らせているような、なんとも言えない感触に、洋介は脳髄を融けさせる。
たまらずに引きつけた腰を押し戻し、またしても濡れ花びらに擦りつけるのだ。
その時、ビクン！ と綾香が震え、うっとりと目を覚ました。
「う、うーん……」
左右の花びらが柔らかく肉勃起を抱きしめてしまっている異変を察知したのだろう。綾香は自らの股間に視線を落としてから首を捻じ曲げて、洋介の顔を認めた。けれど、その色っぽく濡れた瞳は、今一つ焦点があっていないようにも見える。
「気がついた？ 大丈夫？」
「ああ、洋介くん、ごめんなさい……私？」
「気を失ってしまったんだよ。本当に気持ちがよかったみたいだね」
眦のほくろが恥じらうように、左右に揺れた。
「あれ、気持よかったんじゃないの？」
「あん、洋介くんの意地悪ぅ……気持ちよかったです」
恥ずかしそうに語尾が小さくなる。
「気を失うほどの気持ちよさって、よっぽどだよね。でも、まだだよ。今度は、僕のおちんちんで気持ちよくなってもらうからね」
洋介は、綾香のお尻に腰をぶつけるようにして、ぴっとりと寄り添い合う粘膜を揺さぶった。
「えっ？ あ、ああん……」
一気に綾香を発情させようと、手を彼女の前に回して股間に這わせた。やや上つきの淫裂に手指をあてがい、その合わせ目で息吹くクリトリスを探る。
しとどに濡れた花園からたっぷりと滴をまとわりつけ、ぬちゅんと卑猥な音を立てて肉萌をあやしはじめる。
「あふぅううううう……あ、ああああぁああ……だめよ、イッたばかりで、そこは敏感なのぉ……」
途端に、ぷりぷりのお尻が躍る。すると、今度は、あてがったままの肉柱が、花びらをしごき、そこからも快感電流が沸き起こってしまう。もちろん、洋介にも同様の淫波が走る。思わず、「うおっ」と声を漏らし、腰が引けた。
「だめ、だめだってばあ……私、また恥をかいちゃうぅ……」
「いいじゃん。恥をかいちゃってよ。イク時の綾香、ものすごく色っぽいから、僕、惚れ直しちゃうよ」
