ハーレムマンション 僕と美人妻たちの秘蜜な昼下がり

「だって洋介に気持ちよくなって欲しいものっ。私だけがイクのはいやっ。一緒が良いの」

苦しげにも見える艶顔で、可愛いセリフを吐く菜緒。あまりの健気さに、洋介の頭の中で白い閃光が爆ぜた。愛しさが膨れ上がり過ぎて、暴発した感じだ。

裸身をむぎゅりと強く抱きしめ、再び唇を重ねて、舌を挿し入れる。顎の裏側や頬の内側、舌の付け根や喉奥まで、口腔内のありとあらゆるところを舐めまわした。

「ふごうううっ……もうだめだっ、う、動かしても良い?」

限界が近づいた洋介は、律動の許可を求めた。目もとまで赤く染め、こくりと頷く菜緒。恥じらいの滲み出たその表情がたまらない。

肉感的な抱き心地に未練を残しながら、腕の力で女体を持ち上げ、ゆっくり腰を動かしはじめた。連続絶頂に妖しく蠕動する膣肉が、いかないでとすがるように喰い締めてくる。肉棒を中心に、くず湯にでも浸かっているようで、下半身が蕩け落ちそうだ。

「あふうぅん、ああっ……はああああぁ~~んんっ!」

くびれた腰を両手で掴み、前後に揺するようにして抜き挿しを開始した。張り出したエラ部分で、菜緒が敏感に悶え狂う急所を擦りつける。

「あうんっ、ああそこ、あたってるっ! ああっ、あたってるのぅっ……」

急所からはずれぬよう、やさしく圧迫しているにもかかわらず、手ごたえは十分だった。

どこか幼さが残る美貌を左右に打ち振り、汗にぬめる裸身をくねらせて、いたるところの筋肉をひくひくさせている。

「洋介すごいぃっ……感じるところに擦れてるよぅ……ああ、ダメっ……気持ちよすぎてダメになっちゃいそうぅぅ!」

悦楽に身も世もなくよがり狂う菜緒。淫らなイキ顔は、けれど途方もなく美しい。

「ああ、もうたまらない。お願い、もっと強くして。お腹の中を烈しく突いてぇ!」

おねだりに応えるためか、自らの快感を追うためか、洋介は女体を抱きかかえたまま、その場に立ち上がった。

「きゃうんっ!」

小柄であるために体重も軽いとは言え、緊結部分に重力がまともにかかるのだ。菜緒が悲鳴にも近い喘ぎをあげたのも当然だった。どこかに掴まっていないと、奈落に堕ちそうな感覚なのだろう。若鮎のようなふくらはぎが、洋介の腰に巻きついてくる。細腕で首筋にしがみつき、肌という肌をぴったりと密着させてきた。

まるで大樹に蔓が絡まるように、二つの肉が互いを縛り合う。

「大丈夫? 怖くないからね 落としたりしないから」

太ももから尻肉にかけてを両手で支え、豊かな艶腰を自らの腰で受け止めるようにして、ぐんと菜緒を貫いた。切っ先が、内臓をぐいぐい押しているのを知覚できた。

「ひふうううううんっ!」

必死にしがみつく菜緒は、けれど音をあげる様子はない。その朱唇からは、苦痛だけとは思えない甘い嬌声が漏れている。全身性器というほど敏感にさせている菜緒のことだから、むしろ喜悦に酔い痴れているようでさえあった。

「すごいよ、菜緒! 喰い締めがより強くなったよ」

洋介は、二度三度と膝を跳ねさせ、その反動で肉壷を抉る。

「ふああ、あん、はああっ……あん、ああん! ああ、うああああああ~~ぁっ!」

フライパンを返すような要領で、菜緒の尻朶を振り上げる。クンと持ち上がっては、ずぶんと落ちる艶尻の動きは、そのまま激しい抽迭運動でもある。

「はん、あん、あん、あはっ……。ふひっ、ひあぁっ、ああん! あん、ああんっ!」

重々しい突き入れのたび、ゆさゆさと乳房が上下し、それに合わせるようにソプラノ嬌声が、悩ましくスタッカートを繰り返す。

「すごいっ……ああ、もっと……もっと奥を……じゅぶじゅぶさせてぇっ」

美貌が歪み、きざした表情を浮かべている。吹きかかる甘い吐息も、火のような熱を帯びている。

「うふぅ、あうぅぅっ、ああ、イキそう……。あぁ、お、奥が、奥が熱いいっ!」

「うおお菜緒っ、菜緒おおおっ!」

獣のような咆哮をあげ、膝のクッションを利かせて、律動のピッチをあげた。耐えがたい悦びに包まれている。美しい若妻を刺し貫き、官能的なすすり泣きをさせているのだから、それも当然だ。しかも、抜群の締まりとうねりで、肉塊の崩落を促されるのだ。

「ふうううん、ほおおおっ、おおおおおんっ」

さすがに辛そうな菜緒に、ゆっくりと片方の美脚を下ろしてやり、もう一方の足を湯船のヘリに。そのまま立位の体勢で、抽迭を開始する。

「はうううううっ!」

先ほどまでとは異なる体位、異なる角度で、膣肉をしこたま擦りあげる。

さほど女性経験の多くない洋介にとっては、はじめての立位抽迭だった。慣れないだけに、時折恥裂から肉塊が抜け落ちて、ぞりぞりと互いの陰毛だけが擦れあってしまう。繊毛と剛毛が淫らに絡まるその下方で、割れ目がぽっかりと口を開け、肉棒を求めるように花びらがヒクついている。攪拌されて粘度を増した蜜液が、白濁して淫らに糸を引いて滴っていた。

頭の中を真っ白にしながらも、本能で肉孔の位置を探り、ぐちゅっと挿入し直す。

じゅぶじゅぶじゅぶっと、最奥まで挿入し、勃起の付け根を肉土手に密着させた。

「ぅあっ、あはあああぁんっ」

ふっくらした肉土手に未練を残しながらも、引き締まった腰を再び前後させた。

「ものすごく気持ちいいよ! 菜緒のおま○このざらついた天井に擦れているっ」